【エリア予選突破】ラクドス吸血鬼レポート~The road to Final~
はじめに
はじめまして、タカくんと申します。
Xアカウント(旧Twitter)⇒@igrraichou
横谷海賊団というグループに所属して、名古屋で競技MTGをしています。
今回初めてチャンピオンズカップエリア予選(カードボックス津店)を突破し、PC静岡で行われるファイナルに念願の初出場を確定させたため、友人と行った調整過程を記録として残そうと思い、初めてnoteを書いてみることにしました。「てんぽよ権利獲得に至るまで」〜「えりよ権利獲得に至るまで」は自分がパイオニアの予選に出始める直前からエリア予選突破までの心情や調整過程などを記したものです。どういう感情だったか、何をしたかなどを記録として残しておきたいことがメインでとても長いので、リストの解説、カードの採用、不採用理由が知りたい人は「エリア予選突破時のデッキリストについて」から記載しておりますので、そこまで飛ばしてください。
主な登場人物
プロレイジー:横谷海賊団メンバー。ネトストマン。予選通過者のスプレッドシートやドリトライ、正統後継者で多分有名。
しばた:横谷海賊団メンバー。関西帝王だったり、東海王だったり。いろいろでかいひと。なんかMTG詳しくて強い。
てんぽよ権利獲得に至るまで
スタンのエリア予選が終わり、またもファイナル出場の夢がラストチャンスに託された頃、次のパイオニアの予選のため、デッキ選択を考えていた。最強と謳われているラクドス吸血鬼、注目度が上がっていた5Cニヴ=ミゼット、過去に組んだことがあり手元にカードがある青白コントロール、青白ロータスコントロールの4つが候補。まずはその時最強の吸血鬼を握り、選択の幅を広げるためにニヴ、イメージが悪ければ経験のある青白系のコントロールに逃げようというプランを決め、吸血鬼の確認へ。普段は晴れる屋のデイリーに出て数をこなすことでゲーム感を掴み、目的の大会に向けて75枚を作り上げることを行う。今回も同じようにカードを用意し、何となくの予備知識を身に着け、とりあえず市内の晴れる屋へ。リストを見た時の印象は、ソリンリッパーってそんなにうまく揃って勝つの?勝ってるのは都合がよいだけなのでは、、、という懐疑的なものだった。
初回の結果は3-0。感想はとにかくまあ強い。直近の名古屋、大須のプレミアム予選は、まあこれでいいやと即決。
プレミアム予選名古屋・大須
結果は2日間とも惨敗。原因はパイオニアのデッキに対しての知識の薄さや、杜撰なサイドボード、経験値の低さゆえのリッパー対策をされた時の対応力の無さなど。
MTGそんな簡単に勝てるわけないよね〜。(⌒-⌒; )
そんな時、晴れる屋名古屋店プレミアム予選にて、横谷海賊団で一緒に活動しているプロレイジーがファイナル出場の権利を獲得。とてもめでたいことではあったが、後のPC常滑で、次のPC静岡の日程が発表。チーム内で各々の予定確認をした結果、自分だけが店舗予選、エリア予選を回る事が確定。スタンのエリア予選の苦しさを思い出し、あれを次は1人でやるのかと想像したら、一気にやる気が落ち、一時的に病んでしまった。しかし、周りからの励ましやプロレイジーが自分がセコンドとして動いたり、てんぽよならトスにも行ったりするから頑張るぞ!と言ってくれたおかげで見事立ち直る事に成功。ここからパイオニアと真面目に向き合うことに。
握るべきは吸血鬼?
まずはデッキの選択を見直すこと。プレミアム予選で自分がぶち当たった壁はソリンリッパープランが簡単に打ち崩されたあとの立て直しが難しかったこと。ソリンとリッパーへの不信感と関東のプレミアム予選で吸血鬼ではなく、ラクドスミッドレンジが権利を獲得していたこともあり、ラクドスミッドレンジへの乗り換えを決意。ただ私が当初考えていたのは従来のシェオルドレッドやドロスの魔神といったカードが入った純正ミッドレンジではなく、環境に合わせたスペルや低マナのクリーチャー、プレインズウォーカーで構成されたリスト。これが全く普段のデイリーでは勝つイメージがつけることができず。どうしたものかと晴れる屋大須店店舗予選前日にプロレイジーに相談をした所、従来のミッドレンジの方が勝てる気がすると助言があり、従うことに。
・店舗予選①6/1晴れる屋大須店
結果は3-0-2でスイスラウンド4位からのSE1没。最後に負けたのは最近仲良くしてもらっている愛知の強豪石黒軍団の長、ぐろしーさん。デッキは吸血鬼。メインとサイドに2枚ずつ計4枚の勢団の銀行破りを採用する事でリッパープランだけに頼らず、アドバンテージを稼ぐことでロングゲームに強かったり、時には搭乗で3ターン目からクロックを刻みライフレースを仕掛けたりとリストの違いから力の差を思い知らされた。ぐろしーさんはその後も勝利し店舗予選を突破。翌日の静岡のプレミアム予選ではTOP8。直接対決して強いと思ったし、結果も出ていたので即座にそのリストをコピーし、調整を行う事を決めた。また、その日のもう1人の権利獲得者の使用デッキは5cニヴ。前述のプロレイジーが突破した晴れる屋名古屋店プレミアム予選のもう1人の権利獲得者の古のヤギ角が4枚採用された5cニヴのリストを使用しており、強いのだろうと感じていた。吸血鬼がもう一回ダメだった時には、はじめのプラン通りニヴを使おうかなとも考えていたのでデッキを用意した。
捨てたやつとヨリを戻す
その後は、ぐろしーさんと個人的に連絡をとって、気になる所を聞いたり、平日にフリープレイでニヴvs吸血鬼の相手をしていただいたりと、かなりお世話になった。最終的には吸血鬼で次の店舗予選に向かう事を決意。ちなみにこの時点でのニヴを使わなかった理由は練度が足りないことが主なので、深くは書かないが、ぐろしーさんとのフリプで自分がニヴを使った時はサイドボード後、全く勝てなかったと記憶している。
・店舗予選②6/15フェイズ岐阜
この日は愛知県内でも予選はあったが、諸々の事情でフェイズ岐阜へ。
リストはこちら。
前週に晴れる屋大須店パイオニア杯DXにて優勝していたリストを参考にデッキ構築を行った。メインボードは一般的なリストの薄暮軍団の盲信者の枠に腐食の荒馬が採用している所と、ぐろしーさんと同じくメインから銀行破りを2枚、数枚砕骨の巨人を採用している所が特徴。
1R vs 5c Niv(ぐろしーさん) ○××
ぐろしーさんにまさかの1R目に激突。。。
事前に参加する事は聞いていたし、当たるかもねとは言われていたからしょうがない。悔しい。
2R vs Waste not ××
不利マッチだと感じている無駄省き。感想戦でコンバットミスが分岐点だったことを細かく確認でき、結果は負けてしまったが、自分の経験値になったと感じたので良かった。
3R bye
結果は0-2。
参加者16人以下の4Rだったため、飯を食いたかったのもありここでdrop。
ささっと負けてしまい悔しかったし、翌日も店舗予選ではあったが、その日は岐阜の友人達とEDHでわちゃわちゃして気分転換をした。メンタル状態はあまりよくなく、家に帰って寝て起きて家を出るまでの間、心の奥底でずっと行かなくていい理由を探していた。
・店舗予選③6/16パピー弥富
リストはこちら。
前日のリストからの変更点はメインの砕骨の巨人を1枚減らし、シェオルドレッドの勅令(以下Edict)をサイドからメインへ。サイドの空いた枠に勢団の銀行破りの4枚目を採用。前々から砕骨の枚数には疑問があって減らしたかった。また増やしたい枠は2マナの除去で、PWに触る事が可能で、再活ニヴやリッパーを楽に処理できるカードという条件からEdictになり、サイドからメインに昇格。銀行破りはやりすぎかどうかの確認も込めて4枚に。
参加者9人、権利獲得者は2人という最大効率超激アツイベント!何としても突破したい!
1R vs Izzet Phoenix ×○○
メインはわかっていた通り簡単に潰される。サイドボード後2ゲーム勝たないといけない展開に。ただ2ゲーム目3ゲーム目ともにハンデスと墓地対策、相手の引き全てが噛み合い勝利。過去のラストサンTOP8に入ってた方でおそらく9人の中で1番実績があったと思うので本当に勝てて良かった。
2R vs Grixis Reanimate ×○○
相手は名古屋の知り合い。店舗予選は既に突破しており、晴れる屋デイリーでよく顔を合わせており、仲も良好。ワンチャンあるだろと思い土下座をするもトス対象がいるから、とりあえず戦おうと言われ切りかかられる。メインは不利寄りだとわかっているが、ダブマリをしなければいけなく、負けるべくして負け。2ゲーム目と3ゲーム目は噛み合いで勝ち!
トスなんていらんかったんやぁ(^o^)
3R vs Naya Token 〇〇
ビア・ナラーを使ったオリジナルデッキ。メインは相手のとんでもない事故(ダブマリで土地5キープ)により囲いをスカされるもその後も相手の運が悪く勝ち。サイドボード後は囲いで毒を選べを抜きソリンリッパーで勝ち。終わった後話を聞くとPC常滑オープンでTOP16で獲得したエリア予選出場の権利があり、今回は調整のために来ていたそう。勝った後だから言いますが、参加してくれてありがとう。あなたのおかげで救われた命があります!!!
4R vs Warm Creativity ××
1R目で、この方と5c Nivが引き分けている影響で、この段階での3-0は自分のみ、2-1は2人で両者権利持ち状態での対戦。この2人がIDする事が予測できたため、スイスラウンド、そして予選突破までほぼ確定していた。勝っても負けてもよかったのでとりあえずガチる。独創力が入ってることしかわかっていなかったため、暴君型だったら練習したいなと思っていたらワンショット、、、。1ゲーム目は霜剣山トークン2体を対象にX=2の独創力に対して1体をpushで除去、「頼む、ワーム当たれー」と相手は言いながら坊主捲り。結果、世界棘のワームがヒットし、返しで除去が引けず2ターン殴られて負け。2ゲーム目はハンデス引けずの介入できずでコンボ決まって負け。
こうしてスイスラウンドが終わり、1位自分、2位Naya Token(権利持ち)、3位Grixis Reanimate(権利持ち)、4位Warm Creativityとなり権利がオートで降ってきて見事予選突破。最終週まで長引かなくて心から良かったと思ったし、とりあえず突破できてよかったと嬉しさと安心感、そしてエリア予選への不安が溢れ出た。
えりよ権利獲得に至るまで
さて、これでエリア予選まで休憩だと思ったが、翌週モダン東西戦で大阪に、その翌週はパイオニア東海王と続いたため、競技イベントは僕をなかなか休ませてはくれなかった。パイオニア東海王の翌日のパピーモダン王は疲れを取り除くために見送った。結果的にここで休息をとったことで後述する最終調整もしっかり行えたのだと感じている。お休みは大事!!
パイオニア東海王の戦績は0-2から3-0してdrop。マーフォークと白単人間に負け。青単スピリット、イゼットエンソウル、青白ロータスコントロールに勝ち。特に書きたい事もないので内容はペラペラだが、vs白単人間3ゲーム目、1/1/2のテキストをよく知らずにテキトーなプレイをして負けた所をプロレイジーに横から見られており、終了後にボロクソに殴られた。(指摘をすることを殴ると表現しています。)しかも1ゲーム目にトリプルマリガンして、頑張ったけどマナフラして負けという所に萎え、2ゲーム目勝ってもなおそれを引きずった事で起こったミスでもあったので本当に直すべきところだなと深く反省した。
エリア予選への準備
そして遂にエリア予選の初週に差し掛かる。
デッキは最後まで吸血鬼で走ると決めていた。前週のデイリーでニヴを回したが、
ミラーは時間がかかりすぎて引き分ける可能性が高い(ミラー以外でも長くなる時が多い)
土地周りが不快
強い時は快楽物質が出て気持ち良くなれるもののそこに持っていくまでの苦労がとてつもない時がある(押し切られて負ける時も多々ある)
80枚デッキという構築の都合上サイドボードが難しい
モダンで豆の木白日オムナスを使って勝てないな~と思っていた時の感覚に近いものを感じた
などの理由があって、使用しないことを決めた。
そして水曜日。プロレイジーとのデッキ構築が始まる。なお、構築を変えるに至った経緯は、津に一緒に行く事になった岐阜の知人(緑単使い)と月曜日に通話した時に、思った以上に不安要素が多い事が判明し、翌日にプロレイジーに相談、水曜日に1から作り上げようということになった。グループ内のディスコードで通話をしていたら、横谷海賊団の勝ち頭、しばたが参入。木曜日にサイドボードを作り上げ、インアウトの構成、サイドボードの微調整を金曜日に行い、土曜日のエリア予選初日を迎えた。
・エリア予選①7/6ドラゴンスターオタロード中央店
朝は知人の車に乗せてもらい大阪へ。
家を出て10分後くらいに権利書を忘れた事に気づかされるも、取りに戻る時間などなく、権利書を忘れた実績を作ることに。(´;ω;`)
よい子のみんなは持ち物確認くらい前日までにやりましょうね。
1R vs Amaria 〇〇
丁寧に除去して早めにリッパー出して勝ち×2って感じだった。緊張と空調の効きすぎで手が震えていたが、引きつよつよすぎて勝手に勝つ感じが良かった。
2R vs Mirror 〇〇
メインは相手先手で囲い、銀行破りと動かれて終わった〜と思いながら、手札的には税血ビートプランを行うしかなかったためとにかく殴る。除去して殴り続けていたら相手のライフが2。シェオル出されて次のライフゲインで逃げられるからここで砕骨かソリン引いて本体って言うか、最低でもシェオル除去しないと負けだなと思っていたらソリンツモで勝ち。序盤から目指すゴールがわかっていてプレイし、最後は運を手繰り寄せた形だったと思う。2ゲーム目は相手が土地が3枚で止まるも先にソリンを出されリッパーだったらきついな〜と思っていたらマイナス起動で分派。返しにソリンリッパーして手札使い切って全て捌いて勝ち。またまた運も良かったがミスなく勝てたのは良い事。
3R vs BR midrange ×〇〇
メインはミスって負け。押してる盤面で無理にライフ削ろうとせずに寓話連打するべきだったなと。下手くそ。逆に2ゲーム目は丁寧にプレイして勝つ事ができた。1ゲーム目途中からミスったなぁとは思っていたが切り替えがうまくできたラウンドだったと思う。ただ3ゲーム目相手の手札をメモしていたのにも関わらず、置かれた土地の確認を怠って強迫を空打ち。マナ払って手札1枚捨ててた、、、。反省。
4R vs Izzet Phoenix ××
メイン丁寧にまわされて、リッパー間に合わず負け。サイド後は未認可霊柩車を置くも手からフェニックスが3回出てきて除去引けずで負け。なんか分岐あったかと考えたが特になし。どうでもいい事だが、このラウンド開始時、愛知から来ていた知り合いが全員目無しになったから帰るという孤独イベントが発生し、とても寂しかった。しばたさん経由で知り合った知人と喋れてたので孤独緩和できて助かった。
5R vs Izzet Phoenix(黒田正城さん) 〇×〇
レジェンドと対戦。もうこれだけで今日来たの良かったなという思いとなんでこんな崖で当たるんだという思いが入り混じった対戦だった。
先手を取りメインは序盤から銀行で殴りに行ってひたすら押し付けて勝ち。自分のリストの特徴の1つであるドロスの魔神が4ターン目に降臨しすべてを破壊した。5点火力が効かず、飛んでるため壁にもなり、小粒が倒れると2点飛ぶ。イゼフェニはかなりきつめの1枚だとここでイメージが確信に変わった。カード自体は好きではなかったが、採用しろと背中を押してくれたプロレイジーには(+しばた様にも)本当に感謝している。2ゲーム目は受けに回りつつ、うまくライフを削ろうとするも、焦ってミスをしてドレイクにわからされて負け。タイトなゲームでミスしたら勝ちません!3ゲーム目は2ターン目に銀行をプレイし、3ターン目は寓話プレイを迷ったが呪文貫きを恐れ、そのままターンを返そうとする。しかし、エンドに厚かましい借り手のバウンスで銀行破りをバウンスされ、何もしてないターンを作らされる。これは本当にしまったと感じた。黒田さんは若き紅蓮術師をプレイするもその後は土地が3枚で止まってしまい、トークンを出しながらクロックを刻む展開に。自分は土地を伸ばしながら呪文貫きケアの2マナを残した状態で絶滅の契機を放ち、そこから銀行破り、ソリン、変わり谷等でライフを削り勝利!!
6R vs Mirror ××
最終ラウンド。勝ったら権利獲得かなと思いながらゲームスタート。疲れもあってかなり杜撰なプレイだったと思う。相手の手札が除去まみれだという事を知っていたのに銀行破りで丁寧なロングゲームをせずむやみに展開してしまったり、ハンデスしたのに手札をメモしなかったりでこの日1番気が抜けていたと思うし、噛み合うように相手の引きもそれなりに強くてわからされてしまった。。。
というわけで初日は4-1バブルが弾けて4-2。9位だったためサンダージャンクション1BOXは貰ったが、自分が欲しいのは権利。大阪の地でそれなりの結果が出たことがなかったため、今回はかなりの手ごたえがあってよかった。また最終戦の相手がデッキ強いんで使ってたら抜けますよと言ってきたの事もまあまあ自信に繋がった。翌日の津で抜けよう!と近鉄ひのとりの車内でひとり心に決める。帰宅時間は0時過ぎ。つらい😢
・エリア予選②7/7カードボックス津店
スタンのエリア予選では唯一バブルまで行った事がある店舗で地場は悪くないし、エリア予選の予定を決めたタイミングでもここで抜けたいと常に思っていたし、何度も口にもしていた。朝会場につき早めにエントリーを済ませたところで、朝ご飯食べていないし、マックが隣にあるから朝マックするかの気持ちでマックへ。前日も大会前に食事をきちんととっており、バブルまで行けたため、食事は大事だなと再認識。朝マック異常なほど好き。早起き苦手なのでなかなか行けませんが、、、
リストは自信があったため、前日と同じ。
1R vs 5c Niv ○○
メインは腕で勝ち。2ゲーム目は相手の土地事故で超運勝ち。
幸先のいいスタート(⌒∇⌒)
2R vs Izzet Phoenix ×〇×
メインは流れるように負け。2ゲーム目は墓地対策ぶっ刺さって勝ち。3ゲーム目は相手の4ターン目ドレイク着地に除去を合わせるも、今度は呪文貫きを構えた状態でドレイク着地。除去できずそのまま走りきられて負け。知人に聞いたところ、否認も持っていたから相手はもう走りきるだけだったよと。どれだけ考えても不可能なものは不可能だった。。。
3R vs Amaria ○○
ソリンリッパーを叩きつけるだけのゲーム×2。正直2ゲーム目は咎められてもおかしくないハンド(1マリ土地4とソリンリッパー)だったが、トップからハンデスや除去等を引きそのまま勝ち。サイドボードの倦怠の宝珠を初めてプレイしたが、亭主誘発からのコンボを防ぎ、手から出てきた大洞窟のコウモリが何もしなかったのは本当に愉快だった。コウモリはリッパーへのチャンプブロッカーだったわけだが、後続でドロスの魔神をプレイしたため、ブロックしても4点(一応絆魂分-1点で3点)飛んでくるバグ盤面。相手は捌けず勝ち。やったー(^^)
4R vs Gruul Prowess ×○○
1ゲーム目は除去を引けずにむちゃくちゃされて負け。2ゲーム目はハンデスと除去を絡め動きを止め、ソリンリッパー→ポイズンで落とされる→竹沼回収→素キャストという形で盤面を掌握し勝ち。3ゲーム目は相手がマナフラ気味で勝ち。最高!!
5R vs Amaria 〇〇
ここで勝てばほぼ権利獲得ラインなのでは?というラインに。
この日初めてダイスで負けて後手スタート。少し嫌なイメージがちらつく。除去2枚と思考囲いのハンドをキープ(攻め札が1枚もなく不安)でゲームスタート。相手1ターン目、月皇の古参兵。こちらは囲いから相手の集合した中隊を抜くと2ターン目に2体目の月皇の古参兵が戦場に出てくる。救出専門家が手札に見えており、pushは切りたくなかったため放置するが、1点×2のクロックが地味に気になる。その後リッパーしか引かず6マナでリッパーを置くまで我慢するしかないかという状況になるが、相手も相当なマナフラットをしており、5ターン目頃にしびれを切らし、救出専門家を吊り上げる対象なしの状態で戦場に送り込んできた。後のコンバットタイミングで手札の除去を全て使い切り盤面を処理。メイン2で古参兵の裏面2体出てきて、返しにリッパー素キャスト。失せろですぐ倒されるもその後出した苦難の影に地図トークンでの探検2回を行い+1カウンターを2つ乗せ、目玉の暴君の住処と共にビート。結局その後も相手は土地を引き続けてしまい、投了。またも運。2ゲーム目はハンデス2枚キープ。1ターン目ハンデスしようとしたら救済の波濤で避けられたので2ターン目に2枚目のハンデス。集合した中隊を抜き、そのまま押せ押せで勝ち。2日間を通してアマリアと3回対戦し、一度もゲームを落としていないので本当に運が良かったのだと思う。
6R ID
途中で引き分けが発生しており、その二人がその後負けたため12ポイント以上が6人。全員IDして権利獲得。
そんなこんなで初のファイナル出場を確定させ、エリア予選の旅が終焉を迎えました。応援してくれた方々、お祝いの言葉をくれた方々、横谷海賊団のメンバー、セコンドとして店舗予選から様々なことを叩きこんでくれたプロレイジー、本当にありがとうございました!PC静岡で死力を尽くして頑張ります!!
エリア予選突破時のデッキリストについて
ここからはエリア予選で使用したデッキの解説になります。人によって自由枠の採用カードが変わるデッキなので、メイン、サイドそれぞれで候補に上がったカードを全て書き出し、採用した理由、しなかった理由をジャンル毎に解説していきます。
なお、
・税血の収穫者
・鏡割りの寓話
・傲慢な血王、ソリン
・血管切り裂き魔
・思考囲い
・致命的な一押し
については全て4枚ずつ採用されることが当たり前だと思っているので採用理由は記載しません。ご了承ください。
※2024年7月時点でのパイオニア環境下のラクドス吸血鬼において、上記のカード(特に鏡割りの寓話やソリン、血管切り裂き魔)をメインボードから減らすのはやめましょう!!!
パイオニア環境のデッキ分布
エリア予選に持ち込むデッキの構築を行う上で、現在どのようなデッキが多く、どこに焦点を当てていくかを考えることが重要であった。
Tier1 吸血鬼 アマリア イゼットフェニックス
Tier2 5cニヴ=ミゼット 緑単
青白系コントロール ラクドスミッドレンジ
Tier3 その他
吸血鬼目線でこの中のきついデッキは緑単、イゼフェニ、5cニヴの3つだと考えており、メインボードの構築を寄せて構築を行った。
自由枠メインボードの候補に上がったカード
2マナのクリーチャー枠(4枚程度)
採用カード
・勢団の銀行破り(2枚)
店舗予選で使用したメイン2サイド2の構築が気に入りすぎて、当然入れるだろうと感じて2枚採用。起動でアドバンテージを稼ぐことができ、3ターン目から搭乗で4/4が殴るプランもありかなりのお気に入り。
・苦難の影(2枚)
コミかる高崎店プレミアム予選にて、TOP4で前之園さんが使用していた吸血鬼に採用されていたのを発見し、検討候補に挙がった。対戦相手の墓地に行くクリーチャーが追放される効果は使用率上位にいそうなアマリアや緑単に対して有効そうに見えたのと、ミラーで相手のリッパーのドレインが飛んでこない(これは自分のやつが飛ばせなくなる事があるが、自分がリッパーを出しているときは有利盤面なことが多いためあまり気にしないようにした。後述のドロスの魔神についても同様である。)、フェニックスにもワンチャンあるかもしれないという事で2枚採用。2ターン目銀行破りプレイ、3ターン目に苦難の影プレイ1マナ起動で搭乗アタックができるというのも評価が高い。
不採用カード
・薄暮軍団の盲信者
このデッキによって相当価値が上がったカード。ソリンとの相性が良い。わりかしいつ引いても嬉しいカードではあるものの、結局カード単体では貧弱なため、プレミアム予選で使用したが感触が悪く、店舗予選の時には不採用としていた。もう一度検討はしたが、ソリンとの相性にかなり傾いていそうなカードという認識は捨てきれず結果不採用。
・腐食の荒馬
ブロンコ。通称駄馬。2ターン目に置けて3ターン目から殴りながらアドバンテージを得られる良カード。たまに序盤でリッパー捲って6点分噛みついてくる可愛いやつ。3マナ域に強いカードが寄っているので、2ターン目のアクションで圧をかけれるカードが欲しいと思い店舗予選時には採用していた。コントロールやミッドレンジミラー以外だと音速で抜けていくことが多く、使用率上位のデッキ相手には不要なことが判明。2枚採用を1枚に減らす事も考えたが、最終的には不要の結論に。
・密輸人の回転翼機
2マナの機体は後述の銀行破りを入れる気満々だったため、元々入れる気はなかった。搭乗コストが1なため薄暮軍団の盲信者と相性が良いが盲信者を不採用にしたため、こちらも採用されず。
2マナ除去枠(2~4枚)
採用カード
・シェオルドレッドの勅令(1枚)
トークン以外モードでソロのリッパーを2マナと2点ペイだけで倒せる優れもの。同じくソロなら単色では触れない至高の者、ニヴ=ミゼットも倒せる。プレインズウォーカーにも触れる。1枚採用。
・喉首狙い(1枚)
イゼットエンソウル、銀行破り、青白9つの命のファルコンくらいが効かない所。ターゲットが取れる2マナ除去の中では一番まともだと感じた。1枚採用。
・踏みつけ/砕骨の巨人(2枚)
エリア予選に出るまでで一番不満に感じていたカード。(店舗予選の時に3枚から2枚に減らした経験あり)さらに減らすor不採用の審議をした結果、2枚採用。白単人間にはかなりの強さを誇る。アグロにそこまで当たらなかったが、砕骨のおかげで勝ったゲームはまあまああったから入れて良かった!対戦経験はありませんが、9つの命を貫通できるのもよいみたいです。(←モダンの指輪プロテクション貫通みたいだな。)
不採用カード
・苦々しい勝利
にがにがウィン。プレインズウォーカーもターゲットにとれる万能除去。ソリンでライフゲインできるし、3点ペイくらい良くね?の軽い気持ちで採用しようとするが、アマリアに6点ペイ、リッパーに7点ペイするのヤバくね?と正気に戻って不採用。3点ペイがアグロに隙を晒すのもBAD。
・パワー・ワード・キル
変わり谷、ニヴ、アトラクサ、ドロスの魔神、ドロモカに効かないため不採用。
・保安官を撃て
リッパーに効かない。これだけで不採用理由としては充分だが、他にも厚かましい借り手や悪意ある調査員などにも効かない。おわ。
4マナ以上の重いカード(1~2枚)
採用カード
・ドロスの魔神(2枚)
思考が保守的な自分とは真逆のカードで、出したら早めに相手のライフを詰めないといけない、除去耐性があるわけでもない4/6/6(飛行)。好きではなかったし、なんなら嫌いだった。(スタンダードで使ってエクストラルーズした記憶がちらつく。)
ただ冷静に使用率上位デッキを眺めると
①アマリア:小粒除去しながら殴ったらコンボ決められる前にライフ削りきれそう!
②イゼットフェニックス:リッパーを倒すための5点火力では処理されない
③緑単:騎兵を乗り越えられる
④ミラー:リッパーと相打ちできる
⑤5cニヴ:ニヴ=ミゼット再誕とは相打ち、至高の者、ニヴ=ミゼットには一方のでかいサイズ
というところで妄想の中では採用しない理由がないレベルで強いと感じた。またリッパーとの相性がよく、並んだ状態で相手のクリーチャーが1体吹き飛ぶと4点本体に飛ぶ。3ターン目ソリンリッパー、4ターン目ドロスの魔神はつよつよです。2枚採用。
不採用カード
・黙示録、シェオルドレッド
1番評価に困ったカード。単体性能が強すぎて場に居座ったら大体勝つ、血トークンや寓話2章、銀行破りと相性いいなの印象で軽い気持ちでデッキに入れがち。使用率上位のデッキを確認していった結果、あってもいいけど必要とはならなかった。不採用。
・ゲトの裏切り者、カリタス
実は吸血鬼。(結構最近まで知らなかった?忘れてた?)
その昔スタンダードで使われていた時はサクリファイス系のデッキ相手にサイドボードから入れていた記憶。少なくともメインボードには入らない印象。絆魂もアグロ相手に間に合ってなさそう。緑単に効くとの噂だがそれについては同じ効能を苦難の影で得られる。カード単体での強さに疑問があり不採用。
・敵意ある調査員
一度だけサイドボードに入れて晴れる屋デイリーに参加したことがあるが、どのマッチアップで出したらこのカードは強いんだ???ってなった。出されたらウザいし、居座られたら最悪😣でも使うと弱く感じる。意味不明なカードはデッキに入れない!!!不採用。
・死の飢えのタイタン、クロクサ
手からの着地時に機体に搭乗できるのは胡散臭くていいなとは思うもののやはりカード単体としては特に必要ないのと、変わり谷4入ってて黒黒赤赤で脱出できるのはいつなんでしょうかという気持ちに。不採用。
・絶望招来
メインに2〜4枚かサイドボードに2枚程度取られていることがあるカード。個人的評価は脳内麻薬カード。唱えてキマって勝つと気持ちよくなる。ただ変わり谷が4枚入ってる土地25のデッキで黒マナシンボル4の5マナのカードなんていつ唱えられるんだ?と心の底から思っている。アーボーグ入れてるから大丈夫なんてことはないと思う。全く初手のキープ基準にもならない。吸血鬼で採用している不届者はぜひとも唱えられない状態で手札に抱えて負けて絶望してほしい。
※東京と仙台のエリア予選のメイン招来4の吸血鬼の権利獲得者デッキリストを見て、椅子から転げ落ちて泡吹いて気を失いました。🚑
3マナのクリーチャー枠(3~4枚)
採用カード
・分派の説教者(1枚)
使用率上位のデッキと当たった時にサイドボードに音速で送られるカードNo.1。逆に雑多デッキには無類の強さを誇り、ソリンとの相性がとてもいいカードで不採用にはしたくない。ということで店舗予選時は2枚だったのを1枚にして採用。
・砕骨の巨人/踏みつけ(2枚)
前述の踏みつけが理由で2枚採用済み。3/4/3でライフ削りに行ったり、白単人間のエーデリンを止めれたり、そもそも1枚で2枚分の仕事していて偉い。
不採用カード
・銀打ちのグール
ちょくちょくリストで見かけていたので、アリーナエクスプローラーにて試してみたことがある。結果はあんまり強くない。アドバンテージを取る動きはあってまあまあやりおるが、薄暮軍団の盲信者と同じく単体性能が貧弱で不満。不採用。
その他
不採用カード
・強迫
メインに1〜2、サイドに1〜2枚ほど入ってるリストがよくある。思考囲いが当然4枚なので追加でハンデスが必要かどうかだが、ハンデスだけ引いてても勝たないのと、メインボードで空打ちするのが嫌いなため、メインには不採用。
土地
土地の枚数は25枚。
・今回絶望招来は不採用かつ、サイドボード後も重くするプランがない。
・リッパー素出しプランについては構築の段階で無理に意識をする必要がなく、ゲームの中でちょっと意識すれば勝手に出るようになると感じた。
以上の理由から26枚に増やすことはしなかった。
採用された土地については、一般的に使われている土地を使われているような枚数で入れていただけなので特に語ることがない。どちらかというと、採用しなかった土地の理由を挙げる方がよいと感じたため、そちらを行う。
以下採用しなかった土地の解説
・ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
店舗予選時までは使用していた。変わり谷と相性が良く、黒マナが出しやすくなることでマナシンボルへの負担が減り行動回数が増えたり、小道を赤で置きやすくなったりとメリットは大きいように思える。しかし本当に必要かと問われると実はそうでもない。
むしろ、
①アマリア:マナの合流点の1点が沁みたり、土地の引き方次第で黒マナが出ないこともある
②ニヴ:アマリアと同じくマナの合流点、版図達成の補助をしてしまう
③無駄省き:廃墟の地系の土地が色マナ出し始めてしまう。
などのデメリットと天秤にかけ今回は不採用。絶望招来を入れるなら採用だが前述の通り招来は入れないため不採用。
・ロークスワイン城
沼がないとタップインしてしまうというデメリットで序盤の動きに制限がかかる可能性をかなり重く感じているため、不採用。また銀行破りを採用していることでリソース勝負もそれなりにできるので、4マナ1ドローもよほどのことがない限りメリットとして享受しづらいとも感じた。
・憑依された峰
1、2ターン目のハンデスや展開が大事なデッキだと思っているので、タップインはありえない。不採用。
サイドボードの候補になったカード
採用されたカード
・強迫 2枚
メインには採用されなかったが、サイドボードには当然採用。3枚でも良いが、メインの解説にも記載した通り、ハンデスだけ引いていても勝たないと感じているので2枚にしてる。
・軍団の最期
入れるメインターゲットはイゼットエンソウル。5/5になったダークスティールの城砦をなんとかするカード。分布的には会場に1人か2人いるかくらいの認識。アマリアや他のアグロ相手にも入れられる良いカード。
・害悪な掌握
緑単、白単、アマリアが標的。テフェリー落とせるしで青白コンにも入れたりもする。こいつでよかったーみたいなのはたぶんなかったと思うが良いカードだとは思った。手元になく前日に調達しにお店へ。フォイラーなため、いつも通りfoil注文したらなんとお値段1000円!!在庫あるだけマシと涙を流しながら購入した思い出。
・勢団の銀行破り 2枚
ミラー、コントロール、ニヴなどなどロングゲームしたそうな相手にはピッタリ。4枚やりすぎかなと思う時期もあったが、このカードのおかげで勝ったことがかなりあって全く気にならなかった。流石スタンダード禁止カード。
・倦怠の宝珠
アマリアと緑単に入るカードで着地時のコンボを止められるカードとして採用。独創力(ワンショット以外)にも入れられる。
・未認可霊柩車 2枚
今回のサイドボード内での墓地対策枠。イゼフェニにはフェニックス対策と巡航対策として2枚(これ以上は相手が軸ずらしすることもあって不要と感じた)、あとは記憶の氾濫が入っているコントロールに1枚くらいしか使わない。
・覆い隠し 2枚
リッパー、フェニックス 、ドレイク、緑騎兵、宝物庫生まれの暴君目的で2枚採用。最初は1枚だったが後述のリリアナを不採用にしたので代わりに枚数を増やした。今は1枚絶滅の契機に変えてもいいかなの気持ち。
・コラガンの命令
ミラー、ニヴ、イゼットエンソウル、独創力、陰湿な根などの相手にアーティファクト破壊や墓地回収が強く使えると思い採用。
・神々の憤怒
アグロ相手の軽い全除去枠。墓地に行かず追放するため危難の道よりもアマリアに効果的かもしれない。3点という部分と赤赤が出づらい部分がネックではあるがそれ以上のリターンがあると思って採用。陰湿な根相手にも良さそう(?)
・絶滅の契機
よく入ってるやつ。緑単、イゼフェニ、暴君独創力に効く。1枚増やすの悪くないなと今は思っている。
・寄生性掌握
メインを使用率上位デッキに寄せた都合上サイドボードを組んでいったときに3枠ほど余っていた。残りの2枚がどれだったかはあまり覚えていないが、1枚はこのカードだったことを明確に覚えている。直近のプレミアム予選のTOP8に赤単が5%ほど入っているという情報が出てきて、1度くらいは当たるだろということで効果的なカードを探す。捻り出した才気ある霊気体はカード弱すぎということでこちらを採用。
不採用になったカード
・虚空の力線
墓地対策。入れるなら3か4は取りたいカード。置くことしかできないのと当然後引きはゴミ。環境にいる墓地利用デッキはイゼフェニくらいだと感じたため、そこに3~4枚とるのは馬鹿らしいと感じた。また、イゼフェニもドレイクなどを入れ、墓地利用からずらした戦い方をしてくるため置いただけで勝つとは思えない。
・真っ白
墓地追放がついている精神腐敗。イゼフェニやアマリアに入れるとの噂。てんぽよでイゼフェニ相手にぶち込んで勝ったが、たまたま説が強く、通ってもその後フェイの開放(錠前破りいたずら屋)から墓地肥やしをされ、宝船の巡航を唱えられると何やってたんだろうとなることが想像できたため、弱いカードだと認識した。
・ヴェールのリリアナ
勝ち盤面以外ではだいぶ弱くないですか?という感想が出てきたカード。リッパーとかニヴ想定なら覆い隠しでよくない?となり、コントロール相手はこのカードが必要ともならないので採用は見送り。
・夢を引き裂く者、アショク
墓地対策、サーチ対策を兼ねたプレインズウォーカー。盤面に出て相手を止めているように見えるだけ。除去されやすいし、除去されるとそのままゲームに負ける可能性が高いので弱そうな認識。(使用経験から)
・墓掘りの檻
アマリア、イゼフェニ、緑単(収穫祭の襲撃)等に効く。入れてもよかったが緑単、アマリアはスペルからの展開を止めるよりも場に出た時を止められる倦怠の宝珠の方が展開が止まりやすく良いのではないかと感じた。
・危難の道
軽いクリーチャー横並びデッキやアグロへの対策の全除去。今回はアマリアに焦点を当てていたため不採用になる。理由は2マナ以下全除去を行っても、陽気な哀歌や戦列への復帰、救出専門家などで墓地から盤面の再構築をされてしまう。追放がついている神々の憤怒が優先された。
・揺れ招き
アマリアに効くと噂のカード①。そもそも重いカードだからネガティブ。アマリアが無情な法執行者を採用することによって揺れ招きを触れるようになり、前ほど、出したら勝ちます!というようなカードではなくなっているのではないかと考えて不採用。
・暮影の騎士
アマリアに効くと噂のカード②。相手もクリーチャー除去は入るし、ただ軽いクリーチャーを増やしただけになってしまう可能性があり不採用。
以上が使用したデッキリストに対する解説になります。
サイドボードインアウト
実際に持ち込んだメモのサイドボードインアウト表がこちらです。
マッチ毎の解説は行いませんが、TwitterにてDMをいただければ、ある程度解説するように努力します。
最後に
読んでいただきありがとうございます。
プロレイジーに勧められて初めてこういった記事を書いてみたものの、想像してた大変さの5倍は大変だった(少なく見積もって)と感じました。どのくらいの効果があるものなのかわかりませんが、どなたかの参考になれば幸いです。
初回かつ稚拙な読み物である認識が強いので勿論全編無料ですが、面白かったよ、参考になった!とかで投げ銭してくださる方がいたら嬉しいです。
1年ほど前から復帰した競技MTGの世界ですが、いろんな方々と知り合えて恵まれて、とても幸せですし、感謝の気持ちでいっぱいです。
次はいつこんな機会があるのかな?
PC静岡で書けるような成績出したいな~。
最後は最近僕が好きな曲の歌詞の一部からの引用で。
バイバイじゃあね またいつか どっかで見かけて〜♪
本記事「【エリア予選突破】ラクドス吸血鬼レポート~The road to Final~」はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?