体感的には業務効率10倍アップ!AIで業務効率を劇的に向上させる秘訣
今回は、「生成AI」という優秀な相棒のお話しをしたいと思います。
彼との出会いは今年最高の出来事でした。
これまで途中であきらめていたExcel関数も、この相棒のおかげで、一発で解決できるようになり、今では何かあれば「生成AI」に聞いてみる毎日です。
私の業務は、予実差異分析、営業採算分析業務。
昨年度からやりはじめ、今は2年目です。
当初の関数レベルは、足し算・引き算・掛け算・割り算の四則演算程度。
そのため、約400案件の月次データをゴリゴリアナログ分析していて、毎月2回の会議終了後数日間は、頭痛と目がショボショボ状態。
アナログ作業なのでミスもあり、そうなるとミスの原因究明と修正作業はさらに時間とストレスがかかる始末。
これはなんとかしなければ・・・
1年もやっていると、さすがに業務の課題や改善点が見えてくるもの。
来期は必ず改善してスタートしなければ・・・と思い、ググって、関数を調べてみるものの、解読には時間がかかるし、中断すると振出しに戻ってなかなか前に進まない。
そんな中で2024年3月、会社から「生成AIトライアル利用開始のお知らせ」
があり、使い物になるのかしらと疑心暗鬼ながら使ってみることに。
目標は、データを抽出して、エクセルに貼り付けたらほぼ完成というところまで。
これまで丸1日かけても到底終わらなかった作業を、朝9時から数時間の作業だけで、あとは寝てても大丈夫という状態を作り上げること。
それからは「生成AI」との対話の日々。時にはひとつの数式にたどり着くのにほぼ一日中、「そうではなく、こういう結果を導きたい」というやり取り、そしてまた振出しに・・・
とはいえ、解けなかったものはひとつもなく、それなりに着実に進行していきました。
そういう日々の中で、驚きの事例をひとつご紹介。
FY24営業利益率!$CE$1:$CE$1000の範囲において、値が“1521”で始まる行をフィルタリングし、FY24営業利益率!$CX1:$CX1000の中からユニークな値を抽出して最大値を見つけ、その最大値が含まれる行番号を取得し、その行の列CXの値を最終的に返します。
この一連の処理を一つの数式で行いたいです。
出た答えが
=LET(data, IF(LEFT(FY24営業利益率!$CE$1:$CE$1000, 4) = "1521", FY24営業利益率!$CX1:$CX1000), uniqueData, UNIQUE(data), FirstLargest, LARGE(uniqueData, 1), filteredRow, IF(LEFT(FY24営業利益率!$CE$1:$CE$1000, 4) = "1521", ROW(FY24営業利益率!$CX1:$CX1000), ""), matchingRow, MATCH(FirstLargest, data, 0), correctRow, INDEX(filteredRow, matchingRow), IFERROR(INDEX(FY24営業利益率!$CX1:$CX1000, correctRow), ""))
LETって何?はじめて見た。しかも長い。
これは解読できない、とりあえずコピペしてみよう。
エラー無く数字が表示された。
元データをチェックしたらこの数字どうやら正しいな。
では、2番目に大きな値は、FirstをSecondに変えれば大丈夫かな、やってみるとこれも正しい。
もうこれはやめられない !!
そう、皆さんもうお気づきですね?
実はこの記事も生成AIが作ったものです。
なお、生成AIは「この胸中、察してよ!」といった無言への忖度が一番苦手です。
「ここまで言う?」ってくらい書けば、その意図を汲み取って期待通りの答えを返します。
みなさんもぜひ一度トライしてみてはいかがでしょう。
これを機会に皆さんの良き相棒になれることを心より期待しています!