【最新統計】日本人のAI利用率は9%……絶望を共有します。
イケハヤです。
今日は絶望的な話題になってしまいますが、最新の情報通信白書から見えてきた日本の「デジタル格差」について、みなさんと共有したいと思います。
昨日、総務省から2023年版の情報通信白書が公開されました。
ぼくはこの内容を見て、正直言って絶望しました。
「日本はもう終わっているな」と思わざるを得ない、そんな衝撃的な内容だったんです。
特に注目したいのが、生成AIをはじめとするテクノロジーの利用率や利用意向についての国際比較です。これがもう、とんでもない結果なんです。
まず、「生成AI(ChatGPTなど)の利用率」。
日本はなんと、わずか「9%」。
一方で、中国は56%、アメリカは46%です。
つまり、日本では10人に1人しか生成AIを使ったことがないということ。
これを読んでいるみなさんは、もしかしたらChatGPTを使ったことがあるかもしれません。
だとしたら、おめでとうございます!
みなさんは日本では「上位10%の超高度人材」なんです。
無料で使えるChatGPTすら、90%以上の日本人が使ったことがない……。
これはもう「絶望」としか言いようがありません……。
====
企業の状況も深刻です。
「AIを積極的に活用したい」と考えている企業の割合。
日本:15%
中国:71%
アメリカ:46%
日本企業の経営者や幹部の方々は、AIのことをほとんど理解していないということでしょう。
だから活用もできない。これじゃあ、世界との競争に勝てるはずがありません。
さらに驚くべきことに、メールや議事録、資料作成の補助としてAIを利用している企業の割合。
諸外国では「9割」の企業が既に使っているのに対し、日本はたったの「46%」。半分以下なんです。
他の技術についても状況は同じです。
「メタバースの利用経験」
日本:6.1%
アメリカ:39%
中国:36%
「自動運転車の利用率」
日本:2%
アメリカ:25%
中国:20%
「ロボットの利用意向」
日本:5%
中国:27%
米国:23%
もう、数字を見ているだけで「絶望」という言葉しか出てきません。
日本は昔から新しいテクノロジーの導入に消極的で、イノベーションが起きにくい国だと言われてきました。
でも、ここまでとは...。正直、ぼくも驚きました。
世界はAIを使って爆速で生産性を上げているのに、日本だけが取り残されている。
これはもう、「日本人だけが竹やりで戦っている」とか「日本人だけがカセットテープで音楽を聴いている」みたいな状況なんです。
この状況で、日本の給料が上がらないのは当然です。
円安で物価は上がるのに、生産性が低いから給料は上がらない。
こんな状況で、どうやって豊かな生活を送れというのでしょうか。
====
でも、悲観してばかりいても仕方ありません。
むしろ、これを「チャンス」と捉えるべきかもしれません。
だって、日本ではまだAIを使える人が少ないんです。
つまり、AIを使いこなせる人材は「貴重」なんです。
みんなが馬車で移動している時に、僕らだけが車に乗っているような状況。そう考えれば、むしろ有利とも言えます。
だからこそ、今のうちにAIやWeb3、NFTなどの新しいテクノロジーをしっかり使いこなせるようになることが大切です。
そうすれば、厳しい社会の中でも生き残っていけるはずです。
この記事を読んでいるみなさん。AIを使っているだけで、みなさんは本当にすごいんです。日本の中では「超レア」な存在なんです。
悲観的な内容になってしまいましたが、これが現実です。
この現実をバネにして、新しい時代を切り開いていきましょう。
====
無料メルマガでは、AI活用だけでなく、副業で稼ぐマインドなども発信しています。ぜひぜひご登録ください!