![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159717108/rectangle_large_type_2_9a68d8ae57aabbd23acb3ac3080f0a51.png?width=1200)
全人類に優しくあれ、特に初心者には。しかし、人は過ちを繰り返す。【デュエパ】
世界にはよくないがおおい。
みんなはつかれているので、みんなはべつにやさしくないし、やさしくみえるヤツはただなにもいわないだけだ。
でもおれはつよいし、やさしいし、つよいから言ってやるが、おまえはつよくないから人間の優しさの"ミルク"をのむべきだとおもう。おれはつよいけど「最強」になりたいから人間の優しさのミルクをのむぜ。ギャオオオオオオオオオ!!!
人間の優しさのミルク
「milk of human kindness」
人間の性善説を唱えた一節......の直訳。
シェイクスピア著 マクベスより
おれは人間の優しさの"ミルク"=「The milk of human kindness」があるとしんじている。
おまえは強くないから、おまえより強くないヤツをみると、強いヤツ(特におれ)に勝てないイライラをおさえるためによわいヤツにむかって「最強」と叫びたくなるかもしれない。
でもおれはちがう。よわいヤツはおれを強くする。そいつがよわいのはイライラするが、おれが食べなないでほおっておいてやるとだんだん強くなった。おれはおれが強いのがうれしい。よわいヤツを食べないでおくと、おれが強くなってうれしい。よわいヤツがよわくなくなってイライラもとれる。
だからおれはよわいヤツをころさないようにしてる。おれが強くなれるから。でもこんなに会話をするのはつかれる。
おれは強い。おまえはよわい。でも、おれはおまえとあそびたい。今のところ。
おれがよわいヤツ(特におまえ)とあそぶのはたのしいか?おれはおれ以外のヤツを殴ったり食べたり銃でバラバラにするのがたのしいが、殴ったり食べたり棒でズタズタにするヤツがいないなるとたのしくない。おれはちょっとかしこいから、ミライ?のことをかんがえるできる。あと強い!
よわいヤツはよわい。特にたたかいではよわいヤツは負け犬みたいだ。よくわからないところを殴るし、意味のわからない食べ物をよく食べる。おれはかしこいから博士なので、何で殴ったらきもちいいかとか、どうして殺したらたのしいかをベンキョーさせてやってる。でもよわいヤツは何をしてもたのしいのコツがぜんぜんわからないから、カラダに教えてやってる。
こうしたら殺せるとか、どこ殴ったら死ぬとかは教えない。とにかく殴ったら死ぬからだ!ガハハハハハーッ!
でも、おれのことをバカにしたら殺してやる。よわいヤツのままでも殺す!
人間はよわく、賢い。おれは強い。でも、人間は強くなれる。
人間は人間の優しさのミルクを飲んで強くなる。おれも強くなりたい。
おれと殴りあえるヤツはあまりいない。だからおれはおまえと優しさのミルクをさがす。それをみつけたら、おれとはんぶんこしてやる。おれは強くなりたいけど、おれは殴るもしたい。できれば、強いヤツと。よわいヤツはつまらない!
ならばとおれはなんにちもかんがえた。すごい。
だからおれとはんぶんこだ。
人間はおれとなぐりあえるだけですごい。おれはいますぐにでも、おまえをなぐってきもちよくなりたいが、おまえが強くなってからなぐったほうがたぶんもっときもちいい。
おれがおまえに優しさのミルクをわけてやったとき、おれもつよくなる。
超サイコーな世界に誕生した超サイコーの娯楽、みんなでグーで殴る。
おいお前!そこのお前!
俺たちと遊ぼうぜ、ちょ〜ど一人空いてたんだ!何?ゲームのルールを知らない?別に良いって!ホラよ、俺のデッキ(2750円)貸してやるからさァ!席に着いて!
あら〜〜!おれの場にはジウォッチ、ジスタジオ、VAN、完全不明、ギャイア、モアイが立っちまったな〜!じゃあお前殴るからお前がビリな!よわいなあ!ビリは全員にマイナスだぜ?
ぼくくん「そんな...ゆるして...」
ボゴ───────ンッ!!!!!!!!
ギャオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!
おれはつよい!おまえを殴る!銃で殴る!おれはよわくない!殺害!破壊!
スレッジハンマーがレイダーの頭部を粉砕!!
ミニガンの側面がレイダーの頭部を粉砕!!
ぼくくんの頭蓋骨がレイダーの頭部を粉砕!!
ぼくくんの頭部はコンクリートに霧散!!
ぼくくんの脚部をインベントリに収納。
おれはつよい。ゆえにひとりだった......。(男は静かに焚き火の前で語った。)
たたかいとは、あいてがいたらはじまる。それまではひま。
おれはつよいが、いつもひとりだった。
ぜんいん殺したら、ぜんいんいなくなった。
だからおれはおれといっしょに強くなれるヤツをさがしている。そのためには殺しもしない。すこしはかんがえた。
でもいまはおまえがいる。おまえたちがいる。おれよりずっとよわかったおまえたちは多分おれよりすこししたぐらいまで強くなった。おれとあそんでも、そんなにしなないからたのしい!
......なあ。おれ、もういいか?おまえ殴っていいか?強くなったんだよな?おまえ?おれともっとあそぼう。おれもやっとほんきだせる。
殴っていいか?
殺していいか?
食っていいか?
殴っていいか?
おれはつよい。だからいつもひとり。