日本に「ミームトークン市場」を作ります
イケハヤです。
今日はぼくの本業である「マーケティング」について、ちょっと本質的な話をしていきたいと思います。
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「マーケター」というのは、何をする人なのでしょうか?
多くの会社にマーケティング部があり、そこで働く人たちをマーケターと呼びますよね。
マーケティング業務は多岐に渡るのですが、日々の実務としては、こんな感じでしょうか。
・ブランディング戦略を練る
・商品開発をする
・SNSやメルマガを運用する
・広告を出稿、運用する
・イベントを企画、実施する
・メディアやインフルエンサーとのコネを作る
マーケターに憧れる人は多いですが、実際やってみるとかなり地道というか、地味な作業も多いのが現実ですね。
でも、マーケターの本質的な仕事には、もっと大きなものがあるんです。
それは「市場創造」です。
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マーケター(Marketer)という言葉は、マーケット(Market)、つまり「市場」から来ています。
「市場を扱う人」がマーケターなんです。
だとしたら、マーケターの最も尊くてエキサイティングな仕事は何か?
それは「新しい市場を作ること」だと、ぼくは考えています。
たとえばApple。
言わずもがな、彼らは「iPhone」を通して、「スマホ市場」を創造しました。
イーロン・マスクの「Starlink」も、「衛星インターネット市場」を開拓しています。
Airbnb(エアビーアンドビー)は、世界に「民泊市場」を創造しましたね。
日本では使えませんが、Uberは「ライドシェア市場」を作りましたし、同社のUberEatsは「フードデリバリー市場」を創造しました。
国内では、カバーやエニーカラーが「VTuber市場」を、タイミーは「スキマバイト市場」を創造しましたね。
資本主義社会を見ると、このようにして、
「その企業・その人がいなかったら、今のような市場は存在していなかったかもしれない」
と思えるような天才的なマーケティングの証拠が、いたるところに存在します。
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ぼくたちの仕事でいうと、「日本のNFT市場(特にpfp市場)」を作ったと言えるでしょう。
特に「CNP」の登場は、市場に大きな影響を与えました。
CNPの登場前と登場後では、国内のNFT市場の様子がまったく変わったことは、当時を見た人なら覚えていることでしょう。
さらに最近では、FiNANCiEというプラットフォームで「トークンの二次流通市場」を作り出した、と言えそうです。
というのも、CNGが参入する前のフィナンシェは、二次流通はほとんど動いていなかったのですよね。
そんななか、ぼくらが「1円スタート」のトークンを出したことで、フィナンシェの二次流通は大きく活性化しました。
今では多くのユーザーがトークンの売買を楽しんでいます。これ、1年前はこんな感じでもなかったんですよね。
マーケターとして仕事をしていくなかで、もっとも楽しいのは、やはり「市場創造」なんだよな〜と感じています。
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そして今回は、新たな市場創造に挑戦します!
それは「日本版ミームトークン市場」です。
あまり知られていないことですが、グローバルの仮想通貨市場では、ミームトークンが大盛り上がりなんです。
ごく短期間に、時価総額が数百億円に達するプロジェクトもざらにある状況です。
一方で、日本では、まだまだミームトークン市場は未開拓。
「BONSAICOIN」など、先行するミームプロジェクトもあるにはありますが、グローバルの熱気感とはギャップがある印象です。
この理由は明確で、「言語の壁」と「文化の違い」です。海外のミームは英語がベースなので、日本人の99%には伝わりません。
また文化も違うので、そのままでは受け入れられにくい部分もあります。
でも、人間の本質は変わりません。
海外で流行るものは、適切なローカライズを施せば日本でも流行る可能性が高いんです。
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そんなわけで、次は「日本のミームトークン市場」を作ろうと考えています。
まずは本日、フィナンシェ上で「ガチホトークン」の展開をスタートさせます!
このプロジェクトが一定の成功を収めると、フィナンシェ上で「ミームトークン」というカテゴリーが確立されると考えています。
ガチホトークンを一の矢とし、二の矢、三の矢と展開を作り、さらに市場を広げていければなと画策しています。
たくさんのクリエイターがミームトークンを発行し、それらの一部は世界にも届く、なんて未来もありえるんじゃないかなと。
この、ほとんど社会実験といえる「ガチホトークン」がどうなっていくか、ぜひぜひご注目ください!
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というわけで、マーケターが取り組むべき、もっとも偉大な仕事は「市場創造」です。
コミュニティのみなさんとともに、「日本版ミームトークン市場」を創造できればと思っています!