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トークン価格は何によって決まるのか?

【トークン価格は何によって決まるのか?】

イケハヤです。

昨日は無事に「ガチホトークン」をリリースすることができました!

懸念していたサーバーダウンも発生しませんでした。FiNANCiE運営チームのみなさま、お疲れ様です!

早速ストップ高となり、現在価格は2.26円となっています。

ストップ高に感謝!

今日の昼12時にストップ高が解除され、また誰でも買えるようになります。

連休中は、できるだけたくさんの人が購入できるように、一回の最大購入金額は「100円」にしています。

ここからミームトークンの市場を作っていきましょう!

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さて、ガチホトークンはいわゆる「ミームトークン」なので、これ自体には特別な価値はありません。

ガチホトークンには現状、使い道も保有特典もありません。ただ、ガチホするためだけのトークンです。

で、そんな無価値であるはずのトークンに、なぜか価格が付いているというのは……非常によくわからない事態ですよねw

ここからが本題。

トークンの価格というのは、何によって決まるのでしょうか?

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ぼくは2017年から仮想通貨市場に関わってきて、「トークン価格の決定要因」について、たくさんの学びを得てきました。

ぼくも含めて、多くの人が勘違いしてしまいがちなのは、

「そのトークンを、たくさんの人が使えば価格が上がる」

という考え方です。

もちろん、これもひとつではあるんですが、実際はそれほど単純な話ではないんですよね。

具体例を見ていきましょう。

これは仮想通貨の時価総額ランキングです。

このなかで、XRP(Ripple)、ADA(Cardano)あたりは、実際にはほとんど利用されていません。

これ以外にも、

「別段多くのユーザーがいるわけではないのに、価格や時価総額はなぜか高い」

ということは、仮想通貨の世界では一般的に見られる現象です。

もっといえば

「たくさんのユーザーを抱えているのに、トークン価格は下落・低迷している」

ということも、めちゃくちゃよくあります(血の涙)。

たとえば「PancakeSwap」は世界でもっとも使われているDeFiサービスのひとつで、収益化にも成功していますが、肝心の $CAKE の価格は低調です。

CAKEがんばれ

こうした事例を見るに、トークン価格というのは、必ずしも「利用実態」と関係しているわけではないのです。

では、トークン価格は何によって決まるのでしょうか?

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ポイントは以下の2つです。

1.「需要と供給のバランス」

価格はそもそも、需要と供給で決まります。

どれだけ多くの利用者がいても、そのトークンを売る人が、買う人よりも多いようなら、価格は下がります(DeFi、P2Eゲームではよく見られます)。

その意味で、注目すべきは利用実態よりも、実は「需給」の構造だと考えています。

そうした考えもあり、昨日ローンチした「ガチホトークン」は、供給量を意図的に少なくしています。

CNGトークンが240万枚の供給量に対し、ガチホトークンは41万枚程度に抑えています。

それだけでなく、「ガチホ文化」を理解しているホルダーを多く巻き込み、売り圧を最大限減らしています。

ガチホトークンに使い道はありませんが、需要と供給のバランスは存在するので、価格はそれによって決定されていくわけです。

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2.「トレンドとの親和性」

もうひとつ重要なのは、トレンドです。

極論、トレンドに乗っていれば、実際の利用者がいるかどうかなど、どうでもよくなっていきます。

2021年にメタバースがトレンドになった時、メタバース関連トークン、株価の価格は急上昇しました。

すさまじい上昇、、、からの停滞

でも、あの時期って、まだメタバースってほとんど実用化されてなかったんですよね。

利用者が一切いないのにもかかわらず、株価やトークン価格だけが上がっていったわけです。

こうした事例は、クリプトのみならず、株の世界でも一般的に見られる現象といえるでしょう。

トレンドに乗れているかどうかは、価格形成に大きな影響を与えます。

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というわけで、

「実需があれば(利用者がいれば)、トークン価格は上がる」

という考え方は、意外と正しくありません。

むしろ、「需給バランス」と「トレンド」という2つの要素の方が、価格形成に強い影響を与えるとぼくは考えています。

補足をすると、もちろん、実需や利用実態も大切です。

特に、トレンドが去ったあとには、実態が強く問われてきますね。

しかし少なくとも短中期的な価格形成においては、需給バランスとトレンドの方が大きな影響力を持つことを理解しておく必要があります。

反省を込めて厳しめに表現すると、

「実需があれば自然と価格が上がる」

と、運営チームがナイーブに信じ込んでしまうことは、トークン価格の低迷につながります。

トークンの価格形成について、現実に即した理解を持つことは、Web3のビジネスを進めていく上で非常に重要です。

この点において、無価値であるはずの「ガチホトークン」は、いい試金石になってくれるんじゃないかなと思ってます。

ふざけたミームで、それっぽい常識をぶち壊してやりましょう!

ありがとうございます!サポートをいただけると、高知の山奥がもっと面白くなります!