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パーモットexでシティ入賞を目指したポケカ初心者の話

【はじめに】

こちらはパーモットが好きすぎるが故に、なんとかしてパーモットでシティ入賞を目指した結果とそこまでのプロセスをまとめた記事になります。

「自分の推しで勝ちたい・活躍させたい!」という人にも参考になれば幸いです。

【経緯】

ポケカ自体は遊んでいたものの、勝つことをメインにし始めたのはここ半年でした。

ただ、パーモットというポケモンが好きすぎるので、パーモットを採用したデッキでシティリーグでの入賞を目標としました。

普段はかわちいのに、戦闘時はカッコいい。
"祈り"ポケモン。

【ポケカにおけるパーモットとは?】

パーモットはポケカにおいて3種類存在します。
どのパーモットも可愛く強みが明確にありましたが、まずはデッキの方向性を決めるべく、それぞれのパーモットの特徴を洗い出しました。

⚡️パーモットex

テラスタルをさせてもらえなくて可愛い

・体力が300
・1エネ60ダメ
・いなずまストライクが優秀
・逃げエネ0

⚡️パーモット(エレクトロパウ)の特徴

パーモット界最高打点 個人的解釈ではこの
パモがパーモットex
パモットがパーモット(エレキフィスト)
に進化している

・エレクトロパウが230
・逃けエネ0

⚡️パーモット(エレキフィスト)の特徴

ベンチにも70だったら"ガチ"だったね

・エレキフィストがベンチにも60

というラインナップになっており、
デッキの軸は今環境でも戦えそうなパーモットexに設定しました。

【デッキ構築にあたり】

パーモットexを軸にするにあたり意識すべきことは大きく下記の2つだと考えました。

ーーーー
①2進化ポケモンの宿命である進化とどう向き合うか
②打点不足とどう向き合うか
ーーーー

①に関しては2進化で結果を出している
リザードンex・ドラパルトexはもちろんのこと、
ゲッコウガexやサザンドラexのリストやnoteも参考にさせていただきました。

リザードンやドラパルトは、
デッキ内に強すぎ特性である
「れんごくしはい」・「ていさつしれい」
を擁しており、それに伴ったデッキ構築になっていると言えます。

パーモットたちにはそのような特性はありませんので、他のポケモンやサポートやグッズでそこを補填しなければなりません。

そこで下記は環境外2進化には必要不可欠と考え採用を検討しました。

・ロトムex
・ピジョットex

そして、サザンドラexとパーモットexの抱えている課題が類似しており、デッキのベースはすでに結果を残しているサザンドラexを主に参考にすることになりました。

加えてテラスタルフェスで登場したスボミーの対処も考えなければなりません。

はいどうも、むずむずかふんのグッズロック関連で
ジャッジが呼ばれまくる

②に関しては中打点しか出ないデッキを参考にしつつ、無理をして高打点を出す必要があるのかと、最低いくつの打点は再現性高く出すことが必要なのかを考察をすることにしました。

2024年シティS2環境において必要な高打点ラインは、大きい方から

330→リザードン
320→ドラパルト
300→ブリジュラス
270→ソウブレイズ
260→サーフゴー
※レジドラゴは減少に伴い切る形に

だと考えており、パーモットexをワンパンで仕留めてくるソウブレイズexのHP270ラインをどう出すかを考察することにしました。

【デッキレシピと採用理由】

以上の検討事項を踏まえて完成したのが下記レシピになります。

シティは残念ながら3-3という結果に…

下記採用理由など記述していきます。

【パモ】3枚
HP60は最低でも欲しいため消去法で採用。
本当は4枚採用したいが、枠都合で3枚に。
パーモットデッキにおいて10ダメージは重要になる要素なので、なぐる場面もあったりなかったり。

たくさん寝ていっぱい食え

【パモット(エレキバレット)】1枚
今回はスボミーに抗うためエヴォリューションを採用しているため中間進化も採用。
2種類とも勝ちを拾うために必要な場面があり、
両採用と致しました。

スボミーを刈り奪る形

前に50を与えながら後ろに30という性能は意外と侮れず、後ろのスボミーを倒すことができるのは圧倒的利点。序盤に使用することでいなずまストライクやエレクトロパウ、カースドボムで終盤にリーサルが見えることも。

【パモット(でんきショック)】1枚

でんきショックで運勝ちを狙え

どうしようもない時に、力の砂時計を貼りつつでんきショックでマヒを狙う。パーモットデッキが環境に抗うためにはこれくらいのことしないといけない。フトゥー博士のシナリオ、やめてね。

【パーモットex】2枚

(( ᐛ👐 )パァ

本構築のメインアタッカー。性能自体は唯一無二
どの対面でも1体は出すので2枚採用。

いなずまストライクの性能は特徴的で、
220ダメージをベンチを含めてどこへでも与えることができます。

これによりベンチにいるシステムポケモンを取ることができるので、ロトム・イキリンコはもちろん、ほとんどのデッキに採用されているキチキギスをとることが可能になります。

特にナンジャモやアンフェアスタンプなどの手札干渉をしつつ、相手のシステムポケモンを倒すいなずまストライクは強力で、相手の立て直しの隙をついてサイドを進めていくことが、このデッキの基本の戦術となります。

上述の通り、逃げエネ0が優秀ということは言うまでもありませんし、パーモットを一撃で倒せない対面に関してはまずエレキックで60ダメージ与えつつ、次のターンにカースドボムやいなずまストライクを撃つなどが1つ重要な立ち回りになります。

相手がパーモットexの技を知らなければそのまま勝ちに繋げることも多く、知っていることで立ち回りが変わることもあるので、相手のプレイを強いることのできる"エース"に相応しい性能です。

と、ここまではメリットを語ってきましたが、いなずまストライクはエネをトラッシュするデメリットもあり、準備に時間がかかる上に1試合で何発も打てないので戦況を見極めることがとても重要です。

【パーモット(エレキフィスト)】1枚

スボミーを刈り奪る形 その2

一見打点自体は足りないように見えるものの、他のパーモットにはない強力な場面があるため1枚採用。


輝くゲッコウガやイキリンコとHP60以下のポケモン
を倒して複数サイドを進める

輝くゲッコウガやイキリンコを倒しつつ、ダメカンを後ろに散らして後半のカースドボムやいなずまストライクに繋げる

というパターンで強く、非ルールで2枚取りを狙える場面であれば進化先の選択肢として常に頭に入れるべきカードになります。

【パーモット(エレクトロパウ)】1枚

このデッキにおけるフィニッシャー

「でんきおこし」という特性(別名:赤ちゃんれんごくしはい)を持ち、相手の意識外から大ダメージを叩き出すことが可能。

後述のカウンターゲインを貼ることで
エネルギー手張りから技が打てるようになり、
からておうの稽古と合わせてソウブレイズexをワンパンできるのもポイント。

エレクトロパウ使用後は大体エネ不足になるので要注意。

【ヨマワル・サマヨール・ヨノワール】2・1・1枚
強すぎるので特に言うことありません。
本来はヨノワールをもう1枚増やしたいが断念。

2進化相手やエレキフィストを使う対面では優先的に育てる。

【ポッポ・ピジョン・ピジョットex】1・1・2枚
上述の通り、パーモット達が強い特性を持っているわけではないので、デッキを回すため&コンボパーツを集めるのに必須だと思っています。サイド落ちケアでピジョット2枚採用。

ブリジュラス対面など、カウンターゲインを持たせてピジョットexでふきすさぶをしなければならない場面も。

【スボミー】1枚
テラスタルフェスで生まれた問題児。
後攻を取った場合にエヴォリューションへ辿り着けない場合の1つの選択肢として採用。

スボミーでグッズロックをして倒されたのちに打つアンフェアスタンプ、強すぎやしねえか。

【ロトムV】1枚
2進化の相棒枠として言うことなし。
相手のピジョットexやイキリンコexを倒すために攻撃する場面もあります。

スボミー環境で先行をとる理由の1つでもあるためレギュ落ちが痛すぎる。

【キチキギスex】1枚
最強なので割愛。

【ネスト・ハイパーボール、なかよしポフィン】
4・3・3枚
先行時はロトムVへのアクセスを目指したいのでネスト4にしています。ポフィンも4にしたいね。

【フェザーボール】1枚
ピジョットexサーチ専用かと思いきや、ピジョン・パーモット2種・スボミーをサーチできる優れもの。

序盤は手札コストに困ることもあり、
痒いところに手が届く1枚。

【ヒスイのヘビーボール】1枚
ピン刺しカードが多いので採用。
いままでありがとう。

【ふしぎなアメ】3枚
スボミーさえいなければ4枚

【カウンターキャッチャー】1枚
呼び出し札はいまだに枚数悩んでます。
エレキフィストを上手に使うために使用したり、縛っていなずまストライクを連打するために使います。

【夜のタンカ】1枚
最強カード。
ボムやパーモット、エネの回収が役割なので枚数増やすべき。

【大地の器】1枚
とにかく毎ターン手張りすることが大事なデッキなので、グッズでエネルギーをサーチできる状態にしておく必要あり。

【アンフェアスタンプ】1枚
エーススペック枠。
カウンター気味に闘うデッキコンセプトでもあるので相性は良く、アンフェアスタンプを打ちながらのいなずまストライクでキチキギスexやビーダルを取る動きがとにかく強い。

今後はトライフロストの脅威が消え、ハッコウシティも増えるのでアクロマの執念が選択肢に入る可能性もあり、その場合は偉大な大樹も検討の余地あり。リバーサルエネルギーを採用することでパーモットとヨノワールが攻撃可能になる。

【エヴォリューション】1枚
スボミー環境に抗うため採用。
後手の理想的な動きはこちらでポッポとパモorヨマワルを進化させていくこととなります。

【カウンターゲイン】1枚

サザンドラexでの採用を参考にしました

2進化デッキ&ボムを採用していることから、
サイドの先行を許しがちですが、このカードをエレクトロパウパーモットにつけることで相手のVやexを倒しサイドレースに追いつくことが可能です。

とにかく手張りが重要なこのデッキにおいて、手張りをスキップできるこのカードの評価は高いです。
ピジョットexで攻撃をする際にも使用したりします。

【力の砂時計】1枚

強いんだか弱いんだか

バトル場のパーモットexにつけると強いどうぐ。
いなずまストライクを撃つためにつけることが多く、こちらも手張りをスキップする効果なので強いは強い。

【森の封印石】1枚
最強カードのため割愛。

【ボスの指令】1枚
枚数悩み中ですが、多くても2枚な気がしています。

【ペパー】4枚
パーモットたちはどうぐでサポートをしてあげないといけない都合、ペパーの存在が必要不可欠な気がしております。
今後アクロマの執念を検討するなら枚数調整はいるかもしれません。

【ナンジャモ】3枚
上述の通り、
・カウンタータイプのデッキであること
・手札干渉をしつつ、いなずまストライクを撃つことが強みである
という点から3枚の採用としております。

【からておうの稽古】

突然のリーサル

上述の通り主な運用は、
エレクトロパウ+からておうの稽古で
ソウブレイズexやサーフゴーexを倒すことにあります。

他にも、
エレキフィストがピジョットexを倒せるようになったり、エレクトロパウやいなずまストライクがサマヨールと合わせてブリジュラスexやドラパルトexを倒したりなど様々な場面で有用です。

パーモットデッキで環境と戦う上で最後のピースになり、デッキが仕上がった感覚を得ることができました。

【基本雷エネルギー】8枚
初手に1枚は来て欲しいため。

以上が各カードの採用理由となります。

【最後に】

本来であればここからは各対面での意識やポイントをまとめるところなのですが、

・全環境デッキに対しての試合数が多くない
・パーモットデッキの使用者が多くない
・別に結果を残したわけでもない
・これ以上書くのは面倒くさくなっちゃっている

という理由があり、
記事の反響があればまとめます。(多分ない)

この構築に至るまで、ミライドン軸・バシャーモ軸など様々なトライアンドエラーもあり本気でパーモットと向き合う数ヶ月でしたので、ただまとめたかったんだよね。

ということで、以上をもちまして自己満足的にまとめたnoteを締めさせていただきます。

パーモットはもちろん、好きなポケモンで勝ちたいと思っている人のための参考になれば幸いです。


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