
空間オーディオの進化
Airpods Pro は最強のワイヤレスイヤホンだけど、バッテリー4時間は短すぎる問題を以前のPodcastで語っておりました。
そんな中、愛用していたたソニーイヤホンの不調から、新しいイヤホンを吟味しておりましたが、Appleチップの入った、Beatsの最新フラグシップモデルを選択。
バッテリーの公称値が6時間で、ソニーより2時間劣るのですが、デザイン重視で購入したわけです。
ノイズキャンセリングや音質の良さはソニーから劣るんだろうと期待していませんでしたが、iOSやMacOSの進化により以前使っていたときよりディバイス間の親和性が高まっていたのです。
Appleチップじゃなくてもショートカット使えば云々を語っていたり、シームレスな分逆に面倒なんて知ったかぶりをしていましたが、意図通りディバイス間を違和感なく移動できるのに驚きました。
自分がAirPodsProを使っていたのが1年前なので、わずか1年でここまで違うのかと度肝抜いたのですが、更に驚いたのが空間オーディオ機能。
ソニーでも類似的な360 Reality Audio機能もありますし、DOLBY ATMOSも対応しているのですが、Appleチップイヤホンの空間オーディオは、更に上を走っていました。
去年9月のアップデートで仕様変更(ステレオ音源を空間化)したようで、完全に未体験で語っていた自分が恥ずかしくなります。
ポイントは、コンテンツ側でDOLBY ATMOSや空間オーディオに対応していなくても、擬似的にMacやiPhoneが空間オーディオとして出力するのです。
ヘッドトラッキング機能なんかも秀逸で、頭が動いても常に画面側から音が聞こえる想定で、音の方向が調節されます。
すなわち、イヤホンをしているのに、イヤホンをしていない感覚なのです。
試しに空間オーディオ対応していないアマゾンプライムビデオで、擬似空間オーディオを使い、007最新作を流し見しましたが、圧巻の音響体験で興奮します。
左右だけでなく、上下、前後の奥行きを感じる映像体験。
臨場感はスピーカーでシアターシステム組んでいた頃をも凌駕しています。
対応機種は5年ぐらい前のiPhone iPadまでカバーされているので、イヤホン変えるだけで体験できてしまうから試さない手はない。
You Tubeにも対応しており、「音」を楽しむ世界観に魅了されます。
AirPodsProより安価で、装着感もよく、バッテリー持ちと音質も良いBeats Fit Pro。素晴らしい商品です。
ちなみにBeatsのイヤホンなら大抵空間オーディオ再生に対応しているので、Appleイヤホンが高いって感じてるならBeatsに逃げるのは有りな選択ですよ!
ソニーは修理出してメルカリ行きです♫