興奮(exciting)!デュエパデッキ
やあみんな、こんにちは。
今日も相変わらず騒いでいます、飯田です。
今回はデュエパーティーについにやってきたあの商品について取り上げていきます。正直言ってこの商品をタカラトミー公式に発売してもらえるならば何も言う事は無い、とまで思えるほど待ちに待った瞬間です。
話は少し変わりますが、関係のない話でもないので小噺を挟みます。
デュエルマスターズのお兄様、「マジック:ザ・ギャリング」にも統率者戦(commander/EDH)というデュエパーティーの骨子となったフォーマットが存在しています。この統率者戦は2002年頃にグループ内でのハウスルール(Alaska magic)として親しまれ、その後2009年には総合ルールでの記載、つまり公式サポートが得られるようになりました。
そして2011年に『統率者』デッキセットが発売されました。
この『統率者(2011年版)』を皮切りに統率者戦のプレイ人口は爆発的に上昇しました。
一方同年'11の日本でもこのセットが発売されてからかは存じませんが、統率者戦をデュエル・マスターズに落とし込んだ「DMEDH」がハウスルールとして遊ばれ、そして巡り巡って今日のデュエパーティーへと至っています。
そして2024年1月20日、デュエパーティーにも構築済みデッキセットが発売されました。
強力な新規が目白押しのセットです。
筆者も度肝を抜かれるようなカードが多く、コレらを基礎にゲームが変わっていく様相も感じられます。そして、統率者戦同様にプレイ人口の増加もまた期待せざるを得ないわけです。
今回は新規カード全37種をレビューしていくのと、4種から個人的なオススメを紹介する記事となります。早速見ていきましょう。
全デッキ共通
《キズナ・チャージャー》
全デッキに1枚入っています。
アンタップイン、かつ唱えるための色拘束もなく、パートナー限定で全色になれます。まともな3コストチャージャーの無い水文明には嬉しいかもしれません。
《天気くん》パートナーの侵略デッキは単色カードが大量に入るため、そのケアに最適です。
特殊な事例ですが、シノビや革命チェンジ等特定カードの確保のために多色パートナーを採用するデッキではパートナーの召喚が不可能なので重宝するかと思われます。
ドラドラドラゴン龍幻鄉
豪快な戦略が楽しめるドラゴンデッキ!
《ボルシャック・ドラゴ大王》
このデッキの顔役に恥じない超〜豪快な連ドラ戦略が楽しめます。
踏み倒しにはお馴染みの「○体」表記が無いため、バトルゾーンに出せるドラゴンであればクリーチャーでなくとも出るはず。
デカい《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》、《超天星バルガライゾウ》なのでとにかく捲りたい時にはオススメです。
注意する箇所は全ての効果が強制である点です。ある程度捲ったら相手を倒せる出力のドラゴンをデッキに入れてデッキ切れ前に勝負を付けましょう。
《ガルチェンソ・ドラゴン》
《ボルシャック・ドラゴ大王》とパートナーを変えられるクリーチャーです。(他デッキにも同じコンセプトのカードが封入されています。)
3ブースト1回収+1バトルが出来るすごいドラゴンです。3-5-8のマナカーブの中核をパートナーが担えるためデッキ構築にゆとりが生まれます。
同じく8マナへのジャンプを得意とする《トップ・オブ・ロマネスク》とは異なって、色事故が極めて起こり難い確実な8マナ到達か手札の補強、ブースト後も仕事が出来るバトル効果でリードしています。防御力はスッカスカですが。
ブレイク効果は徹底して勝ちに行くための準備をする上記能力に則したもので、ブースト+マナ回収による攻撃力の確保後にダメ押しを刻めます。そもそも本体がW・ブレイカーの時点で強すぎます。
《ドラゴカリプス・デイ》
待望の火のS・トリガーです。
確定除去であり、複数を巻き込める火のカードはこれ以外にありません。
バトルを介したり、コストやパワーを参照するものばかりの火のトリガー事情の救世主。悪く言えば書いてある通りにしかならないし、語ることもない。書いてある通りに使えば書いてある通りに強力。
《友情地龍 ルピア・ターン》
すごい!
山上にカードを置けます!《コラプス・ウェーブ》とか抜きなさい!《メガ・キリキリ・ドラゴン》とは山札消費の観点から甲乙つけ難いが、大体はこちらが勝る!
山上操作の強さは「ブレスト・ドラグナー」を使っていた諸氏には伝わるかと思われます。このデッキでは連ドラを確実に決めるためのコンボパーツかつ初動札です。擬似的なマナ回収や、手札に多色がダブついた時のケアも出来るため非常に汎用性が高いです。
デュエパーティーでは《斬隠オロチ》、各種ディスペクター、ハンデス時の避難先など、コンボに特化しなくとも使える手段が多岐に渡ります。
個人的には本体がコマンドを持っているため通常構築のバイクデッキで使いたいですね。
《ボルザード・スーパーヒーロー/超帝王タイム》
西のボルザード
《マンハッタンの心絵》を割れるクリーチャーとして注目されています。これまで連ドラ戦略の爆発力に抑制がかかるため必ずカード除去を入れる枠がありました。しかし、それはドラゴンのギミックからは外れた外部出張だったために人は《メッチャ映えタタキ》、《勝舞の機神装甲ヴァルボーグ/火炎ヴァルバスター》、《英雄奥義 バーニング銀河》の三つに別れました。
ただヘイト置物である《ルベル・ゴルギーニ》は対象に取れないので別の手段を用意しなければなりません。
下面は厄介な置物の破壊に貢献します。最近は出したら死ぬと知れ渡った《DG-パルテノン ~龍の創り出される地〜》や、地上戦に強い《真価と代価のチェスト》、小型のメタや、《テラスザーク<ナーガ.star>》の面展開の抑止にも繋がります。
することが無ければ最低限SA・Wブレイカーなので旨み十分です。
《裏斬隠裏蒼頭 バルガリスク》
待望の新規シノビ......?
防御札としてよりはインスタントタイミングでのドラゴン捲りが主な役割です。最速タイミングですと、ドラゴンが捲れなくとも《ボルシャック・ドラゴ大王》へ繋げられます。
良くも悪くも雑に使えば雑な結果しか待っていないので、山上の固定化を行えれば防御としても、使わなくとも次ターン以降の引きの安定性にも繋がります。《魂の呼び声》《レーホウ・衛・デカッチ/「暴竜爵様のお出ましだッチ!」》が入っていることを祈りましょう!
正直《斬隠オロチ》の偉大さを認識するハメになっています…。
《ハナサキ・ゲルグラノス》
トリガー版ラグマール
本体スタッツがよろしくない上に、どのデッキもそこそこクリーチャーが並ぶこのフォーマットでは除去も心許ないです。
類似例として出した《霊騎ラグマール》は主に《カンゼン邪鬼<不明.鬼>》に採用されるカードですが、類似効果の《ハナサキ・ゲルグラノス》の採用についてはS・トリガー獲得によって増大したマナコストによりかなり怪しいでしょう。
《ボルシャック・インフィニティ》
コスト制限の無い《インフィニティ・刃隠・ドラゴン》
離れた時の誘発はいくらでも悪用出来ます。
各ターン一度の制約はありますが、ボルシャック関連にはセイバー:ドラゴンがちょこちょこあるので相手ターンでの誘発も工夫次第でできます。
デッキ改造で輝くタイプのカードとなっており、特に光入りは革命チェンジやブロッカーで1周4ターンを余すことなく使えそうです。
《龍の世界 龍幻鄉》
グレガリゴンはおじのみんなの心の中にいるよ。
ブースト付きなので初動枚数に数えられます。かつSAまで付与するのでやりたい放題しています。
ボルシャック専用サポートの《切札の里》もSA付与を持っていましたが、あちらはボルシャックのみでもとんでもない火力を出していたのでこちらは更なる強化となります。
またついでのようにウルトラセイバーを備えています。テキスト全部ヤバすぎ!
不敬なり!真邪眼騎士団
超大型ディスペクターを連打して勝利を目指す!
《煉獄大帝 キング・ロマノフ》
出た時に全体クリーチャー除去、シールドが離れればシールドブレイク、そして強制アタックを強いるシステムクリーチャーです。
現状の自然入りナイトでも十分なパワーを持っていますが、除去の択はナイトギミック内で用意出来ていませんでした。また決定力不足もあり、わざわざブロッカーの《魔光大帝ネロ・グリフィス》で殴らざるを得なかったところに相手ターンでもシールドを小突けるのもGoodです。
全体マナ送りが自身にも影響があるため、強制アタックを捌くためのギミック構築にいささか邪魔というきらいもあります。ですが、光闇自然文明はクリーチャーの展開に長けた文明なのでリカバリー手段の用意や、召喚までの展開の抑制を行えば問題ないです。このクリーチャーをパートナーに据えた場合は元からクリーチャー展開のレースに参加する必要も無いのでどっしり構えてリソース回収に勤しみましょう。
《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフⅠ世》
ヘイトマシーン。
2マナ回収がとにかく強いです。
この文明の組み合わせは一枚のカードパワーで戦えるクリーチャーが大量に存在するため、ひっつきがあればいくらでも盤面を強固にできます。
攻撃された時のランダムハンデス能力は隣の相手との交渉が必須になるいやらしいものになっています。手札の少ないプレイヤーがいる場合は必ず相談しましょう。一応ですがニンジャストライクの宣言タイミングは攻撃プレイヤーの攻撃時に誘発する能力の解決後に全プレイヤーに回ってきます。
攻撃プレイヤーの、攻撃前の宣言(《百鬼の邪王門》)
↓
攻撃前に誘発する能力の処理
↓
相手プレイヤーの、攻撃された時に誘発する能力の宣言(ニンジャストライク、《百鬼の邪王門》)
↓
相手プレイヤーのブロック前に誘発する能力の処理
ちなみに類似カードの《戦国接続 ギャラクテスト・シデンシーザー》とはマナ墓地3枚回収、山札の消費枚数で差がありますのでどちらが上かという括りでは測れません。
初期山札59枚、ゲーム開始時には47枚、そこからマナに7枚埋めて召喚すれば最大37枚にしかなりません。これでもまだ枚数があるかと思われますが、こういった山札消費を何度も行う文明の組み合わせなのですぐ山札が切れます。改造する時は山札回復を複数枚入れましょう。
《魔弾 マッド・ゲンド・チェスター》
まさかの汎用札です。自然版《襲来!鬼札王国》。
ナイト呪文なので様々なサポートで手札に持ってこれます。
マナ送りは「相手にリソースを与える」印象が強いかと思われますが、基本的にキルターンの長いデュエパーティーでは些事です。むしろ自然以外の文明はマナゾーンからの回収手段に乏しいため実質的に使用不可能に陥ります。
クリーチャー蘇生に関しては言うこと無し!類似カードと同じ使い方で大丈夫です。一応闇自然多色の蘇生呪文は《復活と激突の呪印》以来の待望の2枚目です。
《邪天魔縛 へロマノフ=VENⅡ世》
「不敬なり!」のテーマはハンデス。
——煉獄大帝 キング・ロマノフ
セルフハンデス2枚を各対戦相手にぶち込めるヘイトモンスターです。
「ハンデスは弱い」の定説は大抵のハンデス能力の影響が対戦相手一人に限定するものだからでした。また各プレイヤーに及ぶハンデスに関しても1枚ずつ、ETBの1回のみ、本体性能の低さが枷になっていました。しかし流石にETBと攻撃時に2ハンデスともなると、マジレス度が若干上がりますね。マッドネス?そんなもん採用する枠あるんすか!?
とはいえ、余程基盤が弱いとかでも無い限りは現代デュエマは2ハンデス程度では止まらないので《ロスト・ソウル》がバカスカ飛んでくるよりは健全です。いや《煉獄大帝 キング・ロマノフ》の除去食らった後でこれ出されたら狂うが?
対面によって強さが変わりますが、基本的にハンデスは適当に撃っても弱いことだけは覚えておいてください。ハンデスは量より質です。
《Disザルフェル》
《鎧道接続 キング・マルバディアス》のアッパーカードです。
除去+カード回収にブロッカーまで内蔵しているオタク感満載のカードですね。光闇自然は一枚のカードパワーで横のカードを押し上げることは得意なのですが、どうにもリソースの観点から横の繋がりが薄くなっていました。赤抜き4色で手札が足りないみたいなアレです。
6マナで正規召喚する旨味がそんなにないのでディスタスの踏み倒しサポートを受けたいです。
ライバルは《信眼!ジェンゲガーvsシェケダン》。
《天雷 アヴァ-1》
ドローソース来ました。
この文明の組み合わせはもうとにかく手札が欲しいです。雑に《腐聖 ベガ-2》のようなキャントリップ生物としても扱えます。
そしてなんと言ってもまともなササゲール持ちナイトが出たのは喜ばしいことです。自壊出来るナイトは《魔光大帝 ネロ・グリフィス》といくらでもひっつきが生まれるのであればあるほど良いです。
唯一の懸念点はドローが強制なことです。《父なる大地》や《リアルとデスの大逆転》でLOされることもあるので気をつけましょう。オタクは普通に狙ってきます。力を貸してください、オタクと戦いましょう。
《Disゴリアス》
今更《爆砕面 ジョニー・ウォーカー》かよ!テンション下がるぜ!
ナイトはネログリフィスとの無限の引っ付きを追い求めています。その中ですぐに自壊出来るナイトは《悪魔妖精ベラドンナ》以外にいませんでした。そのベラドンナも片方のモードがハンデスだったのでフルに発揮する機会はありませんでした。
しかし《Disグリアス》はその中でも革命的な強さを持っています。マナ加速はもちろんですが、このフリーズがとにかく強いです。このフォーマットはとにかくシールドブレイクが一番勝ちに繋がる行動ですので、それを咎められるのはコントロールデッキにとってありがたいです。またタップされるため隣の対戦相手がバトルしてくれることもあるのでラッキーパンチも狙えます(オタクはタップキルさせるためにこちらを誘導してきます。恐怖)
闇入りは《凶鬼03号 ガシャゴズラ》《アーテル・ゴルギーニ》で複数蘇生出来るので何度もフリーズとネロでの呪文詠唱ができます。
《Disミン》
発見の誘惑を生物にするな高校 校歌
作詞・作曲 龍魂珠
発見の誘惑を生物にするな
そもそもデュエマ換算で5、6マナ相当や
交渉カードですねwじゃねえ
大体ブーストの恩恵に預かった方が強え
こいつのために2-4-9にするな
デュエパのマナカーブの基本は3-5-8や
《フェアリー・ライフ》を抜け
《フェアリー・Re・ライフ》はもっとカスや
あゝ うわ—— パワーパワーパワー
力力力 破壊破壊破壊
良いマナブースト 悪いマナブースト
うお———— 新世界秩序
《邪眼 レクセイ-1》
またハンデスですか。
基本ハンデスに対する評価は高くありません。
蘇生ギミックがあったとしても、連打するようなものでもありません。これが出るだけで苦虫を噛み潰したような顔されるので。
ここまでのカード群から、どうしてもハンデスを強くしたい意思を感じるので開発のさせたいことを邪推すると
光闇自然はマナ墓地は肥えるが手札リソースが少ない。→対戦相手とのリソース差が縮めばカードパワーで勝てる。
かと思われますので、おそらくデッキとしてもコレを何度も蘇生出来るギミックが入っているのではないでしょうか。
双極のアカシックZ計画
ツインパクトカード満載のテクニカルなデッキ!
《アカシック・ゼノン》
カードプールが増えるほど強くなるタイプの将来性に満ちたクリーチャーです。
ツインパクトデッキの性質上ツインパクトのみで勝つというのは難しいので、こういった雑な火力が欲しかったですね。
下面を唱える能力はマジックの盤面操作とドローが強いので、派手なことがほぼ不可能なツインパクトにおいては無理に構築を後ろに寄せるよりはガンガン殴れる構築が良さげだと思われます。自然入りマジック、オモロいと思います。(闇マジックはオモロいらしいです)
極論を言えばツインパクト染めは轟破天しても、バラギアラ出しても勝てないので......。
《アカシック・ゼット》
アカシック計画のクリーチャー全員集合!
ヘイトモンスター過ぎます。
基本的にツインパクト構築は「何でも出来る代わりに勝ちに行けない」ので、対応力は無尽蔵にあります。そんなデッキなので、割とどんな状況でもクリーチャーETBやら呪文詠唱の恩恵に預かれます。
ジャストダイバーのため、必ず一周の生存が確約されています。3つの能力をこれでもかと使える他、相手のカード使用の抑制にも繋がるので良い事づくめです。シールドを狙われても最低限シールドブレイクで抗えるためTブレイカー+1打点用意出来れば相手を倒せます。
基本は狙われやすくなってしまうクリーチャーですので一枚だけ置くよりはしっかり盤面を整えてから出すようにしましょう。
流石に杞憂かと思いますが、「各ターンはじめて、」と「各ターン、」で表記ゆれがありますので一応ご注意を。
《アカシック・C》
ツインパクト限定の薫風妖精です。
ツインパクトにありがちな単色だらけなマナを解消できる一枚です。
ツインパクトのアンタップは《ハリケーン・クロウラー》や《逆転のオーロラ》に対して有効に働き、上記の染色能力と併せてコンボ性の高い一枚です。
下面は貴重なカード除去です。ドラゴン龍。
《ギガタック・ハイパー・トラップ》の良いとこ取りで、「自分のカードを巻き込まない」+「厄介な非クリーチャーカードを除去出来る」と除去範囲こそ及ばないものの小回りが効く呪文に仕上がっています。
一応カード除去ではありますが、「エレメント」除去なので構成物の下のカードの指定は出来ません。
《アカシック・B/「バブルの泡に溺れるのヨ!」》
ジェネリックボンキゴマイム。
下面がとにかく強いです。除去にドローが付いているので非常にバリューが高く、受けの場面ではシノビをドローできる確率が高まります。
水単のトリガーの中で最高峰(トップはBFFモーメント)であり、手打ちにも耐えうるカードなので同アカシックサイクルの中では個人的に評価が高いです。
本体性能も全能ゼンノーなのでいつ使っても腐りません。ツインパクトの強い部分が遺憾無く発揮されています。
《アカシック・A/「アサルト!やっちまいな!」》
アカシックサイクル最後の雄、そしてドラゴン龍構文。
意外とアーマードに少なかったメタ。
デュエパテキストのおさらいも兼ねて、メタ範囲がどこまで適用されるかざっくり説明します。
「◾︎」から始まる文中において「相手」が複数回出た場合はその「相手」とは同一のプレイヤーを指します。
《アカシック・A》においてはターンプレイヤーがA、プレイヤーAがマナゾーンをタップせずクリーチャー(A)を出せば破壊されます。
次にターンプレイヤーがAである時に、プレイヤーBがマナゾーンをタップせずクリーチャー(B)を出すと破壊されません。
とはいえ、相手ターン中にほぼカードが使えないデュエマではあまり大差はありません。
下面は9000スクラッパーをバラまく呪文......だと思いたいのですが、英文を日本語訳したような文章なのでGoogle翻訳にかけました。
Choose up to 2 of each opponent's creatures and destroy them, with a total power of 9000 or less for each opponent.
めちゃくちゃMTGで見たような文章です。各対戦相手に9000スクラッパーで間違いないようですので、それ前提で話を進めます。
同サイクルの中ではどちらの面も相手への依存度が高いですが、横のカードが強過ぎるだけで火単の中では圧倒的に上澄みの部類です。
《クック・ポロッチ&ドラッケン/スクランブル・チャージャー》
主に下の呪文を使います。
何故かマナ加速しながらSAを生成できる上にバリュー自体は《スクランブル・ブースター》ではなく《キリモミ・ヤマアラシ》相当なので実質1マナSA付与です。
惜しむらくは同チャージャーサイクルの中で唯一《アカシック・ゼノン》との噛み合いが全くないことです。《アカシック・ゼノン》はツインパクトが攻撃する時にバトルゾーンに置いたまま下の呪文を唱えられますが、
チャージャー(唱えた後、墓地に置かれるかわりにマナゾーンに置く)としてマナ加速もできず、SA付与が《キリモミ・ヤマアラシ》式なので何の意味もありません。
ただそこらの火単チャージャーより圧倒的に強いです。《エナジー・チャージャー》買取200円の時代の終焉。
《雪精 サエポヨ&ユキぴょん/ハンマー・チャージャー》
なんだコイツ!
同サイクル内最強のチャージャーです。
単体で完結しており、一人でぐるぐるしています。このカードはツインパクトデッキか余程困っているデッキでしか採用しないのですが、そんな専用デッキで組んだ際のバリューの高さがとんでもなく跳ね上がります。3枚見て1枚加える、マナ回収、ゼノンがいればもう一度3枚見て1枚加える......。
一つケチを付けるならツインパクト特有の弱点として「便利なだけ」が挙げられますが、それ言うと今回のツインパクト新規全部終わるのでやめましょう。
《K・アトラン&キング海賊団/アイアイサー・チャージャー》
デメリット付きですが、毎ターンアンタップする高パワーのブロッカーです。
リソースを稼ぎまくる都合でツインパクトデッキという時点でヘイトが微増しており、序盤のうちに小型クリーチャーでチビチビ殴られてしまう光景がまま見られます。そういった状況に蓋をできる高パワーブロッカーが染み渡ります。このフォーマットは地上戦の強さがデッキの安定感に繋がるので、縁の下の力持ちとなれます。
下面はまさかの《デバウラ・チャージャー》の上位互換となっており、ツインパクトデッキではカード何でも回収に化けます。
水単のチャージャーはコスト3というだけで採用圏内に入る限界集落(ピーピング・チャージャーは村八分)なのに、一番強い仕上がりとなっています。
ただ《アカシック・ゼノン》のデッキなのにコイツは攻撃が出来ません!チャージャーサイクルでサエポヨしか機能してないのは控えめに言ってヤバすぎます。
《慈愛妖精カーネ》
キャントリップと置きドロー、破壊時マナブーストといい塩梅のカードです。この丁度良さが良いです。
デュエパーティーのドローがどう重要な位置付けになるかというと、
ドローなどの手札補充が無い場合、初手6枚+1ドローでずっと戦わされることを意味します。
これが1vs1の対戦であれば手札を効率良く切れればトップデッキに賭ける前に対戦終了します。しかし、このフォーマットは対戦相手が2人以上存在するので次第に酸欠状態で戦わざるを得なくなります。
そういった意味で《慈愛妖精カーネ》は最低でも2ドローが確約されていると言っても過言では無いので除去で妨害したいところですが、破壊されればマナに行く福利厚生も付いているのでとことんコントロールプレイヤーに利があるカードです。
ネゴシエートの偽衒学者
呪文カードを駆使してゲームを支配する!
《サファイア・ペンダット》
残しても何のメリットも無いクリーチャーです。
一見ドローをくれる地球育ちの心の優しいスターノイドですが、光水闇の文明でシールド追加されるとガチガチに固まります。
かと言って、シールドブレイクしても大体がSトリガー化しているため何とかして除去しなければなりません。
ただそういった考えも折り込み済みなのか、被対象でハンデス、バトルにはスレイヤーと「絶対に一枚使わせる」マンとして超獣世界に降臨しました。
絶対に除去したいのに《サファイア・ペンダット》に除去を切る動き自体が中々に弱いので、除去を切る切らないの心理的には《氷河要塞クランヴィアV世》に近いものがあります。一番損失の少ないマッハファイター除去でさえ、おそらく《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》 がギリギリ許容値な癖にコレも相当弱いです。
《メテオ・チャージャー》!?火単、水火でハンデスを喰らう覚悟が!?
《衒龍 ブレイタン・ガイスト》
手札の枚数分+3000されるため、キャスト時の最低パワーですら18000と地上戦では最強のクリーチャーになります。
このゲームは8コスト以上のビッグアクションがそこそこあるので、誘発機会には恵まれています。ここに関しては《禁時混成王 ドキンダンテ》と比較されるのは仕方ないので差別化点を述べます。
①文明の組み合わせに闇が入っている
最大のポイントです。ドキンダンテのデッキにはリアニメイト呪文が《無情秘伝 LOVE×HATE》しか無い都合で呪文による制圧はできても盤面の優位には立てません。5色のドキンダンテについては特に言うこと無いです。
②ヘイトがそこまで上がらない
ドキンダンテの悪い部分が「能力無効」と「9以下使用でドロー&詠唱」と、こちらに工夫の余地がない制圧を強いてきます。故に盤面に相手クリーチャーが残っている状態ではカード使用をせず攻撃のみで全力で落としにこられます。
こちらは8コスト以上のカード使用に限定されるためカードプレイに幅が出ます。無限コンボのほぼ無い環境で3人を相手取るには、ある程度の抜け道を用意してあげなければ逆に防戦を強いられるのです。
③耐性が無い
ドキンダンテがドキンダンテたらしめていたのはEXライフの存在が最も大きいです。
カード使用でしか除去できない基本スタッツに除去耐性も備えているので呪文詠唱も2回は誘発できます。ここの耐性の有無はシステムクリーチャーの永遠の課題と言っていいでしょう。
マイルドなドキンダンテと言った評価ですが、そもそものドキンダンテ自体がオーバーパワー気味だったので使える状況が限定されていました。
《衒龍 ブレイタン・ガイスト》はこの手のカードには珍しくブロッカーを有しているので使える状況自体には困らなさそうです。
《偽衒学者の交渉》
《秘密のランデブー》♡
3ドローとシールド追加が偉いです。
アド損カードなのは間違いないですが、おそらくデッキの特性上自分一人で何とかするパワーが低いので上家への対抗に下家の相手にドローさせるのが吉です。おそらく「ドラドラドラゴン龍幻鄉」に暴れられるとどうしようもないので対抗札を向後に託しましょう。
シールド追加は強制なので盾に触れないデッキは血反吐を吐きます(ハイランダーは盾落ちが超辛い)。後半辺りになるとデッキ枚数が少なくなるのでLOも目指せます。
そもそもこのデッキが殴る機会の少ないデッキなので盾追加はゲームから除外されているのと同義です。
《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》
まさかの水のスプリガンです。
相手ターン終了時に召喚されるため、召喚酔いが即時解けます。
攻撃時に3体版《スパイラル・ゲート》を唱えられるので、全てのバトルゾーンに干渉できます。Sトリガーなので受けとしても数えられたりと非常に優秀です。
光水闇はとにかくマナがシビアなので、勝手に出てきて盤面を荒らしてくれるのは有難いです。スマッシュ・バーストでこじ開けた盤面分の手数をリソース回収や防御等に手を回せます。
《衒影の精霊 リアリテル/「この記憶もロック完了だね」》
激ウザカード。
人はできることよりも、少しでも出来ないことが存在すると許せなくなる生き物なので、このカードもその部類に位置します。このデッキは相手にとってはあまり長くゲームを続けても利が無いのですが、こういったカードで蓋をされると相当困ります。
ヘイト生物がWブレイカーを持っているだけで相当な圧になるのですが、ただこのデッキはクリーチャーが少ないので優秀なスタッツを活かす前に破壊されてしまうかと思われます。
下面は指定した文明へのスパークと呪文アンタッチャブルを得ます。Sトリガー、手打ち両方で活かせるので近年のスパーク呪文の中では汎用性に富んでいます。
アンタッチャブルを活かす場合は全ての相手が呪文を使うデッキとは限らないので、全対面想定の文明よりは特定の相手にとってクリティカルなものを指定した方が効果的に働きます。
自分へのアンタッチャブルはおそらくハンデス耐性とスパーク耐性を得るので攻撃にも転用できます。
《衒影の悪魔龍 トゥルトゥル/封じられた真言》
真言の悪魔龍だった人。
クリーチャー回収はツインパクトカードやリアニメイトで出せないカード等が主な対象です。《ヘブンズ・ゲート》を入れた場合はブロッカーを回収して次のターンに備えられます。
ただこのデッキ、あまりにもクリーチャーがいないので上面を活かせる状況が限定的です。
下面は破壊版《ガイアの目覚め》。自分はクリーチャーをあまり展開しないので撃つ状況には困らなさそう。対象は相手が選ぶので2体と言えど弱め。
カードデザイン上、上面と下面の能力がチグハグなので、クリーチャーデッキには有難い上面も下面とは相性が悪く、下面は呪文デッキでは輝きますがクリーチャーがなければ上面はインクの染みです。闇らしく破壊時能力が使える構築にすれば相性良く纏まりますので、自分はナイトにでも入れます。
《衒影鎧 ロストメモリ》
《グローリー・ストーン》内蔵クリーチャーで、墓地から勝手に出てきます。
マナブーストとブロッカーを持つナイト種族なのでいくらでも使い道があります。自然が入っていても勝手に出てくる性能には可能性がありますので、《魔光大帝 ネロ・グリフィス・マイヤー》のウルトラ・セイバーを何度も使い倒す、さらに低コストナイトなので同カードでの蘇生も容易と、ナイトの息切れを無くせる素晴らしい新規です。
流石に手札に持ってこれる状況では踏み倒し前提で動くよりはしっかり召喚して安定したマナ基盤を確保しましょう。また踏み倒し自体はとても良いですが、マナブーストをし過ぎると回収が困難になるので《ミスティック・クリエーション》の唱え所は見極めましょう。
《記憶の霧消》
変則的《グローリー・ストーン》
大体《グローリー・スノー》を越えられるポテンシャルを秘めながらコストが3なので《グローリー・スノー》の時代は終わりを告げました。
先手かつ対面に自然が1人もいないと唱えられないですが、それはグローリー系呪文全般が同じ問題を抱えているのでこのカードを評価する上では度外視していいです。問題はマナ総量の多いプレイヤーが1人しかいない場合ですが、《煌メク聖晶 弩楼/ビスティック・マース》の2枚体制を敷くことで《ロジック・スパーク》での呪文サーチでその都度最大値の出せる札を選択出来ます。
グローリー系呪文の存在から光の初動にロジック系呪文が数えられる背景があります。《グローリー・スノー》のブースト枚数を下回る可能性があってもサーチ先を変えて従来と同じ結果が得られることから、このカードは《グローリー・スノー》の立場を完全に奪いました。
《英知の防壁》
呪文アンタッチャブルとカード破壊、相手のシールド追加とやりたい放題ですが、相手にこの呪文を唱える権利を与えます。
MTGの連鎖サイクルと同じく、自分と相手が許す限り呪文を唱え続けられます。もちろんデュエパーティーのルールには「同名のカードは、各プレイヤーにつき各ターン1回までしか使用できず、各ターン1枚までしかバトルゾーンに出すことができません。」とあるので最大でも参加プレイヤーの人数分しか唱えられません。
最初に唱える自分だけはエレメント破壊の連鎖に巻き込まれないため上手く驚異となる相手のクリーチャーの破壊へ誘導できるように努めましょう。突出しているプレイヤーを全員で協力して倒す場合、1枚でn-1枚破壊できるので非常にバリューが高いです。
余談ですが、アドバンスやオリジナルでの対戦ではお互いが許すのであれば何度もこの呪文を唱え合ってシールドを無尽蔵に増やせます。そのためチキンレースを制するのであれば必ずお互いのデッキ枚数を確認して臨みましょう。
それぞれのデッキの総評
各デッキの総評を述べます。普段遊んでいる方はこちらの総評を参考にしてみてください。
ドラドラドラゴン龍幻郷 評価
デッキパワーは申し分なく、《ボルシャック・ドラゴ大王》の着地という分かりやすい目標とフィニッシュ手段があるので扱いやすいデッキです。
新規のパワーも非常に高く、連ドラ戦略から強力な大型ドラゴンも手打ちが可能なマナへ伸ばす地力も持っています。ドラゴンにはなかった小回りも手に入れて連ドラにもプレイングが介在できる余地が産まれました。
デッキ改造も割とメジャー所は入っているので好みのカードを足すだけで事足りそうです。多人数戦オタクには連ドラの時点で物足りない構成とはなってしまいますが、初心者には太い筋が一本通った戦略の方が非常に分かりやすく自宅のストレージでの改造も簡単でおすすめです。
おすすめ改造はこのバカみたいな数入ったマナ加速を数枚抜いて良さげなドラゴン入れて終わりです。
再録内容はデッキ限定カードや直近で再録のなかったカードがちょこちょこあります。
ナトゥーラトプス、バトクロス、バルガ・ラゴン、ボルシャック西南はレアリティマークが付いたのでCUCで使用できます。
不敬なり!真邪眼騎士団
4デッキの中で一番完成度が高いです。
クリーチャーコントロールとしてディスペクターが非常に強く、《煉獄大帝 キング・ロマノフ》と各種ハンデスで相手の盤面の質を落として圧倒できるパワーを持っています。シノビは4枚採用と非常に固く、継戦能力に見合った選択肢の多さがウリです。
新規カードはナイト種族の強化パッチといった印象です。《天雷 アヴァ-1》のような汎用カードもあり、ますますナイトの隆盛を感じざるを得ません。ハンデス能力がどこまで通用するかは未知数ですので観察を続けていきます。
デッキ改造.....と言ってもこの文明の組み合わせは何をどう料理してもシナジーを求めれば強くなるのでテーマを見失わないことがキモとなります。
無難に天門やナイトで固めてもナイトによるチェインコンボでぐるぐるしだします。抜き候補はまたしてもマナ加速。2マナのブースト以外なんも出来ないカードが最優先。
再録はハーデスとシノビ、救いたいがおいしい。ステゴロや白米等の汎用枠も一挙に手に入るのでとりあえずこれ一本で戦いたい人間にはおすすめです。一応救いたいがCUC参戦です。
双極のアカシックZ計画
ミノガミがいないとか、なんで爆殺ハードラック入ってんだとか、そもそも個々のカードが弱いせいでデッドNEXTで射出したい奴がいないとか、ツッコミ所は満載ですが、《アカシック・ゼノン》におんぶにだっこで強大なパワーを獲得しました。
とにかくミッドレンジでのらりくらりしていたのがツインパクトの課題でしたが、SA付与、呪文詠唱という純粋な暴力で解決しました。
新規カードはツインパクトの新規というより汎用新規に近く、既存プレイヤーは買わざるを得なくなっています。特にチャージャーサイクルはゼノンとの相性がすこぶる悪いのでツインパクトデッキに何故入ったのかよく分かりません。筆者はこのラインナップを見てそこそこガッカリしたせいで執筆が3日遅れました。テキストも一部怪しいので担当者は今頃シアトルのピュージェット湾に沈められています。
デッキ改造はやはりミノガミやバラギアラは外せないですし、攻撃的にするのであればマジックも候補にあがります。現状キングシビレアシダケからテクノロジーを唱えても出力先がないのでなにか用意してあげたいところです。
テーマがツインパクトなので選択肢は数多あります。自分でどう勝つかを定めて構築に乗り出す叩き台になれるポテンシャルを秘めています。
再録の目玉はゴデンジャー、エスカルデン辺りでしょう。再録の機会に恵まれなかった暴命天バラギアラも入っています。割と控えめ。シノビも1枚しかないです。
ネオン・ジオングとシビレアシダケがCUC入りしました。ビッグマナやハチ公に追い風となるか。
ネゴシエートの偽衒学者
デッキの完成度はおそらく悪い意味でヤバいです。これ勝てないです。重症度は《白蒼混成 B・W・M》パートナー並です。
このままですと呪文でコントロールしてニチャニチャして終わるだけなので、ビートダウンが出来ずに脱落していきます。呪文色とはいえ最低限ビートできるプランを用意しなければならないのですが、このデッキはそれを《CRYMAX ジャオウガ》で解決しようとしています。盾増やして耐久するデッキで!?
フィニッシュ手段に困った挙句にデッキテーマの根幹を自分で否定するので、このデッキの着地点がどこなのか本当によく分かりません......。
新規カードはどれも魅力的です。多人数戦特有の駆け引きや単純に強力な新規など色々と楽しめる内容です。今後は光闇のリソースの窮屈さが補われるので、自然以外のデッキを見る機会も今後増えそうです。
デッキ改造は必須です。流石に勝てません。《サファイア・ペンダット》の呪文のトリガー化を活かすとか言ってる場合ではないくらいクリーチャーが足りないので、光と闇を中心に構築を見直す必要があります。もしくはそれを代替できるほどのコンボを入れないと話になりません。
個々のカードパワー自体は申し分ないので、あとはクリーチャーの趣味次第です。
カードパワーを褒めたからには再録カードは4デッキ中で一番です。名誉SRのブレスラを筆頭にクラジャ、ザナドゥ、†「雷光の聖騎士」†などグッドスタッフカードが目白押しです。この再録が公開されたからかタカラトミーモールからこのデッキだけ売り切れました。このデッキが「最強」という民意ヤナァ。デュエパ妖怪評価だとシノビがまたしてもブサ丸とドンデンだけなので、最低限オロチが欲しかったです。トライガードはおいしいです。
以上、4デッキの総評でした。
個人的なオススメは
初心者、既存プレイヤー双方に自信を持って
「不敬なり!真邪眼騎士団」
をオススメ出来ます。
やはりデッキの完成度が素晴らしく、初心者はすぐ始められるポテンシャルを持っています。
既存プレイヤーはナイトに触れる機会と良質な体験を得られるので、デッキの完成度を高める道程を楽しめます。
次に初心者にオススメのデッキは
「ドラドラドラゴン龍幻郷」 です
ボルシャックドラゴ大王のカードパワーがとにかく高いのでそのまま遊べます。
何よりデッキ改造が好きなドラゴンを入れるだけで済む点が高評価です。デッキ改造はどう取り繕っても実際のプレイと比べれば楽しくない時間なので、初心者には少しでもこのフォーマットに触れる時間の比率をデッキ改造ではなくプレイに充ててほしい考えからこの評価に落ち着きました。
既存プレイヤーにオススメなのは
「双極のアカシックZ計画」です
ツインパクトデッキに挑戦しようとして諦めた、ツインパクト煮詰まり過ぎてやること無い、というオタクにオススメです。
先に述べた通り、叩き台として優秀なのでコレにストレージのツインパクトを足すだけで強くなれます。煮詰まり、もはや煮凝りをすするもの、オ=タク(伝説のクリーチャー)の諸氏には是非レジェンドルール適用前に、他デッキに収録されたツインパクト全てをかき集めてオタクだけでアカシックZ計画を完成させましょう。
個人的にデッキとしての体を為していない烙印を押した「ネゴシエートの偽衒学者」は本当に初心者にはオススメ出来ません。タカラトミーモールから消えた本デッキの行先はパーツ取りか、デュエパーティーかは定かではありません。
完全に既存プレイヤー向けですし、既存プレイヤーにとってもこちらがデッキ改造で指針を示す必要が出てきます。コンセプト自体は面白いですし、新規もそれに倣ったカードが盛りだくさんですが、如何せん既存カードに同コンセプトのカードが少なすぎました。
あるかどうかも分からないデュエパーティー・レジェンズに期待しましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
サファイアペンダットが何者か調べましたが、よく分かりませんでした。
仙界のことも何もかも分からない世の中ですが、以下の商品は普段からお世話になっている商品です。
是非、アクセスと会員登録をお願いします。
https://takaratomymall.jp/shop/c/cDM/
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