ヨーロッパ滞在記・イタリア編 2015年3月28日・「エンポリ・LuDiCoMix」その1
校長先生の車で出かける。「ヨーロッパ漫画学院」の生徒たちも同乗している。
目指すは「エンポリ」の街。
「エンポリ」では「LUDICOMIX」という、街をあげてのコミケのようなお祭りをやっている。
会場裏の駐車場に車を停める。
「LUDICOMIX」のポスター。
「ヨーロッパ漫画学院」も参加してブースを出展している。
「エンポリ」の街そのものが会場になっている。街のあちこちに企業ブースなどがある。
子供たちも楽しめるお祭りになっていて、アニメ&漫画関連のものだけでなく、おもちゃを楽しめるブースも多い。
レーシングゲーム。使われている車は「フェラーリ」。さすがイタリアだ。
Tシャツが売られている。日本のアニメ&漫画などのデザインのものがあるが、どう見てもイタリア人による手描きだ(^^;)。
イタリア人が日本のアニメや漫画が大好きなんだとよく分かる。
イタリアにもガチャガチャがあった。しかも「ポケモン」!
1ユーロ硬貨用と2ユーロ硬貨用が並んでいる。1ユーロはこのときで約125円だった。
とある店で「キノート」を発見!コーラに似たイタリアの炭酸飲料で、ドイツ・カールセン社のアンネさんから「イタリア名物」として「ボンボローニ」と共に紹介されたものだ。
味はコーラよりも少し濃いめで柑橘系っぽい味がした。
アンネさんから紹介された「ボンボローニ」と「キノート」を味わうことができた。僕は写真をtwitterに添付し、アンネさんに「Mission complete!」(作戦完了)とツイートした。
その後アンネさんから返信があり、とても喜んでいた(^^)。
「LEGO」のブース。親子連れがメッチャ多い。子供も大人も共に楽しめるブースだ。
「LEGO」で作られたジオラマが会場狭しと並んでいる。写真はそのホンの一部。規模がハンパない!(^^;)。
「スターウォーズ」関連のものもある。クオリティ高い!。
「ミレニアム・ファルコン」も感動ものの出来だ!(^^)。
外に出ると街の中に多くのコスプレイヤーが歩いている。
生徒たちはコスプレイヤーにお願いをして記念撮影をしてもらっている。
日本雑貨のブース。漫画も多く揃っている。
フィギュアも多い。日本製フィギュアはキャラクターの再現度が高く精巧な作りなので人気が高い。
なんと「タコ焼き」が売られていた。
しかしさすがに専用の鉄板で焼くのは難しいらしく、冷凍食品のものを保温器に入れていた。
味は「タコ焼き」そのもの。多分日本からの輸入物だろう。まさかイタリアで「タコ焼き」が食べられるなんて思いもよらなかった(^^;)。
インスタント麺やジュース、お菓子なども売られている。日本の物だけでなく、中国産や韓国産の物もある。アジア物として一まとめにされているようだ。。
アニメのイラストプレート(?)も売られている。中には「新造人間キャシャーン」「破裏拳ポリマー」「科学忍者隊ガッチャマン」「宇宙の騎士テッカマン」などタツノコアニメ系が目立つ。
こちらはディズニー作品に交じって「美少女戦士セーラームーン」「ラ・セーヌの星」「うる星やつら」「鉄腕アトム」などがあった。
「美少女戦士セーラームーン」は人気なのも分かるが、他の作品は70年代~80年代の昔懐かしい作品だ。しかし「懐かしい」と思うのも日本人の感覚なのだろう。イタリアの人たちにとってはアニメの古い新しいは関係無く「ジャパニメーション」として一まとめで楽しんでいるらしい(絵柄の新旧は分かるようだけど)。
それにしても「ラ・セーヌの星」まであるのはビックリした。日本人でも知っている人は相当年配だ。
まぁイタリアでは「ベルサイユのばら」も人気なので、同じ「フランス革命」を題材にした「ラ・セーヌの星」も人気なのだろう。
懐かしの「魔法少女もの」も多い。皆、イタリア人にとっては「ジャパニメーション」で描かれる世界が新鮮に映るのだろう。
「おはようスパンク」のノートもある。「おはようスパンク」は日本でも80年代に人気が高かったが、イタリアでもメチャクチャ人気が高かったらしい。
そもそも日本以外に「少女漫画」というジャンルが無いので、外国の人にとっては新鮮に映るらしい。しかもイタリアではメチャメチャ人気が高い。
イタリアでは「愛してナイト」の実写版がある。なんとイタリア人俳優がアニメキャラに扮している。動画は前半がアニメ、後半が実写になっている。アニメキャラ再現度の意識が高いが、それがなんか可笑しい。イタリア人、アニメ愛がハンパ無いのは分かるが、どうかしてるぜ!(褒め言葉)。
(2015年3月28日・「エンポリ・LuDiCoMix」その2に続く→)
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