満員電車は、どう考えても非人道的だ。
注目のライター、下津曲(しもつまがり)さんによるエッセイ、第4回目です。前回はこちらからどうぞ!
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街には「こんなにも科学は進化しているのに、なぜこれはずっと変わらないんだろう?」と不思議なもので溢れています。
例えば、傘。
傘は明治時代に日本国内での製造が始まったといいます。そこから現在に至るまで、約150年近く経っているにも関わらず雨傘の根本的な機能や形はほとんど変わっていません。
もうちょっとgoogleとかが頑張れば、雨の日にわざわざあんなに長くて邪魔な傘を持ち歩く必要もなくなるのかなぁなんて思うのですが、おそらく僕らが死ぬまで、そして死んでからもしばらく傘はあのデザインのままでしょう。
あと、書いていて気付いたのですが、「折りたたみ傘」ってあるじゃないですか。
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