国立理系卒の私が1年間会社を経営してみた3つの感想
和旅が2020年6月13日で1周年です。それと同時に2期目がスタートしました。みなさん、いつもありがとうございます。2013年に想像していた2020年は来なかったですが、無事に1年を終えられました。ようやく会社としての機能が少しずつ増えてきたな〜といった感じです。
今日は会社を1年経営してみた感想を書こうと思います。あまり節目みたいになりたくないので簡単に書かせてください。
個人事業主と経営者はまるで違う
経営者は1年目でしたが、個人事業主期間も含めると事業主期間は3年経ちました。個人でやるのと法人としてチームでお金を回すのは全く違うなというのが感想です。すごい極端に言うと、自分の生活がどうにかなればいい個人事業主(その限りでない方もいると思いますが)と自分と従業員と取引先のことまで考えながらお金を回すのとでは責任の重さが違いました。
会社になると利害関係者が増え、何か行動するたびに色んな人の顔が浮かびます。一緒に働いてくれてるメンバーのことはもちろん、税理士・弁護士・取引先・銀行の担当者などなどなど。。。。
1年目はもう、それはそれは大勢の人の好意と期待で成り立っていたようなものなので助けられてばかりでした。個人の100万円と会社の100万円はわけが違い、個人の100万円は経費を含めても3~4ヶ月ほど持ちますが会社の100万円は1~2ヶ月で溶けます。1ヶ月超過すれば支出が大きく変わるので、即決即断が命でした。
去年の今日という日に勢いで会社をつくってしまったので前半の半年間は資金繰りと常に戦い続けていました。会社として売上を立てることの難しさを知りました。会社にとって20万や30万の売上は2秒でなくなります。個人時代の大金が秒速で無くなる怖さを知りました。
お金が会社の生命線であり人が会社の魂だった
上にも書きましたが、お金は会社の生命線でした。もう人間でいう血液みたいなもの。なきゃ無理。お金を稼ぐ大切さをちゃんと理解したのが去年の9月でした。そのマインドになったタイミングから少し気持ちが楽になりました。お金を稼ぐことにいい意味で拘れると気持ちが健全になります。この時期にお仕事をくださったクライアントには本当に感謝しています。
そして、それと同時に人が会社の魂でした。やはり、最初にどんな人が関わるかというのは重要だったと思います。はじめは想いだけあれば何とかなるだろう!と思っていた私でしたが、今は違います。ビジョン×ビジネススキルです。きっと当たり前のことなんだろうけど、前職でビジョン共感のあるメンバーでやらなければ組織崩壊を起こすというトラウマがあったので、ビジョンや想いに拘ってしましたが、それだけだと会社の立ち上げはかなり苦戦します。高くそびえ立つ壁を突破する力のある人が必要です。2期目はそういった人と一緒に進められるよう組織の立て直しをしていく予定です。
人が人を呼んでくるので、もう一度ゼロベースでつくる気持ちです。これには創業メンバーも満場一致の意見でした。
正攻法の営業フローが重要
今までの人脈にかなりお世話になった1年目でしたが、なんだかんだで正攻法の営業フローがかなり重要だと思わされました。
コネ・人脈・紹介などなど、初速ではかなり重要だと思うのですがこれだけじゃ会社は息途絶えます。なんというか、未来が見えない。この営業方法って計算式がないんです。運・タイミング・人望みたいな要素が作用するのでいつどこで何が起こるのかが不明確な営業スタイルだと思いました。
自分たちで正攻法で開拓する営業ルートは常に計算式があります。何個のリストをつくって、反応率が何%で、その中の何人がアポイントに繋がるのか。またはこの広告にいくらかければお客さんを1人動員できるのか。
こういった計算方式が描けるスタイルの営業というのは行動目標に落としやすいです。これをやっていく中でコネ・人脈・紹介といった運に作用するような出来事が起こるのがベストという結論です。
ベースの形はきちんとロジックで積み重ねられるように構築する。当たり前だけど人脈頼みにならないよう自社で独立した仕組みを作り上げることに時間とお金を使うべきだなと深く思いました。
といった3つは私という個人が会社を経営してみた感想です。もちろん会社の代表として反省する点は他にも無数にあるのですが、今回は個人の視点で感じたことをシェアさせてもらいました。
この1年間、私たちの会社に関わってくれたすべての人に感謝です。マジでありがとうございます。
2期目は一段視座を上げて経営していきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします\(^o^)/
4月で全員解雇したのにみんな優しすぎかよ。。。。。。。
創業メンバーには最上級に感謝アンド感謝です。いつもありがとう。
2期目は今まで通りじゃいれないけど、これからもよろしくお願いします。
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