東京から高知県に移住して10年。「ライトな出家」としての田舎暮らし
イケハヤです。
土曜日なので雑談です。
2014年に東京から高知に移住して、はや10年が経過しました。
アンチからは「すぐ東京に戻ってくる」「エア移住だ(実は東京にいる)」とか書かれていたのが懐かしいですねぇ。
昔書いた本もリンクしておきます。キャンペーン中なのか、安くなってますな!
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で、アンチといえば、なんか「イケハヤ不倫疑惑」があるとか……。
こんな人里離れたところで、不倫とな……w
東京から移住して10年が経ちましたが、この暮らしは「ライトな出家」のような感覚があります。
こうした田舎に拠点を置くと、お寺で生活するように、「世俗的なものから距離を置く」ことが可能になります。
もちろん完全な出家とは違って、インターネットは使うし、Amazonで買い物もできます。車でイオンモールに行くこともできます。
でも、普段の暮らしは、割と世俗から遠い感覚もあります。
たとえば、「街中で広告を見ない」のは特徴的かもしれません。
都会に行くと、電車の中や街中に広告があふれていますよね。
でもここにはそんなものはありません。
「広告主募集中の看板」は、すっかり錆びついていますw
「夜の誘惑」も一切ありません。
ほとんどの店は夜8時には閉まっているので、夜はとても静かです。
田舎あるあるですが、多くの人が車移動なので、居酒屋で飲む文化が形成されないんですよね。
一応コンビニは開いてますが、車で往復20分なので、諦めますw
「物欲を刺激されない」のも特徴ですね。
「新しいお店ができた」とか「期間限定セール」とか、そういう情報に触れる機会はほとんどありません。
たまにスーパーで珍しい商品を見つけると、「頑張って仕入れたんだな」と思って買うことはありますが、そのくらいですね……。
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こうした環境で暮らしていると、自然と余計な刺激からは距離を置けます。
やるべきことに集中できて、「正しく欲望する」ことができるようになります。
クリプトニンジャは、ぼくがこのような暮らしをしているからこそ生まれたプロジェクトなのかもしれません。
こうした暮らしは一見すると禁欲的で、面白くなさそうに思えるかもしれません。
これは逆説的ですが、都会って、住んでるだけで欲望を去勢されるんですよね。
田舎暮らしを禁欲的に感じるとしたら、それはあなたの欲望が、都会生活によって、最小化され、規定されてしまっているのです。
都会に比べると、田舎では、圧倒的に欲望を爆発させることができます。
都会ではまず不可能な「温泉を掘る」なんてこともできますね。実際やってる人、けっこういますw
ぼくの夢としては、図書館と美術館を、山奥に作りたいな〜と妄想してます。
都会じゃこんな欲望、抱きようがありませんよね。
ど田舎に住むことで、都会が規定する型にハマった欲ではなく、あなたが本来持っている欲に向き合うことができるわけです。
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「ライトな出家」生活、興味ある人はぜひ試してみてください。
1週間でも2週間でもいいから、何もない田舎に滞在してみるのはおすすめです。
都会の暮らしでは気づかなかった、あなた自身の願望を知ることができるかもしれません。
なお、仕事について不安に思う方もいるかもですが、リモートで働ける環境はかなり普及してきています。
ぼく自身がこんな暮らしをしているわけで、Ninja DAOの仕事は基本的にフルリモートで回しています。
まだまだ事業規模が小さいですが、クリプトニンジャを拡大させ、ど田舎で楽しく暮らしながら働く人を増やしたいな〜とも思ってます!
最後に宣伝をすると、クリプトニンジャはテレビアニメになっています!
アマプラで配信しているので、ぜひぜひ見てみてください〜。