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【火曜:北欧の話⑧】アイスランドその1~とりあえずアイスランドはいいぞ

こんにちは、アスカです。
週末に雨が降ったら梅雨明けでしょうか。
もう日差しが朝の時点で相当厳しいですね。

さて火曜日は北欧についてですが、
二ヶ月長々と続けていたフィンランド編も一区切りで、
今週から同じく北欧の国・アイスランドについて書いていきたいと思います。

本日は基本データとか、とりあえずアイスランドはいいぞというお話です。

<アイスランド基本データ>

北海道ほどの面積の国土に、約35万人が住んでいる国です。

特徴的なのは地熱発電とか、プレートの境目があるとか、あとは言語の基本文法が中世からほとんど変化せず使われていること、とかでしょうか。
特に言語は、北欧のゲルマン系言語に似てるけどなんか違う、みたいな、
発音記号のような文字も入った不思議な言葉です。

アイスランド ケプラヴィーク空港の看板 筆者撮影

プレートの境目というところに関係して、
火山活動が活発な地域でもありますね。
2010年には火山が噴火し、ヨーロッパ一帯の航空便に影響が出たこともありました。
遡ってフランス革命の遠因となった飢饉も、当時のアイスランドの火山噴火によるなんて説もあります。

その火山活動を利用して地熱発電が活発で、
砂の中に埋めてたら一日くらいでパンが焼ける、みたいな映像を見たことがあるなぁ…。

ちなみに日本からの直行便は出ていないので、
ヘルシンキなどほかのヨーロッパの都市でトランジットして向かう形になります。
とりあえず遠いです(イギリスのさらに向こうなので)。

私が行ったのは10年ほど前になりますが、
ヘルシンキー関空が8~9時間だったことを考えると、おそらく12時間近くかかっていたのだと思います。

<興味本位で行ってみたらば>

北欧5カ国を制覇してみたいという理由から、アイスランドへ足を伸ばしました。
そして、死ぬまでに絶対もう一度行きたいと思う国になりました。

とにかく風景がよかった。

筆者撮影
シンクヴェトリル国立公園にて 筆者撮影
結構お気にいりの一枚(笑) 筆者撮影

ファンタジーの世界やん…物語始まっちゃう…

私が滞在したのはアイスランドの南西辺りのほんの一部だったのですが、
高緯度の火山島という初めて見る景色に感動してしまいました。

空港から首都レイキャヴィークへ向かう途中なんて、
溶岩が固まった草のない地平を一本だけ道が通ってて、何じゃこれ未知の世界~! って感じでした。

ほかにも、前述のプレート境界とか氷河もある国なのに、夏は草原を羊が歩いてる。
盛りだくさんで混乱する、いろんな顔を持つ国だなと思います。

島北部の方とかもっと違う風景が見られるんだろうなぁ。
アイスランド一周は一つの夢です。
もちろんここでも北欧の国の例に漏れず、冬にはオーロラが観測されるそうです。

<そういえばお名前がちょっと特殊>

ロシアなんかでもある「父系・母系」に似たものかと思うのですが、
基本的にアイスランドの方のお名前は「ファーストネーム・お父さんのファーストネーム+息子/娘を示す末尾語」です。

例えば、この本の作者さん。

”オイズル・アーヴァ”というのがファーストネームと思われます。
そのあとの”オウラヴスドッティル(Olafsdottir)”は、Olafの娘、という意味。
男性の場合はson(ソン)、女性の場合はdottir(ドッティル)を付けます。

最近は、必ずお父さんの名前を使わないとならない、という感じではなくなっているらしいですが、
仮にご両親+息子さん+娘さんというご家族が揃うと、苗字のところが全員違うという現象が起こるわけですね。
混乱する…

ちなみに私が旅行した際の現地ガイドさんは先祖代々の名字を持っていたのですが、
これは相当珍しいのだと言われました。

日本のように、”家”の意識が強い国の人間からすると不思議な感じですね。

実は、上記の本をいま読み進めているところなのですが、
家族の様子はいたって一般にイメージされる欧米ファミリーって感じです。夫婦別姓が云々言ってる日本について、いろいろ考えさせられる(笑)

さて次回以降は、
旅行した際に訪れた名所について記事にできればと思います。

予定しているのは、
有名どころですがブルーラグーン、そしてゴールデンサークルです。

書いてたらまた行きたくなるんだろうなあ(笑)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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2023年7月4日
アスカ
#asuka_66
#毎週火曜は北欧の話

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