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【詩】 愚かさからの 脱却

母が病になった時

役に立たない人がいる

そう思っていた



こんな母さんではなくて

別な元気で優しい母さんならば

僕はどんなに幸せだろうか

ずっとそう思ってきた


それは 僕からの身勝手な視線だと気がついた


母は、そんな中で、病気を治そうと

必死に頑張った

家族を応援することを大事にしていた彼女だから

そうできないことを感じて

いつも悲しんでいた。

 

役似た立たない人は いらない

そんな冷たい気持ちが僕の中にある

その冷たい気持ちが 今までの 僕を傷つけてきた

 

役に立たない人なんていない

そして もしも本当に役に立たなかったとしても

それはその人の責任ではない

私たちの責任だ。

人間は 人の役にたつか役に立たないかで

判断するものではない

人のやくにたてることは素晴らしけれど

役に立てない時だって人にはあるんだ。

お世話になることだってあるんだ。

そんな時には その人の役に立てるように

生きることだって 僕たちにはできるんだ。


相手の問題ではなくて

自分の問題なんだ


母さんは 今 天国で眠る

ひどい事ばかり言って ごめんよ


俺やっと 目が覚めてきたからね。

ひどい息子でごめんよ

こんな俺を 愛してくれてありがとう


この祈りが 天国に届くといいなあ



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異風
いつもサポートしてくれて本当に感謝です。 文字があるから、私たちは生きていける。繋がっていける。 そんなことをかみしめて生きています。 イイねや ナイスや スキ そんな暖かな気持ちに ありがとう。本当にありがとう。