エンジニアとしてフルリモートワークで8年生き残るための技術スタック
こんにちは。吉田智哉です。
岩手県盛岡市に住みながらエンジニアとしてフルリモートワークで東京の開発案件を請けてます。
気が付くとこの働き方で8年間も経過していました。
8年生き残ることができた技術スタックをシェアしたいと思います。
今までの8年間で、これから先はどうなるかわかりませんが、これらを軸に守備範囲を広げていけば、
これからもフルリモートワークで生き残っていけるのではないかと思っています。
Ruby on Rails
Ruby on Railsは私がエンジニアになるきっかけとなったフレームワークです。
リモート案件が多いので、リモートワークしたい人であればRuby on Railsを学ぶといいでしょう。
GolangやTypescriptに押され気味な感じもしますが、実際に転職エージェントやフリーランスエージェント,
Wantedlyで案件を探してみるとまだまだRuby on Rails案件は多いです。
8年前から今までも十分にリモート案件が存在します。
YoutubeやXなどのナノインフルエンサーのポジショントークに惑わされないようにしましょう。
Railsで十分に戦うことができます。
ただし後述するようにRailsを軸としつつも、周辺の技術を身に着けておくことで、
Railsのみできるよりも案件数をグッと増やすことができます。
React
Railsで十分戦うことができますが、
Rails単体ではなく
RailsはAPIモードでフロントエンドはReactやVueで
開発するプロジェクトが多くなってきました。
そのためReactや後述のVueも触れるようになっておくと案件数がぐっと増えます。
Vue
こちらもReact同様、Vueも触れるようになっておくと案件数がぐっと増えます。
Railsメインの案件で参画したのに、3ヶ月間ほぼRailsを触らずにVueだけ触っていたこともあります。
TypeScript
Railsだけで大丈夫と冒頭で言っておきながらも、「Railsだけで大丈夫なんだろうか..」と不安に
思うことがありました。Railsだけをやっている人は誰しもが一度は思うことだと思います。
たまたま参画中の案件でサーバーサイドTypeScriptを使うことになり、運よくTypeScriptを習得する機会に恵まれました。
当たり前ですが、RailsだけできるよりもTypeScriptもできる方が案件の幅が広がります。
それ以上に「Railsだけしかできない」というコンプレックスを解消することができて、
自分に自信が持てるようになったことが大きいです。
Golang
TypeScriptの案件に参画後、Rails以外でも数か月他の言語を触れば習得できる自信がついたこと、
転職エージェントやフリーランスエージェントから今伸びている言語を聞いてみるとGolangが伸びているという情報を得たことから、
Golangを習得しました。
まずは独学で学び、次に知り合いからGo案件を紹介してもらい、Goの実務経験を積んでからGoの案件に参画しました。
「今からゼロから案件に参画して学びたいです!」というよりも、すでに実務経験を積んでいたことから案件の獲得はスムーズでした。
これからRails以外の言語を習得したいと思っている人は、まずは独学で学び、次に知り合いから案件を紹介してもらうという流れがおすすめです。
知り合いがいない場合は自分でサービスを作ってみる、最初は単価を落とすのを覚悟して案件を獲得するという方法もあります。
クラウドサービス
Railsだと少人数のチームが多いので、インフラ回りも触れるようにしておくと仕事を任せてもらいやすくなります。
AWS、GCP、Azureなど主要なクラウドサービスは普段から触れておきましょう。
まとめ
Railsを軸にしつつ周辺の技術を身に着けておくこと。
Railsだけに限定せず多言語にも挑戦することで、自分に自信がもてるようになりますし、
案件の幅も広がります。
次はフロントエンドをさらに学ぶか、RustやKotlinなどの言語に挑戦してみるか悩んでいますが、
これからも技術を学び続けて、リモートワークで生き残っていきたいと思います。