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iPad選びの最適解ver2022夏
アップル信者になると、新製品の発表のたびに構成を考え直したりするのですが、そんな行動を体系化させる為、こんな本を出しました。
しかし、当時(2022年3月)から3ヶ月で、早くも見直しを迫られます。
2022年3月に結論づけた最適なアップル製品3種の神器は、
iMac 2021(メイン用途)壊れるまで使う
iPad Air 2020 (コンテンツ消費用、モバイルPC)壊れるまで使う
iPhone 13シリーズ (高級財布、カメラ用途)毎年買い換える
の構成でしたが、6月のWWDC(アップルの発表会)の内容で状況は一変します。理由は2つ有りまして、
1 円安とインフレ
発表直後は目玉の新製品であるMacBookAirや13インチプロに注目していたのですが、本来注目すべきは未来の製品がどれぐらい値上がりされるのかって所。
旧式でさえ公式ストアではM1 Macbook air が11万5280円から134,800円へと値上がりしております。円安の影響が今後も続いていくとすれば、現在ラインナップされている他の製品もいつ値上がりしてもおかしくなりません。
2 iPad OS 16
ステージマネージャ(マルチタスク作業)と外部ディスプレイ(拡張機能)の実装により、iPadがよりMacに近づきました。
普段iPad AirをサブPCとして利用しているので、マルチタスク実装には歓喜しました。これらの機能は実質Mac OSと同じといっても過言ではありません。外部ディスプレイへのフルサポートもされており、もはやMacです。しかし対応のiPadは、M1チップ搭載モデルからなので、iPad Pro 2020や、iPad Air 2020ではその恩恵を授かることができません。悪い言い方をすれば発売後2年で切り捨てられています。技術進化のターニングポイントが「M1チップ」である以上致し方ないですが、2020年モデルは最も不遇な買い物と言えるでしょう。
結論
2022年3月の時点では、iPad Airは2020年モデルで十分戦えると宣言しておりましたが、サブPCとして使う以上、マルチタスク機能の恩恵は授かりたい欲求が出てきます。
そして、今後の値上がりを考慮すると、今後発売されるであろうiPadシリーズが恐ろしい値上がり価格になることも既定路線です。
すなわち、iPadOS16の恩恵を授かりながら、より長期間使いたいのであれば、現在(2022年6月時点)の最新型(M1チップ搭載モデル)を購入したほうがお買い得という結論になりました。
個人的な最適解
現在のM1チップ搭載モデルは、
iPad Pro 2021 12.9インチ
iPad Pro 2021 11インチ
iPad Air 5(2022)
からの3択になります。
まず12.9インチは、機動力と縦持ち使い(仰向けで寝っ転がって使用する)に向いてないので除外します。このモデルはiPadをメインで使用する人や、プロクリエイターモデルなので価格からしても一般向けではありません。
そうなると11インチプロか、Air5かの2択。
最小容量構成の値段差は約2万円ですが容量が64GBと128GBなので容量を256GBで揃えてwifiモデルで比較してみます。
iPad Air 5 が92,800円
iPad Pro 11インチが106,800円
その価格差、わずか14,000円
なぜ「わずか」という表現になったかと言うと、価格差14,000円で4スピーカー、faceID、ProMotionテクノロジー(120Hzのリフレッシュレート)、ポートレート撮影、二眼レンズ、LiDARスキャナの恩恵を授かれるからです。
語弊を恐れずに言うと、14,000円でこの機能差はバグです。
しかし、私はiPad Air 5を購入しました。
理由は大きく分けて3つ
①多機能に必要性を感じない
4スピーカー=そもそもイヤフォンか外部スピーカーで聴く
faceID=寧ろ指紋認証のほうが便利
ProMotionテクノロジー=iMacでも60Hzのリフレッシュレート
カメラ&スキャナ=iPhone13に実装されてる
②2022年6月時点でiPadシリーズ最新モデル
販売開始から3ヶ月しか経過していないので、次のiPad Air 6が出るまで心理的安心感が長く続きます。iPad Proは発売から1年以上経過しているので、もっと早く買っとけばって思いが出てきますし、新モデル登場で一気にテンションが下がるリスクがあります。新しいモデルが出ると、You Tubeの買い煽りレビューを観るたびに考察しなくてはいけないので疲れます。
また、新型のProが出るまで待つ作戦もありますが、現在所有しているApple Pencil2やマジックキーボードが使えないケースを想定すると、20万円ほどの軍事金が必要となります。こうなるとM2MacBook Airと無印iPadが購入できる金額になるのでより選択肢に迷う羽目になります。
すなわち、今現在持ち合わせてるiPad周辺器具の恩恵を授かりながら、最新2022年モデルを使うにはiPad Air5が最適解となるわけです。
そして、iPad OS 16がMacに近づいた事を考慮すると、M1チップを最安値で購入できるiPad Air5は最もコストとパフォマンスを両立させたモデルなのです。
マジックキーボードと同時購入しても、109,780円(税込)。
容量さはありますが、M1 Macbook airと比べると25,020円安く、apple製品の中でもっとも安価にPCライクで使用できるデバイスとなるのです。
③カラーバリエーション
実はこれが一番重要かもしれません。
所有しているiMacがピンクなので、iPadも同じ色で揃えたいんです。
今まで機能面や価格のこと散々語っておきながらですが、Apple製品は理屈じゃないんですよ。Apple信者たるもの所有欲である「トキメキ」を高いレベルで感じれるかが最重要ポイント。これからも新製品が出るたびに悩む作業は続きます。