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NY一人旅(1)_到着後に大泣き

10月にNYに一人旅をした。ずっと興奮状態の1週間だった。今考えたらかなり無謀なことをしていたし、無事に帰ってきたのは本当にラッキーとしか言いようがない。
備忘録兼これから一人旅をする女性の参考になればいいかなと思う。


きっかけ

バイト先のオーナーが出張とのことで1週間以上の休みが出来た。
掛け持ち先のシフトを入れるか考えているうちに、ふと「今ならNY行けるんじゃない?!」と思い立った。

私は高校時代、ゴシップガールにどハマりし、いつか絶対NYをこの目で見ると決めていた。今なら叶いそう、というか今を逃したらこの先こんな長期休暇はない。

昂ったまま、勢いで航空券を予約した。そこからは、いかに安く済ませるかを考えながら予定を組み、あっという間に当日になった。(3日前から急に怖くなってものすごく後悔した。誰か友達を誘えばよかったとか、無謀すぎるとか)

出発

飛行機自体、あまり経験がないのでドキドキしながら3時間前には空港に到着。
案内表示を見ると、30分早く出発するとのことで、焦ったけれど結局2時間遅延。(意味がわからないけどアメリカっぽいなーと思った)

隣が新興宗教の方でめちゃくちゃ勧誘されたり、エコノミー症候群になりかけたりハードな空旅だった。

到着のアナウンスが流れて窓を見ると、ザ・アメリカ!な景色!
上からセントラルパークを見た時、NYに来た実感が初めて湧いた。

イミグレ

近年、パパ活女子の影響で日本人女性への入国審査が厳しくなっていると聞いていたので、印刷済みのホテルの住所や帰りの航空券、怪しまれた時の想定問答を頭に浮かべながら入国。

結果、あっさり通過。審査官2人が口喧嘩しながら、私の顔も見ずにスタンプを押してくれた。拍子抜けしたけれど、第一関門突破。

ホテル

最初に後悔を挙げると、宿代をケチったこと。

エアビーでNYエリアの安くて高評価のところを予約した。6泊で7万弱。
でも、そのホテルがニュージャージーにあって、中心地まで1時間くらいかかることを直前で知った。調べてないのが悪いけど。

観光地に行くには時間がかかるし、帰りも暗くなる前に到着したいから夕方にはNYを出発していた。あと、治安悪めで毎晩パトカーのサイレンが聞こえてきた。

宿自体は、シャワー・キッチンが他のゲストと共用なので若干不安だった。少なくとも女性専用宿にするべきだったなー。これから一人旅をするときは絶対宿代はケチらない。身を危険に晒しては元も子もないなと思った。そういった無謀さを踏まえた上でお読みください↓

空港からUberを使うと2万円くらいかかるので、行けるとこまで地下鉄で行ってみようと思い、とりあえず、エアポートトレイン的なものに乗車。この時点で多分18時くらい。

乗り換え駅で降車した時点でものすごく後悔した。嗅いだこともないのにすぐにわかるマリファナの匂い、薬中ホームレスに絡むギャングっぽい若者…。全てが見たことない景色で半泣きになりながらスーツケースを転がしていた。
この時点でUberを呼べばよかったものの、その人たちの間を通らないといけないのが怖くてとりあえず乗り換えた。

地下鉄の中は、思ったより平和だった。なるべく家族連れの隣に座るようにして最寄駅へ。

Uberを使って10分程度でホテルに到着。
着いたはいいものの、鍵が開かなくてパニクった。結局、テンパっていて上手く開けられなかっただけだったけれど、10分ほど、暗い路上にいるのは恐怖でしかなかった。

暗いし怖いし

ホストは中国人の優しい男性だった。

安心したのも束の間、シャワーの出し方が分からなくて試行錯誤しているうちに部品を壊したり(弁償しました)夕飯をUberで頼んだらビニール袋の中で盛大にスープがこぼれたフォーが届いたり、色々なトラブルが重なって気づいたら泣いてた。そこからどうしたのかあんまり覚えてないけど、1日も経ってないのに日本語が恋しくなって「すずめの戸締り」を見ながら寝落ち。

ここまで、全然面白いことを書けていないけど、自分にとってはこの旅で一番記憶に残っている日かもしれない。初めて1人で海外に行って、何度も泣きそうになりながら寝床についた。振り返ると美化されていい思い出。

次は2日目以降のことを書く。そこからはポジティブな内容になるはず。

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