【水曜:趣味の話①】宝塚を観に行きます
※一部登場人物名を勘違いしていたため、修正しています(5/3)
こんにちは、GWに入ったアスカです。
日中は日傘の要りそうな暑さでしたね。
水曜日は趣味のお話をしていこうと思います。
で、初回からいきなりフルスロットルなのですが、
本日は宝塚歌劇についての記事を書こうと思います。
というか、本当は来週から始めようと思っていたnoteチャレンジを今週から始めた一つのきっかけが、宝塚でございまして。
正しくは、去る4月30日に千秋楽を迎えた月組公演のライブ配信観てたら語りたくなり、
「でもこのこと書くためには、来週じゃ遅くない・・・?」
と思ったのでした(笑)
今後も、週のうち水・木曜と特に濃い? 趣味の話をするかと思いますがご容赦ください。
文章にするタイプのオタクなのです…。
昨日に引き続き更新環境に難ありかつ題材の都合上、
本日は本当に文字ばかりです。
そして導入部分なしで、いきなり本題に入ります。
宝塚歌劇についての基本データやら私の思い出話は来週改めて(するんかい!)!
<退団ヤダーーーーッ>
https://kageki.hankyu.co.jp/sp/revue/2023/outennomon/index.html
もはやこれに尽きる…。
去る4月30日、めでたく東京劇場千秋楽を迎え、全日程を終了した月組公演。
コロナ禍で常に休演と隣り合わせの中、
全員で千秋楽を迎えられてよかったなぁというのがまず素直な感想です。
私は宝塚大劇場で一回観劇(回数を明記する時点でお察しください)、
東京公演は千秋楽をライブ配信で観劇しました。
というのが、本公演の退団者に、
組長の光月るうさんと上級生男役の千海華蘭さんがいたから。
お二人とも芸達者で大好きなスターさんだったので、
退団発表があった時は「うそでしょ!!?」と叫びましたし、
千秋楽配信が終わった後は「ヤダーーーッ」とちいかわになっていました。
宝塚を追いかける以上、必ず行き当たる「退団」の時。
スターさんを舞台で見られなくなる悲しみと、
彼女たちの新しい人生を応援したい気持ちと、
毎回複雑です。
今回は圧倒的に「ヤダーーーーッ」でしたが。。
それにしても、光月さんのご挨拶は声の調子も語り口も落ち着いていて、
いいなぁ、こんな女性になりたいなぁと思いました。
就任時は他の組に比べて結構若い学年の組長さんだったかと思いますが、
いろんな面で安心感があるスターさんでした。ヤダーーーーッ
そして千海華蘭さん。
私がこの方を好きになったのは、先々代のトップスターの退団公演。
イエズス会宣教師役でしたが、安定感のあるお芝居で好きになってしまって。
それからは常にお役をチェックしておりました。
そして退団はご本人もおっしゃったとおり、まさかの「18年目にして13歳」のお役での退団。
上級生男役が少年天皇役をするってどういういことだ!? と思いましたが、
さすが美しく品がありつつおっとりとした少年でした。
改めてこの方のすごさを思い知りました。ヤダーーーーッ
他の退団者さんたちもそれぞれ、とても魅力的なスターさんたちで。
皆様のこれからの幸運をお祈りしています。
でも退団ヤダーーーーッッ
<風間柚乃氏に落ちかける>
こう書いた以上は落ちているのでは…?
お芝居「応天の門」では悪役といえる藤原基経を演じておられた風間さん。
学年と比べて異様に達者な方だとは思っていましたが、
主人公サイドがトップスター&二番手という強さなのに、
それに実質悪役一人で立ち向かっていながら存在感負けてない…。
私は原作漫画を途中まで読んでいたのですが、
正直藤原基経のことよりも主人公の菅原道真と在原業平の印象が強く、
あ、こういう対立構図だったのかと…ちゃんと読めてない証拠ですね。お恥ずかしい。
今回の公演で描かれたのは原作の一部ですから、
藤原基経の全部が描かれていたわけではないのですが、
それだけでもいろいろ想像?考察?してしまう…
基経の内面に迫る大きな見せ場が、お芝居の中盤、
幼少期に道真の兄と接点があったことが明かされる場面だと思うのですが、
ここでいろいろ考えてしまって。
現在の時間軸で「才がなければ実の兄でも見下し利用する」描写があった基経が、
過去には弟(道真)ほど才に恵まれていたわけではない兄(吉祥丸)に、
「出世したいなら私にこびた方がいいぞ」と自分から話しかけていた。
さらに、それを思い返して吉祥丸を「もう一人の私」と歌う。
養父である良房に「幼い頃から才は抜きん出ていた」と言われたり、
基経自身「才などない方がいいのかもしれない」と言っていたりしたことを繋げると、
基経はその才のために、周囲に理解されず生きてきたのかもしれない。
それは主人公の菅原道真と重なります。
しかし道真が仲間を得て「人の心を知る」ことで成長していくのと対照的に、
基経は人を利用し(ある意味で人の心を知り)のし上がろうとする。
しかしその内面には、吉祥丸と友人になりたかった部分が存在している。
もう一人の自分、解放したかった自分を吉祥丸に見いだしたのかなぁ。
……などと考察しており。
原作読んでこいの一言ですね。
そこまで考えたくなるお芝居をしてくださった風間さんですよ…。
白塗り平安貴族もめちゃくちゃお似合いでした。
私の宝塚男役のご贔屓はすでに退団されているのですが、
ちょっとうっかり落ちてしまいそうです。
(だからそう言っている時点でもう落ちているのでは?)
だから宝塚って怖い。。
皆様もどうぞお気をつけください。
ここまで読み進められている方はきっともう沼の住人でおられるかとは思いますが…お疲れさまです…生きましょう…。
そんなわけで、オタクが本気で語り出して大変な回でした。
来週もまた宝塚の話かもしれません。
ご贔屓の話も語りたいので!
長文失礼いたしました。
2023年5月3日
アスカ
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