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絵を描いている理由(2020.12.25)

一日一枚、描いた絵をアップしていこうって決めたのに、今日までサボってました。できなかった原因と理由がやっと自分の中で整理できたので、綴っていこうと思います😊

私は家でも外でも、なにかあれば絵を描いています。絵を描くことがメモ代わりになったり、気持ちを落ち着かせる手段になるからです。

9月の初旬にある方の個展を観に行ったのですが、そのときも、絵を観たときの衝撃を文字ではなくで絵で残しておこうと思って、会場の隅っこで絵を描いていました。

しばらくすると、ご職業がカメラマンであるという男性の方に声を掛けられて仲良くなりました。その方は物怖じしない感じでフレンドリーなタイプでした。

そしてその男性に「さっき絵を描いてたでしょ? 見せて」と言われて、ものすごく迷ったのですが、見せることにしました。

すると男性は「うわっ! お前の絵、病んでるな〜〜!!」と言って笑いました。
「お前、病んでるんだな。もうさ、病んでるなら病んでるって自分で認めちゃえ! そうすればラクになるよ! な? 言っちゃいな。私は病んでますって。ほら、言っちゃいな!」
と言われて、「はい、私は病んでます」と言って笑いました。男性も笑い、その場は丸くおさまりました。

そのあとも、男性はずっとおしゃべりを続けていて、話が絵の話題じゃなくなっても、男性はなかなかノートを返してくれなくて、たまに絵を見たり、見ないときはノートで自分の膝を叩いたり。私はなんだか居心地が悪くなってしまったのですが、なんとか我慢していました。

でも、やっぱりどうしても返してほしくなって、勇気を出して「ノート」って言ったら、「あ!ごめんね!!」って思い出したように言って快くノートを返してくれました。

上のやりとりですが、文章にすると、男性がちょっとおっかない感じにとれますが、その男性が私に対して「病んでる」って言ったことも、絵を笑ったことも、私はぜんぜん気にならなかったのです。むしろその場は和んでいて、私が「病んでます」って言ったときも、周りにいた人が笑ってくれて、私も嬉しかったんです。

だけど、帰りの地下鉄で涙がこみ上げてきて、電車の中で泣くのを堪え切れず、泣きながら帰ってきて、一晩中泣きました。

なんで泣いていたのか自分でもわからなかったのですが、最近わかりました。
おそらく、ノートを奪われていたのが怖かったのです。なかなか返してくれなかったのも、かなりのストレスだったのかもしれません。

そのときは気が付かなかったのですが、私はノートやボールペンが自分から離れるとすごく緊張したり、不安になったりするのです。ノートは私の感情そのものだから、それが自分から離れるとものすごく怖くなるということが最近わかってきました。

説明がものすごーく長くなってしまいました。。。

泣いた理由が分からなかったので、不特定多数の人が見るこのnoteに自分の絵をアップするのが怖かったのです。でも、アップしてない期間も絵はずっと描いていました。
そして、最近の絵は8月頃に描いていたようなタッチからだいぶ変わっています。
それは、おいおい説明していきたいと思います。

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