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UTMF2022 富士子のサポート記録
UTMFから、はや1ヶ月。
既にエイドの地名すら忘れた記憶力マイナスな自分のために、サポート記録。
ただし、父さんの通夜までに大阪に戻ったので、スタート、U2麓、U4精進湖、U5富士急ハイランドの24時間滞在。食料などは、現地調達。
記録や経験しての気づいたことを、目覚めてしまった深夜にダラダラと。
土地勘のなさ。
実は、UTMFを何か知らずに応援についてきた2014から、毎回来ているUTMF。いつも誰かについてきていたので、今回、はじめて一人で。私自身、UTMF2018も2019も走らせて貰ってるのにも関わらず、日本のどこを、富士山のどのあたりを走っているのか、全くわかってなかった自分にウケたw
車で走っても広いなー。富士山のまわり一周するって。笑 トップ選手のサポートとかもっと大変やん!尊敬! 今回は大会が、Googleマップでエイドの場所と選手ルートを作ってくれたので助かったー!
走るより頭を使う!笑
1人で4人サポートのイグチャレ。2人や3人だと、助手席な人が地図を調べたり、などできるけど、自分で行き先も調べて4人のサポート。エイドの駐車場の場所は車のナビなんぞでは出てこない場所。
4人の進捗、速い選手、遅い選手の次のエイドの移動タイミング、ましてや今回はリアルタイムでない応援ナビで、選手の到着時間は全く予測つかずの上に、天子カットですべての時間が早まる。買い出しを現地で、が甘かった。とにかくコンビニはすっからかん。どなたかのブログにも書いてたけど、サポートに全集中。サポートも寝れない。寝てしまったら起きれない。サポート同士の連絡は大切だけど、サポート以外の連絡はほぼスルー。返事しなかった皆さま、ごめんなさい。私なんて自分がランナーな時は、暇すぎて投稿しながら、なのにね。笑
移動と駐車場。
そして以前からの経験からとしては、サポートの渋滞、路駐問題により、確実にサポート場所を減らして、サポートの駐車場を確保してくれているけど、なんにせよ駐車場が広い!もうすぐ着くよーって友達を見にダッシュ、って、いやいや広いわ!駐車場!笑
富士急ハイランドの駐車場では、大阪に帰らなきゃいけないことを知っていた友人が停めていたスペースを譲ってくれていたほど。(ホント感謝!)
サポーターの持ち物は30L。守ってない人も多かったけどw、少ししか持っていけないので、駐車場ついてからの準備が意外に時間がかかる。そこでお湯を沸かしている人も(なるほど賢い)。明るい時間と暗い時間、暑い時間と寒い時間で、ドリンク、お湯、シュラフなど持っていくものも違う。今回は天候に恵まれて何もしてないけど、2019悪天候時の友達のホットタオルは忘れられず、ホットタオルの作り方も聞いていたほど。自分の服装もサンダルから上下ダウンと、ころころ変わるし、レンタカー返却時は車内ぐっちゃぐちゃ。笑
尚、地図はすぐにググれるように、iPhoneメモ帳にテキスト打ちして、Googleマップにコピペできるようにしてました。
事前準備したもの
計算表
応援ナビは4人までだけど、スタートが違うと違う画面。あと電池がなくなるので、この手書き把握は必須。ま、1人で4人サポートしてる人とかおらんやろうけどw
持ち物今回は、私が現地に行けるかどうかわからない状態だったので、メンバーとは一切事前打ち合わせせず。で、コンビニ行くもすっからかん。往復1時間の街へ戻ってスーパーへ。そこでふと思ったのは、残っても自分で食べれるもの、を、と自分の好きなものを。これもブログで読んだけど、いざ打ち合わせしていて、これ用意していて欲しい、と言ったところで、人間、160kmも走れば食べたいものも変わる。テキトーに買って、会話もしなくても選べるように、とテキトーに並べた富士子商店、他のサポートの方に何度か、写真撮っていいですか?と。笑
あと、たまたま現地調達できた保温用の水筒は、大活躍。どんべぇミニサイズは、私もだけど、やっぱり食べやすくてありがたい。半額シールでたまたま目についたフルーツは、食べやすかったようで。今回はエイドにフルーツなかったのかな。
Apple Watchでメッセンジャーが見れることが便利すぎた。メンバーも、途中からはもうすぐ着くからお湯欲しい、とか、りんごむいていて欲しい、とエイド着く前にメッセージをくれるように。ありがとう🍎
サポート一人の持ち込みサイズは30L。厳密なチェックはなし。椅子にテーブルに、なかなか皆の装備がすごかったw
ランナー1人につき1人も、ノーチェック、途中から注意勧告も。U5までしか居なかったけど、今回は有料制だったし、いつもあの厳しいBIB No.チェックもなかったのかな?(本来なら自分の選手が来る直前の時間まで、サポートエリアには入れなかったよーな)
ちなみに調べたところ、一般的なスーパーなカゴがちょーど30L。ダイソーやホームセンターで500円ほどで、私は今回、新幹線移動で調達できなかったけど、ぱっと取り出せて、汚れたりもOK、雨降ってもOKなカゴはザックより便利かと。サポート慣れしてるメンバーは皆、カゴ。私は、直前にたまたま入手したプラバッグを大阪から。それでも夜霧でびちょびちょに。(何故かバルセロナでお気に入りだったデシグラルのバッグ!笑)
使ったもの
ヘリノックス椅子 ←意外に大活躍
レジャーシート ←商店の商品を並べるのにw
バーナー、クッカー ←ジェットボイルを買おうか迷ったけど、SOTOで十分。
サーモス水筒 ←現地のスーパーでたまたまGET 、大活躍
ビクトリノックスナイフ(←はさみある?とか意外につかった)
使わなかったもの
シュラフ、ヴィビィ
選手レギュレーション一式(車内保管)タオル(ホットタオル用、雨天時用)
タオル(ホットタオル用、雨天時用)
シュラフ、ヴィビィ
タオル(ホットタオル用、雨天時用)
現地調達の食糧など
フルーツ・パン・珈琲類・カルピス・炭酸
どんべぇ・チキンラーメン・カレー飯
既に皆が何を食べたか、とかの記憶がない私がさすがw
食糧ドリンク現地調達でも、かなりの荷物だったので、やっぱり関西からでも車の方が楽?でも前泊とかしないなら、やっぱりリスキーかな。
ーーー
行動記録。
ーーー
大阪(8:54〜11:36)→ START こどもの国
大会当日、大阪から新富士まで新幹線移動。新富士駅前にて、レンタカー、静岡名物のさわやかハンバーグで腹ごしらえ(30分待ち)、こどもの国へ向かうも、近い方の駐車場がいっぱい、めっちゃ遠い駐車場へ、あげくのエントランスで抗原検査15分を要して、集合写真間に合わず。笑
何故か7人乗りのレンタカー、皆と現地行けば良かったと反省点。食い意地が勝ってしまったぜ。
スタートは、本来、選手のみしか入れないエリアだけど、もう区分がわからなくなっていてゲートまで応援組も。お天気恵まれてよかった。皆、行ってらっしゃい。そしてこの記憶力マイナスな私、大問題。どんなレンタカーなのかを覚えてなくて駐車場で探し回るオチ(このあと写真取りました・苦笑)
U2 麓(ふもと)43km地点 20:00〜23:30
U2まで移動中に、コンビニへ。そこで滝観光(これまた時間なくなるやつ)コンビニはしごするも、すっからかん。思いきって街のスーパーへ。案内されたエイドの駐車場が端っこすぎる件w
富士宮焼きそばの前で、皆を待っていたら、「待ち受けこれ使ってます!」と選手がスマホ画面を見せて声をかけてくれた感激。あ。ブログにアップしたやつ!なんでわかったんだろ思ったら、そっか、富士子のカッコしてたからかw 完走できたかな。完走できたのならいいな。
ここでは、サポートしていた4人はもちろん、京都組、神戸組も。このあとはどんどんばらけてくる。富士宮焼きそばをちゃんと全員食べれたようで、よかったよかった。私らの時は、もう売り切れてたからなー。笑
いちばん寄らないだろう思っていた1人が、フルーツをパクパクと。皆、まだまだ元気そうってか速いな。でも、天子カットでほぼロードだったからか、皆、あまりごきげんじゃないのが面白かったw そりゃそーやわな。フルマラソンの距離、ほぼロードってw
U4 精進湖(しょうじこ)66km地点 0:30〜5:00
ここは学校の運動場が駐車場。この細い路地を通るの?というところを通り、乱雑に駐車、で出る時に出れなかったオチw
サポートエリアが、テントの奥だったので、サポートつけてない選手にはほぼ逢えず。ここで仮眠するも、サポート4人のうちの1人目は、応援ナビより早く、彼が出る時に起きると言う、オチ。1週間の寝不足がここで(泣)その後、サポート仲間と起きてる?連絡を(笑)
2019は確か、午前中でデポエリアだった、このエイド、今回は天子カットで真夜中、感覚が狂う。サポートはU4までの予定が、これならU5サポートしても通夜までに間に合うな、とU5へ。夜が明けてきた。今年は日本全体の桜が1週間遅かったからか、霧の中の満開な桜が幻想的。ありがとう。
U5 富士急ハイランド 88km地点(6:00〜10:00)
眠さが半端ない。富士山の美しさに運転必死w
サポート仲間が、駐車場で待ってくれていた。ホントこの世界は優しさしかない。ありがとう。
本来なら勝山エイド。今回は567で使用できずの、直前のエイド変更に、天子カット、どれだけの舞台裏の大変さなんだろう、とこれもシガイチのお手伝いをさせて貰ったこその視点。ここでも桜の近くでサポートセットを。
いぐちゃん、いつまで居てる?
えーと?10時かな!←根拠ないw
わかった!
ここはデポエイド。皆、30分1時間ほどゆっくり、と。
今回は、567対策で、1人のサポートに1人の選手のみ、同時に複数サポートした場合は、ペナルティ。4人とも神的に入れ替わりで、エイドにやってきてくれたよ。ありがとう。
一緒に出よう、と富士子商店を撤収、エイドアウトを見送ってそれぞれのゴールへ。
父さんの葬儀が、24日11:30、UTMFのゴール関門というミラクル、サポートに行かせてくれた母さんと姉ちゃんには感謝しかない。
そしてゴールには、トレラン仲間がサプライズでお迎え。ホントありがとう。
気づき。
でもって、今回のサポートをして、そして、そのあとのGWにシガイチ(滋賀一周ラウンドトレイル)の大会お手伝い、ボランティアをさせて貰っての気づき。
今まで、私もご縁あってUTMF2014応援からはじまり、STY2015のサポートについていって、STY2016(豪雨により17kmで中止)、そしてUTMF2018完走、UTMF2019中止、そして3年越しの開催UTMF2022。
トレイルランナーであれば、一度は憧れるこの日本一の最高峰のお祭り。
今回は、いつメンズ(いつも遊んでくれてるメンバー)が皆当選したこともあって、サポートしたい!と勝手にサポート登録したんだけど(笑)、いざ自分が体験すると、時間とお金とパワーが半端ない!笑
UTMFに新幹線なんぞで行ったこともなく、1人だったから余計だろうけど!いつもはわいわい誰かの車の運転に大阪から乗せて貰って、わいわいと帰ってた私には、サポートってこんなに、ってのが正直な感想。
サポートへの不満を耳にしたこともあるけど、いやいやあなた、一度、自分が1人でやってから言おう。マジで。笑
トップ選手のサポートとかホント尊敬しかないわ。
私に限っても、たった17kmになってしまったSTYの時に応援にきてくれたあのときの5人、中断になって乗せてくれた人、私のサポートじゃないのにずっと声かけもしてくれて投稿もしてくれた2018、2019のあのドロドロなトレイルでのサポートでもないのにホットタオルな人たち、
UTMB2019に関しては、ずっと気にかけてくれていた友達の嫁ちゃんに、エイドで、ゴールで待ってます!と言ってくれた友達の娘ちゃん。
たくさんの人たちのおかげで今の私がある。
感謝しかない。
でも私はその皆のありがたさを、その労力をかなり軽く甘んじてたなーと改めて。
そのことを再認識して感謝する時間としても、通夜までに行かせてくれた家族には感謝しかない。父さんは、自分のために私たちの時間を犠牲になることを誰よりも嫌がる人だったし。
そして大会に対しての感謝の不足は、シガイチのお手伝いをさせて貰ってこそ。
シガイチ(シャワーやベッドのライフベースがある8日間、430kmなステージレース)では、なんとサポートありだと8万、サポートなしだと12万、つまり大会サポートが1ヶ所5000円で、カレーやお好み焼きや親子丼の提供、ペーサーについては、1人5000円と言うシステム。ペーサー費用とかどっちが払ってるんだろう、そりゃ選手か?と思いながら、とサポート、ペーサーをつけたことない私としては色々勉強になる。こういう部分ってブログとか載ってないもんね。私は自分がやりたくてやってるけど、普通は選手が頼むもんなー。皆どうしてるんだろ?笑 夫婦だと当たり前なのかもだけどさ?みなさま、今度会った時、こそっと教えてください。笑
そして大会の運営の大変さ。コース変更、エイド変更、ボランティア統括、コース誘導、ロストやリタイア者、命と引き換えの運営のリスク。UTMFやシガイチだけじゃない。比叡山にしても希望ヶ丘、チョップや草レースにしても、本当にいったい私はこの5年、何を見てきたんだ。
創りあげる、カタチにすることの凄さは、160km走る人より430km走る人より凄いと思う。たった10kmのレースですら、私には運営、開催はできない。
心友たちのおかげで経験できたUTMFサポート、そしてシガイチ。
少し垣間見ただけだけど、この春は本当に勉強になった。
これが父さんのプレゼントだったのかな、と改めて。
タラタラ書いてたら夜が開けちゃった、今週はやっと父さんの49日。
父さんから学んだこ、惜しみない愛を。
この経験が、またどこかで生きるといいなー。
UTMF2022シリーズ
長文駄文、読んで頂きありがとうございました。
#UTMF #UTMFサポート #100マイル
#トレイルランニング #恩返し #恩送り
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