良い習慣をつくる「13の徳目」
「13の徳目」とは
アメリカ建国に貢献し、多くの功績を残して歴史的に偉大な人物となったベンジャミン・フランクリンは、若い頃から立派な人間になれるように努力を始めました。
しかし、習慣を変えることの難しさに気付き、少しでも油断すると気持ちが散漫になり、悪い癖が表面化することを知りました。
そこで、「13の徳目」を作成し、この徳目を一つ一つ実践したかどうかを、毎日評価したそうです。
そのことで、仕事もでき、人間的にも立派になり、悪い癖、人間関係の過ちを克服することができたそうです。
この「13の徳目」を現代版にアレンジしたものです。日本の大企業でも多くの企業が、朝礼での唱和を何年間も続けているそうです。
1 挨拶
挨拶とは言葉や態度で相手に一歩近づくことです。
仕事も人間関係もすべて挨拶から始まります。
仕事の礼儀として、生活のけじめとして実践します。
2 笑顔
笑顔は人に対して爽やかさや優しさをもたらします。
人を和ませます。
笑顔は人間関係を豊かにする栄養剤です。
どんな時も笑顔で人と接します。
3 言葉
ちょっとした言葉づかいが相手を喜ばせたり、元気づけたりします。
相手や場所や状況をわきまえた言葉づかいをします。
4 親切
相手を思いやる気持ちを行動で示します。
親切な態度で人に優しく接します。
周りの人を思いやれる気持ちでいます。
5 約束
責任とは自分の役割を果たすことです。
責任を果たすことが自分の能力を高めることにもつながります。
自分の関わることには最後でも責任を持って行動します。
7 前向き
人は前向きなときに自分の能力を発揮します。
前向きな態度が良い結果をつくります。
順調なときも、そうでない時も、常に前向きな態度でいます。
8 尊重
相手を認め、尊重するところにより良い人間関係ができます。
相手を尊重するからこそ相手からも尊重されます。
共に尊重しあえる人間関係を築きます。
9 努力
努力のないところには結果は生まれません。
努力こそが自分の成長を決め、人生を決めます。
私は最善の努力を行います。
10 誠実
誠実さとは心の純粋さです。
純粋な気持ちが人の心を動かします。
どんなときも誠実な気持ちで行動します。
11 自律
どんな環境でも自制心を持って行動します。
自分の心を律して行動することが、仕事への集中力を高めます。
12 健康
健康管理も実力です。
自己責任において健康管理に努めます。
健康を損なう前の予防に努めます。
13 感謝
人間は自分ひとりでは何もできません。
どんなときも“お蔭様”の気持ちを持って行動します。
“ありがたい”という感謝の気持ちが心に余裕を生み、人生を豊かにします。