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伊藤忠インタラクティブの新卒社員に話を聞いてみました!

伊藤忠インタラクティブ株式会社(以下、IIC)では、2018年度から毎年継続的に新卒採用を行っています。
今回は2022年4月入社の新卒社員2名に入社前、入社後のIICの印象について話を伺いました。
※取材は所属部署への配属前に実施いたしました。

話を聞いた人----------------------------------------------------------------------
・アチーブメントデザイン事業部 本質デザイングループ 上里美向
・デジタルコマース事業部 ビジネスソリューショングループ 豊嶋恭梧
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■就職活動で重視したのは事業内容や事業領域

―― IICに入社を決めたポイントをお聞かせください。

豊嶋:私がIICに入社を決めた理由は、大学で熱中して取り組んでいた活動との親和性が高いと思ったからです。大学ではサッカー部の広報担当としてHP制作やSNS運用を行っていました。また、大学のゼミではデータ分析なども行っていたので、IICで行っているWebサイト制作やデジタルマーケティングなどの事業に興味が沸き、大学で熱心に取り組んだことを社会や仕事で活かせると思いIICへの入社を決めました。

上里:私は、いろんなことが経験出来そうと思ったからです。企画営業職といっても職種に捉われず、いろいろな経験ができ、サービスも多種多様であると面接の中で伺っていました。自分次第で幅広い領域にチャレンジしていきたいと思っていたので、それが実現できるIICを選びました。入社後も伺っていた通りの会社である事を実感していて、どんな事でもチャレンジ出来そうな風土があると思います。

―― 2人ともIICの魅力や特徴を理解して選んでくれたのですね。
実際の就職活動はどのように行っていましたか?

豊嶋:事業内容などは必ず情報収集していました。私は大学進学に苦労したので、大学での学びをしっかり活かせないと意味がないと思い、会社選びの軸が“大学での学びを活かせること”でした。そのため、業界や事業内容に関しては特に重視していて、自身の学びをどのように活かせるのかイメージを持つように心がけていました。

上里:私は、どのような事業領域でどのような事をしている会社か?自分が入ったら何が出来るか?などを理解して、想像するよう努めていました。
正直、就職活動の段階で企業を100%理解できることは“ない”と思っていたので、自分なりの解釈で各企業の特徴を理解するようにしていました。
また、自己分析をしっかり行い、面接や人事の人と話をしている中で、自分との相性を確認していきました。

―― 会社の雰囲気も大切だけど、まずは事業領域や仕事内容をある程度理解してから、自分との相性を見極めていくことも大事ですね。

■入社前のイベントで感じた「社員の人柄」

―― IICが何をやっている会社なのか、就職活動の時に理解できましたか?

豊嶋:IICのHPは穴が開くぐらい見ました(笑)。
ですが、Webサイト上の情報だけでは理解できなかったので、面接の中での逆質問で理解を深めていきました。

上里:IICに限らず、どこの説明会に行っても結局はぼんやりとした理解しかできませんでした。IICはなんとなく「幅広いんだろうな」ってざっくりとイメージを持っていました。

―― そうですよね。事業内容を理解するって大切だけど、なかなか難しいですよね。それでも、2人とも諦めずに理解しようとしてくれて嬉しいです。
その後のIICの理解はどのように深まっていきましたか?

豊嶋:やはり、コロナ禍なので面接もリモートだったりして未知数な所は多かったです。
ただ、入社までの内定者イベントなどで社員の方々のお人柄の良さはすぐに感じることが出来ました。
内定者座談会のインタビュー時に「筋トレが好き」という話をしたら、先輩社員が筋トレの本を紹介してくれて、初対面でもすぐに打ち解けられました。IICは人間関係の不安は全くありませんでした。

上里:内定者懇親会や内定者座談会の撮影会も含めて、初対面の方でも皆さん興味をもって話しかけてくださり、私の伝えたい事も丁寧に汲み取ってくれました。そのような風土を面接でも感じてIICへの入社を決めたので、実際、入社前にオフラインで体感して再確認したのが印象に残っています。

■入社後に感じたのは「思った通りのアットホームな雰囲気」

―― 入社してからのギャップなどはありましたか?

豊嶋:イメージ通り、あたたかくて、アットホームで優しい方ばかりでした(笑)。
ただ、会社全体の平均年齢が39歳と聞いていたので、思ったよりも若手の方が多かったのは意外でした。
研修で各グループの紹介をしていただき、コーヒー飲料の案件があると聞いた際に「自分もコーヒーが好きです。」って話をしたら、そのグループのグループリーダーの方がマグカップをプレゼントしてくれて「コーヒー飲んでいいからね」と言ってくれました。ずっと、社内にあるコーヒーメーカーが気になっていて、タイミングがなかったので凄く嬉しかったです。

上里:豊嶋くんと同じく、人間関係はギャップもなくイメージ通り皆さん優しいです。
皆さん、とても忙しいだろうなと思っていましたが、残業管理が厳しいのには驚きました。
一つ上の先輩が「PCも管理されているので夜はそんなに残業が出来ない」とおっしゃっていて、本当にしっかり管理されていて良い意味で誤魔化しがきかないのだと思いました。

豊嶋:他にも、入社前はIICの事業イメージが企画デザインやクリエイティブ系などがメインだと思っていましたが、ECサイトのようながっつりとしたシステム開発などの理系っぽい仕事があったのはギャップでした。

―― 確かに、ECサイトやアプリ開発の案件も多数あるから案件によってはテクニカルな知識が必要になりますね。

上里:それから、コロナ禍で原則リモート勤務となっていたので、出社されている方があまりおらず、私の席の周りはガラガラでした。一人でさみしいなって思いながら研修日報を作成していたら、出社されている方が、かわるがわる私の席まで声をかけに来て「これからよろしくね」と話しかけてくださいました。席が離れていると、同じ事業部の方かどうかもわからないですし、業務もされていたので、私からは話しかけづらいと思っていたところ、声をかけていただいた時は本当に嬉しかったです。

―― リモート勤務なので対面で話す機会は少ないから、Zoom画面とは少し雰囲気が違って、出社しても誰がどの人か分からないですよね。間違えて失礼にならないかなど考えてしまうと、自分から声をかけに行くのは勇気がいりますよね。

■4月の研修を通してIICの事業領域の広さに驚きました

―― 4月はどんな研修を行いましたか?

豊嶋:はじめの4日間は伊藤忠グループの研修で基本的なビジネスマナーや、ビジネススキルを学んだり、チームで話し合って施策を考える実践的な研修などを行いました。

社内の研修では、社内システムや社内ルールなどのレクチャーを受けたり、ビジネスマナー研修の振り返りや、マーケティングなどのビジネス講座、プログラミング研修などを行いました。

上里:他にもIICの理解を深めるような研修もありました。各グループの方々がどんな業務を行っているのかをグループごとに紹介をしてくださったり、IICについてまとめ、チームでプレゼンする課題に取り組むなかで、他の事業部やグループのいろんな方とお話することが出来ました。

―― 実際に研修を行ってみてどうでしたか?不安に感じたことなどありましたか?

上里:全体的に反復をしてくれる研修だったなと思っています。ビジネスマナーや敬語など、一度にインプットする情報量は多いので、理解することは出来ても実際に使うイメージは1回では持てなかったです。そのため、1回だけでなく2~3回繰り返し教えていただける機会を設けてくださったのがこの研修では印象的でした。

豊嶋:社内申請もいろいろありますが、ちゃんと行えるのかがちょっと心配です。管理がしっかりしているからこそのルールでもあると思うのですが、複雑な手続きをミスなく行わなくてはならないので、覚えられるのか不安ではありますね。

―― 一部の社内申請は毎年、新卒社員が苦労するところですね。説明より実践での学びがメインになると思います。2年目になるとある程度の申請は1人でできるようになっているので1年目ががんばりどころですね。

上里:各グループから説明を受けて、これまで漠然とIICは幅広いと思っていたことが具体的に理解できてきて「こんなにいろんなことをやっているのか!」とあらためて驚きました。これから学ぶことが思った以上に多くあったので楽しみでもあり、ついていけるのか不安になりました。

―― 確かにIICは、常にアップデートされるIT業界で、領域も広いから学ぶことはたくさんあります。でも、社内にはいろんな分野で得意領域を持っている先輩社員がたくさんいるので、自分一人で学ぶよりも、いろんな人に相談したり、聞きながら学んでいくのがいいと思います。
配属に向けての心構えとしていることはありますか?

豊嶋:2つあります。1つ目はインターネットやITなどの幅広い知識が必要だと聞いたので、情報のインプットを日々積み重ねていきたいと思います。もう一つは、体育会系ならではの体力を活かして、どんなことでも積極的に取り組んでいきたいと思っています。

上里:私は分からないことを自分で考えて溜めてしまうところがあるので、それを一度自分の中で落とし込んだあとに、先輩方に確認をしっかり取ろうと思っています。同じように分からないところは、どんどん質問しようって思っています。きっと質問に対して真摯に応えてくれる先輩方なので、積極的に「分からないです。」アピールはしていきたいと思っています。

■就職活動をしている学生に一言

豊嶋:コロナ禍で情報収集が難しい時期ではあると思いますが、そういうときの努力で一歩リードできると思うので、今ががんばり時だと思います。
支えあえる友達がいるとよりがんばれると思うので、横のつながりを大事にしながら取り組んでもらえたら、辛い大変な就職活動を乗り越えられると思います。

上里:がんばってほしいとは思いますが、あまり重く考えすぎないっていうのも大事だと思います。就職活動はもちろん大事ですが、必ずしもすべてではないので、あまり目の前が真っ暗になり過ぎないでほしいと思います。