だから難しいって
appleサポートから故障だと言われたので、apple代理店に予約して相談に行った。
あらかじめ受付番号をもらって、時間に呼び出されるまで待っていた。
「タッチパッドでスクロールできないんですよ。サポートで聞いたら2本指で上下に動かすとスクロールできるらしいんですけど、あと2本指でピンチアウトすると拡大するらしいんですけど、できないんです。」
「できますけど・・・」と、店員さん。
できてる。不思議。
「だけど、こうやってしても出来ないんです。」と僕もしてみせる。
すると店員さん、「出来てないですね。でもこうやって」、と僕に画面を見せて、
「できるんですよ。」
「でも僕がしても出来ないんです。」
このやり取りだけで5分、僕の指に反応しないトラックパッド。
店員さん、「押さずにこうやって、スーと動かすんですよ。」
「乾燥しているのかな?僕の指、同じでように動かしているでしょ?」と僕。
すると、「あっ動いた。今動きました。」と店員さん。
「動きました?動いてるかな?動いたかもしれない。」と少しずつ動いてくる不思議。
何も変わってないと思うけど、確かに動いている気がする。
「スーと指をパッドの上で擦るんですよ。」
コツがね、いるとは知らなかったmacbook。
今使っているwindowsパソコンのトラックパッドは挙動が気に入らないものの、何も教わらず、直感的に使えた。だからトラックパッドの良さも気づけた。
macbookのトラックパッドは使いやすいのだが、コツがね、いるとは知らんかったのだ。動く時には動くのだが、僕がするとカクカクする。
店員さんみたいに動かないのだ。
難しいって、そんなふうに簡単に動かさないで。
落ち込むから。
不器用って知っているから、きっとmacbookも知っている。
コツをね、だからそのコツを僕も掴めるのかなと思い、今はipadで書いてるけど、
明日から動いてくれるかなっ?
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