未来予測:もしも「HIKAKINコイン」があったら?
イケハヤです。
昨日のメタバース・レイドバトルは楽しかったですね!
三連休、みなさんの作るゲームを楽しみながら、のんびり過ごしております。
さて、今日はインターネットの未来を想像してみましょう。
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まず、インターネットは「個人のエンパワーメント(強化)」を実現しました。
ぼくは2011年から「ブロガー」としてキャリアを歩み始めました。
が、あの時代はまだ、「個人が文章で食っていく」のは狭き門だったんですよね。
プロの文筆家になるためには、小説を書いて入賞するとか、新聞記者になって有名にあるとか……ですかね。
昔は文章で食っていくためには、まず、大企業・大手メディアをはじめとする「権力」に認めらる必要があったわけです。
同様の構造は「芸能人」などにも当てはまりますね。
インターネットはこうした既得権益をすっ飛ばして、個人と個人をつなげる力を持っています。
この力によって、個人は強化され、ダイレクトに影響力を獲得することができるようになりました。
結果、多くの「インフルエンサー」が登場し、大企業、マスメディアよりも大きな影響力を持つ個人が登場するようになりました。
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インターネットと資本主義は、「影響力のエンパワーメント」で満足せず、さらなるフロンティアを求めます。
次に個人が手に入れるのは、より資本主義の根幹に関わる「金融」に関わる数々の手段です。
話をわかりやすくするために、日本最強のインフルエンサーのひとりといえる、HIKAKINさんで考えてみます。
説明は不要ですが、彼は、大企業よりも大きな影響力を持つ圧倒的な存在です。
さて、ここからは想像の世界に入っていきます。
もしも「HIKAKINコイン」というものが存在したら、一体どんなことが起こるでしょうか?
HIKAKINコインは、彼が発行する仮想通貨のようなものです。
コインなので、HIKAKINさんの各種のサービス・商品に課金する際に使うこともできます。
まず間違いないのは、「HIKAKINコイン」の時価総額は、驚異的な規模になるだろうということです。
売り出し方やマーケティング次第では、いわゆるユニコーン企業といわれる、1000億円のラインは軽く超えてきそうですね。
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「HIKAKINコイン」が発行されたら、以下のような使い方が考えられます。
1. HIKAKINさんの「限定コンテンツ」へのアクセス権
2. HIKAKINさんとの「オンラインミーティング」への参加権
3. HIKAKINさんプロデュースの「商品」の先行購入権
4. HIKAKINさんの「イベント」への優先参加権
こういった「特典」にアクセスするために、多くのファンがHIKAKINコインを購入し、ホールドするでしょう。
そして、コインの価値は需要に応じて上昇していくことになります。
ここで重要なのは、HIKAKINコインが単なる「お金」ではなく、「コミュニティの証」になるということです。
HIKAKINコインを持っているということは、HIKAKINさんのコミュニティに属しているという「証明」になるわけですね。
さらに興味深いのは、HIKAKINコインの存在が「HIKAKINエコノミー」とでも呼ぶべきものを生み出す可能性があることです。
例えば、HIKAKINさんのファンアートを作る人が、その作品をHIKAKINコインで販売する。
HIKAKINさんの動画の字幕を作る人が、その労力に対してHIKAKINコインで報酬を受け取る。
こういった「経済圏」が自然と形成されていくかもしれません。
これは、従来の企業や国家が持っていた「経済圏の形成力」が、個人にも与えられるということを意味します。
つまり、HIKAKINさんという「個人」が、ある種の「国家」のような存在になるんです。
これは「影響力の獲得」から何歩か先に進んだ、真に革命的な変化だと言えるでしょう。
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もちろん、こういった金融的手法の導入には、課題も数多くあります。
例えば、HIKAKINコインの価値が急激に変動したら、多くのファンが経済的なダメージを受ける可能性があります。
その結果、ブランドに傷が付くことも容易に想像できます。
また、そもそもHIKAKINさん個人への依存度が高すぎるというリスクもあるでしょう。
人間にはどうしたって寿命があるので、こうした個人コインは、100年続くものにはならなそうです。
さらにいえば、HIKAKINさんクラスになると、そもそもビジネスモデルができあがっているので、あえてこうしたリスクを冒すのは悪手でもあります。
ゆえに、HIKAKINさんが仮想通貨のようなものを発行することは、少なくとも当面はありえないでしょう。
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が、こうした「インフルエンサーがコインを発行する」未来は、着実に近づいてきています。
最近だと「FiNANCiE(フィナンシェ)」で、令和の虎の社長たちがトークン(仮想通貨のようなもの)を販売し始めてますね。
フィナンシェは合法的に個人や企業がトークンを発行できる貴重なサービスです。
今後、多くのインフルエンサーが参入し、独自のトークンを発行していくことになるでしょう。
青汁王子なんかがトークンを出したら……盛り上がりそうですね!
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ぼくが特に注目しているのは、こういった「個人発行の通貨」が、既存の経済システムに与える影響です。
今まで「お金」というのは、国家や大企業が中心となって管理してきました。
でも、個人が自由に通貨や株式(のようなもの)を発行できるようになれば、その構造は大きく変わります。
無数の「コミュニティ通貨」が生まれ、相互に交換され、経済が活性化、膨張していく……なんて未来も見えてきますね。
20年後に振り返ったとき、今の経済が、大企業・大資本のプレーヤーに独占されていたことに、ぼくらは驚くことでしょう。
それはちょうど、20年前は、テレビ、新聞といったマスメディアが、情報の世界を牛耳っていたようなものです。
これは決してSFでも妄想でもなく、FiNANCiEやNFTの市場を見ると、すでに部分的に発現されている未来でもあります。
よく言われることですが、「未来は偏在している」のです。
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ぼくたちのプロジェクト「クリプトニンジャ」では、まさにこういった未来を見据えて活動しています。
個人の力が強くなり、新しいコミュニティ、新しい経済が生まれる。
それは、行き詰まった資本主義社会の風穴を開ける、突破口のようなものになるでしょう。
そんな未来を、ぼくたちは自分たちの手で作り上げようとしています。
ちなみに、ぼくらはすでに、トークンを発行しています。
「CNGトークン」は、来月すべてのロックアップが解除され、本格的にスタートを切ることができます。
FiNANCiEをインストールして、ぜひコミュニティに参加してみてください。無料でトークンも配ってますよ!
世界は過酷に変化していきます。
時代の針を先に進め、後世の人々に、せめて、より良い社会を残していきましょう。
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最後に宣伝。
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