"わたし"が生きることについて

こんにちは、サイトウエンです。

このノートを読む方の大半がわたしを知っている方だと思うので、挨拶は省略いたします。

今回のノートはサイトウエンの中の人の赤裸々のお話が多いので、夢見る皆様にはあまりお勧めできません、受け入れてもらえたらうれしいです。

今年で３２です。未婚で彼氏はいません。恋人もいません。最近酒癖の悪い実の父親に酔った拍子に「いつまでも結婚もしないで残りやがって」と怒鳴られ、あ、そういう風に思われてたのかあ、とサーっとなんか実の親に引きました。とても昭和の頭の固い人と思っていたけれど、ここまでとは思ってはいませんでした。がっかりしました。

話飛んで、わたしは男の人があまり得意ではありません。フォロワーさんにも男性の方はいると思うので先に謝っておきますが、わたしの人生において、恋愛対象にわたしをみてきた人は、怒鳴る、侮辱する、酒で暴れる、という行為が必ず付き添っていたので、正直、嫌いです。（男の友人はおりますので、多分恋愛対象にされるのが苦手なだけだと思います。）仲良くなるときも、すごく抵抗があります。女子校に六年もいて、三姉妹の末っ子ということもあり、わたしは同性といる方が心地が良かったです。

かと言って女性が好きなのか？と言われると、女性でも好意を持たれて性的に嫌な思いもしたことがあるので、ちょっと恋愛感覚が人とズレてるみたいです。ずっとわたしは、理論的にはバイ、女の人と付き合ったことがないけれど、人間的に好きになれれば性別は問わない、と思っていました。それをうまく説明できず、心ない人にレズビアンだとかバイシェクシャルだと指摘されると、なんか違うしでも説明めんどくさいしほっとこ。と思ってました。

子供が好きだったので、実の子が欲しいと思い婚活をしたこともありましたが、あまり人を好きにはなれませんでした。デートを繰り返すたびに好きになれない自分の罪悪感がまして、とてもじゃないけれど生涯の伴侶とは思えませんでした。

そんな時に、友達に、セクシャル診断を勧められました。心理テストのようなもので、ネットに転がっていたものを試してみると、わたしは”パンロマンティック”という性に属することがわかりました。パンロマンティック、好きになる人に性別を問わない。なんてわたしのことだろう、と目から鱗が落ちました。その時震え上がるほど嬉しかったことを覚えています。

少なくとも同じ感覚の人が世界にはいる、この違和感を抱えて生きている人がいる、ということが涙が出るほど嬉しかったです。セクシュアル診断に関しては是非ネットで検索してみてくださいね。

わたしの男の人に対する恐怖の最初の記憶が、父にふざけてキスをされたことです。父からしたら愛情表現だったのかもしれません。５歳くらいの記憶だと思います。両手を押さえられて、キスをされました。ベロもいれられました。わたしは嫌だなって思ったけれど、うまく伝えられず笑って誤魔化して３１になりました。ふとした日常でもいまだに、あの時嫌だったな、と思い出す記憶の一つです。

このことを話すのは初めてで、人に伝えていいものなのか、母に伝えるべきだったのかわかりませんが、幼い頃のわたしは逃げられない状態でキスをされる行為がすごく嫌でした。それから父のことをずっと心の中で軽蔑していました。

仕事が忙しい父親だったのであまり顔を合わせることはなかったので、幸いでした。これは笑い話なのですが、あまりにも家にいない父のことを小学生くらいまで、たまにご飯を食べに来る知らないおじさんだと思ってわたしは人見知りしていました。

知らないおじさんにキスをされて、ベロをいれられたら、いやですよね。あの頃のわたしを抱きしめてあげたいです。代わりに父にそれはダメだし嫌だと伝えてあげたいです。傷つけることかもしれませんが、わたしの将来に大きく関わることだったと今では後悔しています。

セックスをするたびにわたしはその時のことを思い出します。彼氏を作ってみたこともあります。セックスもしたこともあります。ちんこの出し入れを何でこんなにみんなしたがるのかなあっていつも不思議でした。わたしにとってセックスはちんこの出し入れ以外の何者でもなかったです。それよりもわたしはベッドでぐっすり二人で寝てる方がいいなあと思ってたのに、わたしの付き合う人はセックスの方が好きな人ばかりで、異性と付き合うのもそのうち嫌になり、諦めました。

何でこんなことを書いたかというと、わたしのようなセクシャルマイノリティーの人がいたら、大丈夫だよ、一人じゃないよ、わたしもだよ、と伝えたかったからです。セックスをしなくてもいい人生はあります。結婚しなくても、子供を持たなくても、いいと思います。だって令和ですもん。

少子化とか知るかって感じですよね、それより金くれ。

わたしの人生でアラサーになってもセックスをしたことがないとお悩みの子がちらほらいましたが、あれ、別にただのちんこの出し入れだから別にしてもしなくてもいいと思うよ。本当に好きな人が出来てしたいと思う日がきたらならしてもいいと思うよ。わたしはテキトーな彼氏もどきとセックスして、あーこんなもんかって感じでした。

両親には育ててもらって大学に行かせてもらったことは感謝いたします。でもこれから先はわたしの人生なので、わたしの稼いだお金でどこで誰とどう生きるかはわたしは決めます。こんなことノートに赤裸々に書いちゃってごめんね、お父さんお母さん。

あなたの娘はパンロマンティック。

発達障害グレーゾーン。

１０年以上うつと戦っております。

自分の性質を受け入れて、普通にはなれないけれど、なるべく迷惑をかけないように努力しているつもりです。生きている間は受けれいてもらえないかもしれませんが、それはそれ、これはこれ。

あなたの娘はいい大人なので金と猫抱えてあなたたちからトンズラ計画立ててます、ごめんね！

サイトウエン赤裸々夢ぶっ壊しノート失礼しました。

早く引っ越し資金貯めて出ていきたいので、こいつの人生おもろ！と思ったら課金してくれたら嬉しいです。

また悩めるアラサー日記定期的に書いていきます。

どうぞよろしくお願いします！

サイトウエン