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ギリギリガールの奥信濃100 ٩(ˊᗜˋ*)و

2022年6月11日開催、奥信濃100、関西の皆で、走ってきましたーーーー!
72kmであと1km関門アウト!景色が美しすぎて、走るのはもったいなすぎた。、関門に追われながら撮った写真はなんと200枚!これでも撮るの抑えたのにー!笑
罰ゲームテキな雪解け水の沢登りに、ドロドロな登り、人生最強のアドベンチャーレース。めちゃくちゃ楽しんだので、せっかくだしブログ。100年続く大会に、が主催ヤマタクさんのコンセプト。来年以降、出たいって人に参考になるといいな。

大会について
さて、検証。数字だけ信越五岳と比較。
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 奥信濃100  100km  4800m+D  21時間  12.6min/km
 信越五岳  110km   4900m+D  22時間        12.0min/km

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うーん、関門キロ12かー。しまったー!なんでエントリーしたんだ、私w
未経験の世界。ちなみに今回のUTMFは、キロ16.3、国内最難関と言われる比叡山マイルは、なんとキロ8。同じ人間なのにねーーーー笑

奥信濃100

で、今回の失敗はこの自分で作ったタイムチャートw  A5まで2時間半みてたけど、関門は2時間。走らないランナーあるある。途中2度も、14kmを2時間ってペースなんぼ?とわからなかった我ながら頭がアイタタでした(爆笑)いや走力、練習不足はわかってたこと、最後そんな頑張るなら最初から走れ、と友達に言われてなるほど納得(苦笑)
ちなみに今回ご一緒したメンバーはUTMFマイラー、面白いので比較。
UTMFとUTMBを比較したらもっと凄いけど、それはまた次回。

奥信濃 UTMF2022


実はギリギリガール、UTMF20分前ゴール、UTMB15分前ゴール、阿蘇もエイドスルー全歩き、と、痛みと引き換えに自分なりに工夫してきたんだけど、実は、信越は荒天で50km短縮、マイルは5kmで捻挫、とこういった関門タイトなスピードレースは初めてw

キロ12分のレースってこんなに走らなきゃいけないのね。改めて信越を完走、チャレンジした皆を尊敬しかない!信越完走のメドが、サブ4だけど、この奥信濃2022はサブ4でも厳しかったんじゃない?個人的には、(2晩寝れないことのぞいて)UTMFよりハードだと思うし、UTMB同様の山のリスクを。信越走ったことある友達に、どっちがどうだった?と聞いたら、そりゃ奥信濃の方がめちゃくちゃしんどかったー、と。

で、結論から言うと何で関門アウトって、ま、走らずチャレンジしたのはもちろん、3年ぶりの大会。「渋滞」なんて私の頭の中から、すっかり忘れていたのだ。実際2時間渋滞したら、キロ11!ウルトラマラソン並みやん!笑 後述するけれど、最初の関門から追われて、1000の登りは渡渉(としょう:川を渡ること)どころかトレイルないやん!な増水。(あのあと雨降ったけど、先に降ってたら間違いなく中止レベル)
最後の林道なんぞ人生でいちばん頑張ったけど、キロ8で走っても間に合わない関門トリックに、お尻ついてじゃないとおりれない渡る真っ暗闇の岩場渡り。とっさに危ないな、と命の危険を。関門設定ってほんとなんやねん!って、関門=リタイアバスが入れてランナーが無事にバスで帰れる場所ですわよ、ハイ。笑 

コース概要

奥信濃100 2022コース

スタートからゲレンデをくるっと一周、スタートに戻ってから、高社山(こうしゃさん、別名:高井富士)、からのトレイルくだり、林道、A1からの街道、スタート地点で第一関門。デポとペーサー合流はこの27km地点。そして6km先の糠塚エイドを起点として3回糠塚を経由するコース。で、、15km先のA3カヤノ平エイドまで1000mUPが川沿い、名物だろう沢登りw  そして、A3カヤノ平からA4の10kmは国立公園のラウンド、ポール禁止。ここで58km、半分ちょい。で、A4からA5の72kmまでは、林道のくだり基調。私はA5、72kmでアウト、残りも28kっも里山だったとのことで、どうせ見えんし、今回で満足。笑

この奥信濃100、去年の2021年が第1回。信越が中止発表の中、絶対に開催するという意気込みが素敵だな、と友達の投稿が印象に残ってて。途中ご一緒したランナーさんからきいたのは、去年は100kmが70kmに短縮開催、蜂騒動で65kmゴール、私自身、今回初の100なんです、と。で、後から知ったけど、第1回とはコースも違って(一部逆回り?)、かつ、8月開催。今回は1秒すら無理、罰ゲームテキな雪解け水の中で、去年の8月開催はドボン写真がいっぱいwww  標高1700m、今回は雪も残っていたのに、日本の四季ってほんと凄い。

誰が読むねん私のレースレポ


スタート〜A1〜スタート(第1関門)
朝5時スタート。知った顔は少なめ。実は、奥信濃って木島平。野沢温泉、斑尾の近くでドライバーな友達が、立山より遠いとは、ってぐらい、関西からめちゃくちゃ遠い。受付は、前日。この3年はボラばっか、レースは一切出なかったので、前日受付時から、え?いぐちゃん走るの?と言われまくるw でも大会のブースとかある雰囲気ってやっぱり好きやわぁ。

宿で、6人で前夜祭。っても皆飲んでなかったけどねw 旅RUN独特、この雰囲気も好きなのだ。早朝に起きて準備、5時スタート。ローカルレースあるある、スタート10分前ものんびり雰囲気、やっぱり大会ってええね。ゴールゲート前で写真撮ったから前方スタート。最初の登りで、あかんあかん、このペースは潰れると後方へ。

ゲレンデぐるっとまわって、スタート地点へ戻ってきて、いざ、のトレイルで渋滞。なるほど、渋滞緩和のためのループかな。ここと渡渉の箇所で何十箇所と虫刺されw いまだに跡が (泣)ここで渋滞その1。そしてトレイルので渋滞。ちょっとした鉄板の橋やらで、すぐ渋滞。こういう大規模レース、久々やなー。600人ぐらい出てて200番台スタート、と渋滞中でチェックw  

ちょこっとトレイル入ると、今度はゲレンデ沿いのアスファルト激登り。ここはポールのチカラ発揮。普通に歩くより3倍はやくなる、皆、登り、身体の前にポールついてるなー。後ろやで、後ろw 蹴り足がわりにつくと、めちゃくちゃラクなのにな、とお節介魂がw しかしすぐさま心肺、180近く。貧血なのか、運動不足なのか。さすがに運動不足だな、と心肺落としながらすすむと、最初の山、高社山手前のサイロで振り返ると、後ろ5人。あり?さすがにうしろすぎ??苦笑 ま、阿蘇の時もそうだったし。温存温存。最初のブナ林で、晴れてきて。美しすぎた。降りはグラグラ苔だらけの大きな石が動く動く、そんな動くところで、トレイルのプロカメラマン藤巻翔さん。CCC 、信越マイル以来でしょーか!きゃーーーー、でもグラグラ。何故、ここなの!笑


最初のおやま、高井富士こと高社山ピーク!ところが、グループの1人から、渋滞ですすまない、と。山頂スタッフに聞くと、鎖場がある、と。でもラッキーですね、さっきまでガスってて何も見えなかったのに。わーい!あ、ホントに渋滞や。やっと友達の姿が。渋滞その3。前後のランナーさんとお喋りしていたけど、あとから写真見るとガチ動かなかったのが30分w  鎖場担当スタッフは、まさかの日本トップランナーOさん。えーーー。これは感激だな。こんな場所で600人も?ありがとうございます。こういうスタンスで、この大会が愛されてるってわかるよね。

鎖場あとは、つづらな綺麗すぎる林道。なかなかのスケートリンク。滑って全身で落ちてったランナーを見て、ま、ゆっくり、、、、なんて、友達と写真撮りながら林道ラン。ふと信越林道と似てるね、デジャヴ、
あ。そーいや最初の関門ってエイドじゃないんよな。どこだっけ?(チャート作っても理解してない私)27km地点?(スタート地点ですw)14km2時間?高社山までペースはやい思ってたのに、何故?あ!渋滞かーーー、え?これ間に合わなくて第一関門アウトとか、ネタにもならんしーーー、関西人としてはアカン。笑
ちょいいそぐわ、と、そこから真面目に走るwwww  

やっとエイド見えたーーー!と、19km地点A1は、トイレ寄って水分補給3分でアウト。しかし、これ27km第一関門間に合うのか?えっとー。林道?トレイル?とこれまた走れる林道だったんだけど、前後の女子と、関門11:00ですよね?あと何kmだから、登りさえなければーーー、えーこんな素敵な街道なのに(写真は撮るw)走る走る。私、この数ヶ月、一歩も走ってなかったのに、よー走れるな、と思いながら少し走りにくい街道を黙々と。

あ!スタート地点見えてきたーーー!と、第一関門12分前クリア!笑 今みたら、629位!笑友達の旦那さんに麦茶をいただきました。ありがとう!


スタート第一関門(27km)〜A2 糠塚(33km)
さて。A2は関門ないけど、確かA3もタイトだったはず。6km先かー。両膝やばいなー。と、黙々と。っても写真は撮るw ずっと林道です、って確かに林道ってか街道だね。素敵だ。高野山の町石道を思い出す。ニューハレでテーピングをと思ったら50kmのスイーパーさんに。時間がタイトだから、テーピングしないで先へ、と言われたけど、もうかなりやばいしな、と空いてたので、テーピングを。シガイチボラの時に、サポートで来ていたスタッフの方。ありがとうございました。ただ片足は、途中ではがれちゃったけど。補給物はポッケに入れてスタート。

A2糠塚(33km)〜A3カヤノダイラ(48km)
15km川沿いを1000upなこのレースのメイントレイル。しかし、トレイル入ってすぐ渋滞。いったい何に渋滞しているんや、って先が見えないほどの。なるほど渡渉かーーー。って、後からの渡渉箇所を見ると、ここは渋滞してまで丸太渡る必要なかった!もっと危ない場所はたくさん!笑 ロープを3人がかりで1人の選手を渡るのを支えるんだけど、ここはスタッフがやらんとそりゃ渋滞なるわな、と。

30分も渋滞でその丸太渡り見てるのに、3人体制でロープ支えず、先に行ってしまう人が居たりw、ロープ張りすぎて、選手がハマってしまったりww ここで渋滞30分から40分。そしてそのあと急ぐも、またどこ渡るねん、渡渉あるわ、増水でかな、トレイルないわ、ドロドロ登りで渋滞するわ。ガチで頑張ってどんどん追い抜いたあとに、あ、またロープ渡渉スタッフが、と思ったら、まさかの選手。ほで濁流、まさかの膝の深さwwww なんなんこの冷たさ、氷水ってかもしかして雪解け水?つめたーーーい!渡れた!え?ってことは、今度は私がロープ持つのか、って次の選手がなかなか来ない。えーーーー!登りガチってのも、このオチ?笑 そう、私はギリギリランナーにしては、登りが強いのだ。しかも悪天候は経験値が高い。はよ来てくれー、関門がーーー笑


あとから知ったけど、50kmの選手はここが前半。50の関門がどんなものかしらないけど、レース経験値なのかして、後続がどれだけ渋滞してようと自分に必死w そして何故、その1mぐらいの誰かが滑った跡に、足を置くのだ!普通に考えて、滑るやろー!笑 
背後濁流の登りで、80kgぐらいの巨体な選手が落ちてきた時は、正直、下ノ廊下より怖いと思った。100年続くレースにするなら、50の選手とは分けてくれーーーぃ。あと50の選手とゼッケンがわかりにくいな。100の選手もこれが初めてのロングって人が多いかな、って印象。50の選手かな。なんてことないドロドロ登りで、疲れきったのか、両手両足ついたままスローモーションで落ちてきた女の子を見て、私も昔こうだったんだろうな、と(笑)1000mUPってなかなか、国内レースで経験しないもんね。

距離あけたら割り込まれるし(苦笑)、開き直って皆が苦手なドロドロんとこで声かけて追い抜いたら、そっか裸足で歩いてる効果かな。ほら裸足って蹴れないから、以前より滑りにくい。そやってどんどん追い抜いていく。途中で、Nちゃんに追いついて、ゲリラ豪雨の林道を鼻水ズルズルながしながら併走。A3関門20分前。すげー。間に合ったよ。膝がやばくて、意識もうろうとしてただけに。ありがとう。エイド入ったら雨が止む!そう言ってたらホントにやんだww
友達の旦那さんが、カップ麺食べてく、と言ってくれたけど、関門貯金が、、、そして寒すぎて、これは低体温なるやつな、とエイド短めに。これ食べてたら、次の関門アウトでした。
バナナ、おにぎり、りんごゼリーが頂いて、エイドアウト。今回は、まだ感染対策もあってか、エイド食がちょっと残念だったかなー。

A3カヤの平(48km)〜A4カヤの平(58km)国立公園ラウンド
寒すぎる時に、レイン着ても濡れてるし、どうしたらいいのか相変わらずわからない私。手がどんんどん真っ白になってく。レイノー症だな。これ。感覚がない。しゃーない。動き続けて体温で乾かす作戦。とりあえず前へ。
途中で、女性ランナーが2人、看板見てきゃーきゃー言うてる。「え?50kmの看板があるよ、どういうことー?」「ここから50kmそんなわけないやーん!」「そうだよねー」そして私に「100の選手ですか?」「そうですよー」「ここから50kmもあるんですか?」「そうですよー失笑」 「えーーーめっちゃ失礼なこと聞いてしまった。ホントすみません、すみません!」(ええからどいてくれーい・心の中で爆笑)
このラウンドは、ところどころシングルトラックなラウンド。カヤノ平はポール禁止ってことをすっかり忘れてて途中ランナーさんが指摘してくれる。ザックに刺したいけど、余裕なく、手で持って。やっぱフロントにもゴムが必要だな。あまりに美しい木々。なんでこんなに綺麗な場所で、走ってるんだ、UTMBすら、走らなかった私が。こうやって知らない美しさを見せてくれるのがレースなんだよな。なんちゅー素敵な森なんだ。基本、おやまは遊びでも最後尾が好きだし、誰かを抜いてまで、関門を気にしなきゃいけないスピードレースはホント向いてない。

何故か、こんな森の外れでそやっと途中でやっと電波が入る。エイドは圏外。すると心友からの「諦めないで」「前へ」とメッセージ受信。あはは、ありがとう。UTMBの時も、半分でチョウケイやばくて最後まで足がもつかな、と泣き言いったら、「もつかどうかなんて考えなくていい」「今ここ」と返ってきて、あぁそうか、とテーピングして貰って完走できたんよな。この電波繋がったタイミングで。もう頑張るのやめる葛藤の中で。50kmまできた自分も相当凄いと思うけどいけるとこまでいこう。

写真、数枚とったらiPhoneのバッテリーが。また雨が降り出してきたから、レイン着て充電器繋いで、iPhoneザックイン。Nちゃんが追いついてきた。ドロドロ、スケートリンクなくだりを軽く走ってゆく。苦手なんていってられない。軽く、軽く。真似る。国立公園の看板に戻ってきた。案内図の看板、写真撮りたいけど、ザックの中や、ネットから取ればいいかなんて思ったら、「(関門)1分前ーーーー!」。マジか!しかも計測ライン見えてるのに、直進でなく迂回!エイドスタッフが、テントの前で水は!バナナは!言うてくれてるところを全力疾走!笑 これ取ってたら間に合わなかったね。

北欧レース帰りのSくんと奥さんのKちゃんが、ダッシュに併走してくれる。いぐさん、水は?ザックに500いれてる!オッケー!いぐさん!絶対いけるからーーー!そしてエイドアウトな場所がドロドロな壁(1000人も通るのに、あれ、あかんやろ!笑 )!両手使ってよじのぼって、42秒前セーフ。(計測器ではオーバーですw)皆がゴールテープのようになだれこむ。人生初のエイドスルー(笑)このシーンは一生忘れられない。
ちゃんとした入口にポール設置して、インアウト両側通行にしたら、と思うんやけど費用の問題なのかなw 計測器って1箇所10万とか言うもんね。ちなみに友達は、ここの誘導ミスで、DNF 。トップ選手もどうこうなウワサ。コースづくりってホント難しいよね。誰かが考えて、誰かが手配して、計測値置いて計測してくれてるんだから。

A4カヤの平(58km)〜A5糠塚(72km)
さてさて。のんびりしてる時間はないですよーいぐちゃん。確かこの大会のネックはA5なはず。えーと?次は、14km先?自分で作ったチャートを見ると、2時間半になってるけど、これは目安で、えーと関門は2時間?20時半。14km 2時間ってペースなんぼ?笑 これ最初の林道でも同じこと思ったよね。えーと蘭蘭RUN(友達の中華屋)7kmで50分だけど、もう50kmも走ってレースザックで?キロ8ぐらい?(今計算したら、キロ8.5)くだりとは言え、ホントに林道オンリーかもわからないし?ひゃーー雪渓あるし!ホントに雪解け水やったんや!




途中ヘッデンつけたりで、Nちゃんに追いついたり追いつかれたり。ホントよく走れるなー私。途中、半分ぐらいきて、これは間に合うんじゃないか、と思いつつ、前へ前へ。くだりはNちゃんを追っかけて、登りは私にゆずるNちゃん。途中のくだりでNちゃんにギアが入る。なんか言うてくれてるけど、ごめん聴きとれん(私が中度難聴)!言うたら「ブッコミすぎかなーー!」そう、いきなりくだりを暴走しだして、びっくりしたけど、「私はチャンプ」とわけわからん暗示をかけて、ついてく。すげーな。人間。こんなに走ってきても走れる火事場のバカぢから。体感はキロ6とかキロ6。そして人生3度目のゾーン。激痛すらもふっとぶ。ところがまさかの渡渉2回。なんでやねん!笑 ザブザブ。しかし、もうひとつが真っ暗闇の中の岩渡り。お尻つかないと降りれないような。キロ8どころじゃない。疲れてるとこにこれは危ない。命の危険を。やんちゃなNちゃんはサクサクと進んでく。挙け句、渡った先は、公道は胸の高さの段差w え?どやって?飛んでください。(失笑)
スタッフが「あと3kmです」わ、全速力なら間に合う?するとまさかのトレイルのゆるい登り。黙々と。すげーな私。2018の捻挫(たぶん筋断裂)から遊びでもくだり走りません公言してきた私が、のぼり走ってるでーーウケる!笑
すると今度は、「あと4kmです」増えてるやんけーーーーーー!(思わず泉州弁)そしてくだりはスケートリンク。600人通るとこうなるんだ、途中で次の関門は50の選手はない言うてたのをきいて、お願いだからどいてーーーオラオラモードw
腕の時計は、もうエイドの72kmは超えてたけど、20時半!はい!よく頑張りました!満足!





あとから聞いた話じゃ、最後の28kmは里山林道、もう夜だったので景色も、ときいて余計に満足。笑

そして最初の鎖場で19の人やろーとか言われたこともあって、なんと4人からも申請がきて、それぞれによく72まで行きましたね、と。皆、48kmのカヤの平あたりでひっかかったそうな。最初の初100なんです言うてた女の子も今みたら、A3アウト。やっぱり私は人よりポールが得意なのと、あのSTY2017、UTMF2019の経験値だろうね。629番から529番、ちょうど100人抜いてるけど、58kmラウンドアウトで、既に200人リタイア。関門と寒さかな。私がダメだったA5クリアしたら完走できる設定な気がする。

大会
出走者/652名/完走者490名/完走率75.2%
女子
完走者65人/102人/完走率63% 

女子は自分計算
UTMFやハセツネは女子の方が完走率が高いから、やっぱりやんちゃなレース。

阿蘇の時みたく600番から200番台な感じを密かに狙ってたのに、あれだけ抜いて、たった100人しか抜いてなかったのか。そもそも50の選手がそんなに要るとは。50トップの選手は、100の選手のボリュームゾーンと一緒で抜くに抜けなかった、と。だってあのコースだもんね。抜いたら危ないし。

ギリギリガールとしては、50kmは別にしてほしい、せめてゼッケンを2枚にして、50と100をわかりやすくしてくれーい!笑 難聴者としては背後の足音は聞こえないし、口が読めない山の中の会話は厳しいから、頼れるのは視覚だけだし、抜かれる、ゆずるストレスより後ろから追い抜くを選んでしまうんだよね。ま、それは私のわがままだけど、私みたく3年レースに出てなくても出れる、つまり初心者が多い大会ってことは認識ミス。阿蘇(ART)の参加資格のレベルがどんどんあがってることに、納得だし、信越の時もだけど、ランナーのマナーどうこう言うと、ライン引きは難しいけれど、レースの質ってやっぱり問われてしまうかな。

12月に心友と屋久島縦走した時に、凍っていて危ない、こわい、とアッサリ縦走を引き返したことがあったんだけど、たとえば今回のレースだとエントリーフィーが25000円ぐらいかな。マイルだと今の相場じゃ40000円。でも、仮に2万円貰っても、4万円貰っても、私はその人に何かあっても命は守れない。特に大切な人だと尚更びびる。

今までたくさんのレースを出てきて、悪天候で、中止や短縮、死亡事故で中止になったレースもあるし、かつアルプスや、下ノ廊下や危ない場所へも無邪気に連れてって貰ってる。でも、生と死は隣合わせだ。六甲ですら、なんて関西のメンバーはイヤでも知ってるはず。
そういう意味では、阿蘇(ART)の出走資格に大会ボランティア経験者ってのが追加になったのは、本当に賛成で。そのためにボランティアを、ってのも変な話だけど、そんなきっかけでも一度くらいボランティアしてみてほしいと思う。ボランティアしてこその視点ってのもあるんだよね。関西でもボランティアするメンバーってもう限られてるけれど、1人でも多くの安全と完走者を、と思う気持ちで、ボランティアするのは違うんじゃないかな、と。

景色と楽しさは奥信濃オススメだけど、初100km完走を目指すなら信越の方をおすすめします。それぐらい大会ってのは、天気に左右されるもの。
で、私みたいに景色大好き、木が大好きな人には、関門タイトなスピードレースは向いてない!

でもホントに旅RUNが楽しい!これは私の最大の特徴で、これが今回の学び!笑
それぐらい美しかった。けど、飽きるほどの林道地獄だった!笑
たまたま2度目ましてのNちゃんが居たからこそ72までいけたものの。相変わらず人に恵まれる天才、そして楽しむ天才。


3年ぶりのレース。毎度ながら誘われたから出た、だけの私。笑 
そしてこうやってブログ書くのは趣味だけど、実は自分のレースは関門以外は、一切調べない。人のブログも読んだことすらない。笑
だって、レースは旅だもの。
前日は父さんの四十九日、しかもこの半年はほぼノーラン。笑 走り方も忘れた私がどこまで行けるか実験だったんだけど。上出来でしょう。渋滞なかったら完走は出来たけど、30km走しなくてもサブ4出来る!の時同様、また友達減るなーなんて、走りながら思ってたら、最後の最後で、トレイルの登りで笑ってしまったw 

無職ぷーたろー6年目、レースよりボランティアを、レースより好きな人と旅を、山を、美味しいものを、のこの3年だったけど、大好きなメンバーでの旅RUNが本当に本当に楽しかった。

私にとってレースはやっぱり旅。知らない場所に行ける喜び。守られてる安心感。レースじゃなかったら屋久島縦走同様、危なくて引き返してる。レースだからこそ無茶できるんであって、運営、ボラ、メディカル、そして開催に感謝しかない。スピードレースに出る皆を改めて尊敬。なので満足。ありがとうございます。

奥信濃100
100年続く大会となりますように。

あ。最後にチャート計算式、貼っておきます。合ってるかしらんけどw

奥信濃100 タイムチャート

ブログ書くのに、朝の4時から7時間もかかってもーた。
せっかく撮った写真を使いたかっただけなんだけど、ブロガー、マジ尊敬します!笑

#奥信濃100 #トレイルランニング #トレイル女子
#恩返し #恩送り #時遊人10

エクセルはこちら。合ってるか知らんけど🤣

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この世界は愛と優しさで溢れている。BASHARのワクワクの法則の人生実験をしながら、あの頃の私に伝えたいことを発信していきます!