青汁王子の炎上について、伝えたいこと

イケハヤです。

今日は少し時事ネタというか、青汁王子こと三崎優太さんの炎上について、ぼくの思うところを話してみたいと思います。

青汁さんとぼくは、一度クラブハウスで対談したことがあったりします。

仮想通貨関連でDMをもらったことがあったり、共通の知人が多かったり、直接面識はないですが、尊敬する知人のひとりです。

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で、今回の炎上の発端は、青汁さんが「お金がなくなった、終わった」と発言したことでした。

ところが蓋を開けてみると、実は動画撮影時点でも10億円くらいの資産があったとのこと(株価も戻ってるので、今はここからマシになっていると思います)。

で、その動画を見た人たちから、

「全然お金なくなってないじゃないか!庶民の気持ちがわからないのか!」

的な批判が殺到している、という状況ですね。

これは想像ですが、青汁さんはこういう反発があることを予想して動画を出しているのかなとは思います。

彼はすごく賢い人ですから、こういう反応があることは分かっていたはずです。

それでも動画を出した理由はわかりませんが、彼の「辛さ」は本物だったんだろうな、とは思います。

ぼくも投資家のはしくれとして、億単位のお金を動かす経験があります。

金額でいえば、一撃で2000〜3000万円くらい損切りしたこともあります。

もちろん損切りしてもお金は残っているわけですが、それでも辛いもんは辛いですね。

喪失感があるし、自分の判断の甘さや未熟さも痛感させられますし。

「いや、お金が残ってるからいいじゃん」という意見もわかりますよ。

でも、喪失感は拭えないのです。

その気持ちは誰にも否定できないし、否定されるべきでもないでしょう。

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大切なのは、他人の苦しみを否定しないことです。

その人にとっての「辛さ」は固有のものなんです。

他人の苦しみは、決して、他人には理解できないものです。

理解しようと努力する必要もないし、ましてや、寄り添う必要も基本的にはありません。

他人の苦しみは、否定せず、尊重することが大切です。

今回の青汁さんの発言に対して反発する人が多いのは分かります。

でも、彼の感じていたであろう辛さそのものまでを否定するのは違うと思うんですよね。

想像ではありますが、本当に辛かったはずなので。眠れなくなるの、わかります……w

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本件にかぎらず、他人の苦しみを否定せず、寛容になることは重要です。

理解しようと思わないことです。ただ、否定せず、見守るくらいの態度で大丈夫です。

他人の苦しみへの距離感が掴めると、自分の苦しみにも、うまく向き合えるようになると思いますよ。

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イケハヤ
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