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OWV LIVETOURー CASINOー福島公演ー


「おかえり!!本田くん!!!」

郡山駅に着いた瞬間街全体が本田くんに「おかえり〜!!!!」って叫んでいるみたいに本田くんの応援広告だったりお店に本田くんの福島凱旋を祝うポスターが貼られていて、私は本田くんではないけどほんとに嬉しくて「ただいまぁ〜!!!」って叫びそうでした(大迷惑)

2023年3月11日 本田くんの出身地である福島県でライブが開催されました。

本田くん応援広告(郡山駅)
本田くんの応援広告(郡山駅)
本田くん応援広告(郡山駅)

ライブが始まりました
真っ暗な空間、スクリーンに次々と4人が映し出され、その度に湧き上がる歓声を聴いて泣きそうになりました
今までコロナの影響で声を出すことも出来ず心の中で思いっきり叫んでいたのが、今こうして口に出して叫ぶことが出来る
やっと本人達に声を届けることが出来てほんとに嬉しい気持ちでいっぱいでした
きっとQWV(OWVのファンの名称)の歓声を聴いてOWVは舞台裏でニコニコしているんだろうなぁ〜あぁ良かったねぇ〜と心の中で泣いていた

眩い光に照らされて4人が登場した
この4人は世界が滅亡の危機にさらされた時、真っ先に助けてくれるだろうってぐらい頼もしい、希望の光にも思えた
そしてまさかの新曲での登場に戸惑いつつも流石のQWV、練習してきたのかってぐらいにペンライトの振りが揃っててすごく感動した
きっとOWV側も新曲をトップバッターで披露することに不安を感じていたとは思うけど「QWVだったらきっと大丈夫だろう」と信頼した上での披露だったと思う。OWVとQWVの関係、最高

そして「PARTY」が流れた時(知ってる曲だー!!)と自分でもよく分からない理由でテンション上がった。
PARTY」と「MY Flow」はライブ常連組、この2曲は何があっても盛り上がるだろうってぐらい盛り上げ曲としてはとても信頼してる。テンション上がりまくって何も覚えてない、、目に録画機能がついてほしい

そして噂には聞いていた「Caution
ツアーが始まる数日前「Caution」のダンプラ映像の1部が投稿され「はじめまして……君が噂のCautionくんかい??」と初めて聞く曲にめっちゃいい曲!!もしかしてライブで披露する?と期待していたところその期待に応えるかのように披露してくれました
OWVの恐ろしいところは新曲を披露したものの行方をくらます曲が何個かあるというところCaution、次のアルバム、次のシングル、どっちでもいいから出てきておいで……

そしてMCのコーナー。
本田くんに「おかえり!!」とQWVのみんなと声を揃えて言った
私はこんなにも温かく様々な感情が入り交じった「おかえり」を初めて聞いた。泣きそうになった
本田くんは「……ただいま」と恥ずかしそうに小声で言って他のメンバーから「反抗期?」とツッコまれる
オタクは何でも「かわいい」と口癖のように言うけどあの遅めの反抗期がきた本田くんはとてもかわいかった、もはや何でもかわいい

そしてコール&レスポンス、声出しOKになって初めてのライブです
「アンパンマーン!!!!」とか「金八先生ー!!!!」とか普段の生活で叫ぶことのない言葉を叫んでるこの感じが楽しかったです
勝くんも「楽しすぎる!今日のライブずっとこれだけしてたいわ〜」って言ってたけどほんとに声潰れても構わないからずっとやっていたかった、それぐらい楽しかった
そして秀太が「興味〜??」と言って数人が「深いね〜」と答えていて、答えられずポカーンとしてしまったことがライブでの反省点、、秀太ごめんね

めちゃくちゃ盛り上がったけど秀太が
「次バラードなんだから、OWVバラード前めちゃくちゃ盛り上げる癖があるから」とツッコんでいた
いつかのライブでも本田くんが「盛り上げる準備は出来てるかー!!!!!」って言ってたけど次の曲めちゃくちゃバラードだったことを思い出しました

基本的にOWVは「誰に何を言われても自分の信じた道を突き進む」そういった強さを歌った曲が多い中、バラードの時に見せる「ふとした瞬間の弱さ」に心がグッときてしまう。

特に秀太の「twilight」のソロ。
数千人が見守る中、無数のペンライトに囲まれて歌うその姿がとても幻想的で夢を見てるのかと思いました。
終わりがあると悲しまないで」と優しく慰めながら秀太は歌うけど私は毎回悲しんでしまう
始まりがあれば終わりもある、分かってる事だけど私はこのCASINOのツアーがあまりにも楽しくて、それと同時に終わってしまうことが物凄く悲しい
このツアーが全て終わってしまったら私は……
そんなこと考えるのをやめよう……
そしてラストのサビに向かう前、無音になり会場中が静けさに包まれました。
切なさは愛しさの1部だから溢れ出すこの思い抱きしめよう」の部分を堂々とアカペラで歌いきった秀太を見て泣かないように頑張っていたけど気づいたら泣いてました。
あんな大勢の人の中、静寂に包まれた空間で堂々とアカペラで歌いきる姿を自分の目、耳で感じることができた感動で胸がいっぱいになりました。

歌で気持ちを伝えることは普通に会話することの何十倍、何百倍も難しいことだと思っていて、単に「歌が上手い」だけではなかなか気持ちが伝わらないことがあります。
でも秀太の歌声は「気持ち」がいつも伝わってきます。きっと歌詞を深く読み込んで上手く伝わるにはどう歌えばいいのか、しっかり考えて歌っていると思います。
「今ある幸せが消えたとしても悲しまないで、未来はもっと明るくなるから、一緒に前をむこう」悲しみに寄り添いながら未来への希望を歌った曲
twilightが自分の中でより良く特別な曲になりました

バラード曲でしんみりした後、本田くんのソロダンスが始まりました。
本田くんはこの後にMCで言っていましたが当時学生だった本田くんは、けんしん郡山文化センターでAAAさんのライブに参戦し「アーティストになりたい」という夢を持ったそうです。
アーティストになりたいという夢を持った本田くんが上京し様々な経験を積み、アーティストになりたいと強く思ったこのけんしん郡山文化センターでアーティストとして大勢の人の前で踊っている。こんな漫画みたいなことがあるんでしょうか
OWVを推すようになってから夢が叶う瞬間を何度も見てきました。
私は夢など叶うわけないと最初から諦めてる人間なのでOWVを見てると夢って叶うんだなって思うし夢が叶う人は人の何十倍も努力してて、ものすごくキラキラしてて、ほんとに凄いなぁと何も努力してない私は自分の不甲斐なさに泣くしかありません。

そして勝くんのソロラップ
普段あれだけふわふわしてて周りからは「ポンコツ」、「天然」など言われてニコニコしてる勝くんが低音でゴリゴリにラップしてる姿を見てると脳の処理が追いつかずほんとに勝くんラップしてるのか……?めちゃくちゃかっこいい……!とノリノリでペンライト振ってました
頭のネジ4本中4本抜けてるとメンバーに言われてる勝くん、でもあのソロラップの時の勝くんはちゃんと4本のネジがガッチリとはめ込まれていました

会場中が一瞬にしてクラブになってしまいましたDJふみやの登場です
秀太ソロ、本田くんダンスソロ、勝くんラップソロときてまさかDJで登場するとは思わなくて「DJ出来るの!?!?」とびっくりしてしまいました
曲の繋げ方がわっちゅ→2NE1さんの楽曲→「可愛くでごめん」でした。(記憶が曖昧ですが)
「可愛くてごめん」が流れた瞬間、会場中が爆発したのではないかと思うぐらい盛り上がりました
ふみやの恐ろしいところは「可愛くてごめん」のようなかわいい曲で踊りそうなイメージないのに平気で踊ってるところです。ファンの心をよく分かってますね、ほんとに可愛かったです

そのままDJは続いて「UBA UBA」はRemixバージョンみたいな感じでいつものUBA UBAとは違って新鮮な感じで楽しかったです
UBA UBAってファンの掛け声が合わさって完成する楽曲なのかなと思うほど声を出して楽しかったです。Remixバージョン音源配信されてほしい、切実に

そしてライブでしか逢えない曲「Here & Now
なんでこんないい曲がライブでしか逢えないのだろう
朝の通勤とか仕事終わりとか休みの日のドライブとか「ヒアエンナウ聞こー🎶」って思っても音源配信されてないので聞くことが出来ずシュン…となる瞬間がありました。
ヒアエンナウはこの世の光を全て集めた曲みたいな歌でキラキラと眩しい曲です。
そしてそんな歌をキラキラした4人が歌ってます。眩しくて見れない、でもこの瞬間を見ていたいと目をかっぴらいて見ました。
さぁ声を聴かせて」の部分で4人がぐっと中央に集まり次の瞬間上から銀テープが舞い落ちてきました。
あの銀テープが上からヒラヒラと舞っているあの瞬間、ほんとに時が止まったみたいに幻想的で今までの人生で見てきた景色の中で1番綺麗でした

そして最後の挨拶。
本田くんが「3月11日…」と言いかけ涙を堪えきれず言葉を詰まらせました。
その時客席から聞こえてきた複数の「頑張れ」の声に思わず私まで泣きそうになりました。

12年前の3月11日、東日本大震災が発生しました。
私は小さい頃からずっと宮城県に住んでいて震災を経験している人間なのですが、あの時の大きな揺れは今でも鮮明に思い出すことが出来ます
家のものが全て大きな音を立て崩れ落ちていき、怖くて叫びながらその場にうずくまるしかありませんでした。
そして電気ガス水道が全て止まり、余震に怯えながら暮らす日々が何日も続きました。
やっと1週間後電気が通ってテレビをつけた時、信じられないくらい町が壊滅的な状況になっていてもう二度と元には戻れないと絶望したことを思い出しました。
2年前のCHASER仙台公演の際本田くんは
「東北をもっと盛り上げたい」
「東北の人は本心から楽しめなくて我慢してしまうところがある」
「全てのストレスが吹き飛ぶぐらい楽しんでください」と語っていてこんなにも東北を想って頑張っているんだと勇気づけられました

本田くんは「この3月11日、僕達OWVに会場を貸していただきありがとうございました」と言っていました
この日にこの場所でライブができることを決して当たり前のことだと思っていない、いつでも周りの人達に対する感謝の気持ちを忘れない本田くんらしいなと思いました

そして福島公演が終わりました。ほんとにほんとに楽しくて今までの人生で1番幸せだと溢れ出す感情を抑えきれずにいました

私にとって「3月11日」はこれからもずっと辛い記憶を思い出して心痛める日になるだろうと思っていたからこうして2023年の「3月11日」に人生で1番幸せだと言える時が来るなんて想像してませんでした。
12年前の自分に言いたい
真っ暗な中で余震に怯えながら一晩過ごしているだろう、でも心配しないで、12年後眩い光に包まれて好きなアーティストのライブを見て人生で1番幸せだと思ってるよ、と。

最後に3月11日に会場を貸してくださったけんしん郡山文化センター、ライブに関わる全ての方々そしてOWVのみなさん、本当にありがとうございました。辛かった3月11日がライブを開催してくれたことによって幸せな記憶として刻まれて良かった。ほんとに救われました。ありがとう。

写真の撮り方が一向に上達しません
ホテルのベットで一足先に眠る本田ぬい
ゆっくり休んでね

この日が人生最後でも悔いはないぐらい楽しかった。
終わりがあると悲しむ暇もないぐらい楽しいことが続いてる。
OWVの言う通りどんな未来があったとしても弾む感覚信じて生きていきたいね

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