【月曜:創作の話⑧】自作品紹介③~「奇術師と異邦人」
こんにちは、アスカです。
週末遠出して、今日自宅に戻ったのですが、
帰宅したら室温が30℃で絶望しました。
まだ6月なのに…。
何とか7月までクーラー起動は先延ばししたいのですが、
ちょっとどうなることやら。
さて、月曜は創作の話。
今日は唯一イベントで本にできている長編「奇術師と異邦人」についてご紹介いたします。
表紙はこんな感じ。
文庫本サイズ385P、イベント頒布価格は900円です。
次回の頒布は、9月10日(日)文学フリマ大阪を予定しております。
<あらすじ>
<登場人物>
佑得透也
スイーツをこよなく愛する高校二年生。恵都とは家が近所の幼馴染で、佐利とは小学生の頃からずっと同じクラスの親友。明るい性格だが年齢の割に言動が幼く、ゆえに恵都からよく「アホー」と言われる。身長がいま一つ伸びきらないのが悩み。
篠田恵都
ごく一般的な高校二年生。幼馴染の透也を「トーヤ」と呼び、いつまでも子供のような喧嘩をし、彼の言動に呆れ続けてもいる。女子同士のベタベタした付き合いが苦手で、同じタイプの亜美とは意気投合した中学以来の親友。
佐利雅治
高身長成績優秀スポーツ万能であり、かつ年齢不相応の落ち着きを持ち合わせた高校二年生。両親が幼少時に他界、祖父母に育てられた。透也からは非常に懐かれ、「どっかの世界を救ったって言われても信じる」とまで言われている。
マリエ・カラハリ
大雨の日に三人が出会った謎の女。享楽的でいつでもふざけた様子のため、根が真面目な恵都をイラつかせることも。
嘉内亜美
恵都の親友。美人で、学校では「お嬢様系」で通っているが、実際はおじさんのような性格をしている。本性は恵都、透也、佐利の前でしか見せない。父親が警察官のためか、事件めいたできごとへの関心が高い。
織咲のばら
透也らの学校にやってきた季節外れの転校生。芸名のような名前ということと、亜美と並ぶ美少女であることで校内の話題をさらった。周囲から浮いてしまう雰囲気のためか、まだ友達ができていない様子。
奇術師
マリエの宿敵。人間ではない謎の存在。
<世界観>
現代日本…と言い張る…。(舞台となる町は架空のもの)
作品自体作ったのが10年以上前で、かつ私の生息範囲内に高校生がいなかったため、
イマジナリー高校生活となっていることは否めません。
(当初メールでやり取りさせていたのをLINEに書き直していますが、いまはせめてインスタなのだと思う。)
ただ、私が現代の日本を舞台に選ぶこと自体が珍しい(というか唯一だと思う)ので、
その一点ですべてをごまかす所存です。
<作品のテーマ、思いとか>
それが…テーマとか…特になくて…。
考えてみたけど本当に何もありませんでした。
しいて言うなら、作中でマリエが語る「世界観」を書きたくて書いたのかな、と。
東洋的な世界観を(宗教丸無視で)自分なりに解釈したものになっている気がします。
個人的には、主人公三人がわちゃわちゃしてるところを書くのが楽しかったです。
私が物語を書く上で好きなのが、
設定を考えるのと、そこから起こした実際のキャラクター同士の会話を書くことであったりします。
喋らせてみてやっとキャラクターのことがわかるというか。
喋らせてみて展開が決まることもありますよね。
深刻に考えずに書いた作品であることが大いに反映されている、
私にしては明るめでライトなノリのお話になっているかと思います。
ページ数としては400近いのですが、さらっと読める一冊になっているのではないかな…。
こちらはイベントに毎回持ち込んでおりますので、
よろしければお手に取っていただけたらと思います。
後日、試し読みの記事も作ろうかと思いますので、
本日の記事でご興味持たれた方がいらしたら是非ご覧ください。
そんなわけで、いまのところご紹介できる長編は出しきってしまいました。
来週は、創作の設定についてちょっと思っていることがあるのでそれを書こうかなと思っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ちなみに、他長編についての記事はこちら↓
①偽黄夢譚(6月5日)
②染殿一門事(6月12日)
★3か月連続投稿チャレンジ中です↓
2023年6月19日
アスカ
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