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キラキラしたものだけが宝物ではない

「聴く」×「よさカード」

「聴く」をテーマに「よさカード」を引いて、様々なことを語るシリーズ。
今回のよさカードはこちら。

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「宝物」という視点で物事を捉えたら、実は身近にたくさんあった。
という話はよく聞く。
だけれども、普段はあまりそこを意識していない、という話もまたよく聞く。

「聴く」ときには、いつも自然と
「あなたの話していること」「話をするに至った経緯」「これまでの経験」全てを出してもらっている感覚になる。

実際に話されていることは5分ほどのことであったとしても、そこに至るまでにはここまでの人生があるし、その価値観を持つに至った経験もある。
そして今現在、その方が発している言葉、空気、温度、匂い、音程などなど。

ざっくりしすぎていて、そして掴みどころがなくて、こういう言い方はあまり好きではないのだが、それこそ
「あなたの宝物」だと思うのだ。

それはわかりやすいキラキラしたものではないかもしれない。
本人にとっては消化しきれていない想いかもしれない。

それでも、必ずそれは「あなたにとって」「あなただけの」宝物なのだ。
またはいつかそうなるのだ、と(今は)わたしだけでも感じながら話を「聴い」ている。

「それは宝物ですね」とは言わないけれど、その気持ちで話を聴かせてもらっている。

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