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孫喆七段のエピソード
全勝なのに荒れる孫
前回解説してもらった2024年5月3日、孫喆七段は荒れていた。
3月25日に勝利して以降、対局ができないことに苛立っていたのだ。
2024年は5戦全勝と絶好調なのにも関わらず、1か月以上手合いがない。
手合がない棋士は無職も同然だというのが孫の主張である。
『でも棋聖Sリーグが始まるじゃないですか?』とフォローすると
『Sリーグなんて手合い数がAリーグよりも少ない!
棋聖七番勝負が終わるまでSリーグは始まらないから暇だ!!
しかも相手がAリーグよりも強くなるし、いいことがない!!!』
などと孫は返答。
孫は照れ屋なので褒められると強めに否定してしまうのだ。
ナショナルチームをクビになり、
練習碁が少なくなったのも孫は不満らしい。
『とにかく手合いを打たせろ!』と孫は心から叫んでいた。
手合に飢えた孫の連勝は止まらない。
5月は3連勝で全勝を維持する。
そのうち1勝は棋聖Sリーグ、VS高尾紳路戦という大舞台での勝利である。
対局が少ないとボヤキながらの連勝がどこまで続くか注目である。
(6月6日現在)
孫の弱点1
イケメンで星合三段と結婚して囲碁も全勝の孫七段。
完璧すぎるのであえて弱点を探してみた。
総力を絞って探した結果、
『気持ちよく飲んでいるときに詰碁を出される』
と結構嫌なのに渋々解いてしまう
という弱点があることが発覚した。
盟友のI棋聖(特定を避けるためイニシャル)の
新聞解説を孫が務めることがある。
5時間碁の場合、局後に二人で飲みに行くことが多い。
その場合、I棋聖が詰碁を出題することがある。
I棋聖作の詰碁なのでかなり厄介だ。
孫は『こんな時に出さなくても…』と思いながらも渋々解く。
困り、悩む孫を肴にしてI棋聖は笑顔で酒を飲む。
お酒を飲んでいるときは詰碁を出題しないでくれ
と言えないのお人好しなのが孫の弱点なのだ。
孫の弱点2
最近はキャッシュレス決済が増えている。
財布を持たずに出かける人も多い。
孫もキャッシュレスで出かけることがある。
普段は問題ないが、大敵に出くわすこともある。
大敵1 ラーメン屋などにある現金専用の券売機
大敵2 複数人で飲みに行ったときのお会計
有事に備え、1万円札を忍ばしているがかなり不便なのは明らか。
財布がないと身軽なのだが、思わぬ大敵も増えるのだ。
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