【マーケ基礎】ギフト需要は365日。
お中元商戦、あなたのお店ではどうでしたか?
「そんなことをしたって無駄だよ。
みんな百貨店やスーパー、ギフトショップに行くよ」
確かに、そうですね。
しかし、可能性がゼロかというと、そうでもありません。
たくさん贈られる方は、
選択肢の多いお店でまとめて買いますが、
ごく親しい人だけに贈られる方はどうでしょう。
大きなお店は、お客さまも多く、
商品の種類もたくさんありますが、
行くのが面倒、選ぶのが手間、
などと考えられてしまいます。
そんな場合には、近くのお店で選ぶことになります。
そこで問題となるのは、商品そのものです。
多くのお店では、
ギフト用商品を仕入れて、陳列しているだけです。
小さなお店で、少量しか陳列できないのに、
どこにでもある商品を置いても、誰も見てくれません。
百貨店・スーパーの方が種類が多いのですから。
他店に無いようなギフトが必要です。
“変わってるなぁ”“珍しいなぁ”と、
お客さまに思っていただかなければいけません。
そのためには、『オリジナルギフト』を創ることです。
といっても、扱っている商品の組み合わせで良いのです。
贈られる方の気持ちになって、商品を選択してください。
オリジナルなら、種類が少なくても、
お客さまの眼をひくことはできます。
大手に無いギフトということで、喜んでいただけます。
百貨店の売上高の中で、
ギフトはかなり高い比率になっています。
あなたのお店が、
これを諦めてしまうのはもったいないことです。
また、お中元・お歳暮に限らず、
一年を通してギフトの需要はあります。
出産・誕生日・入学・就職・結婚・
定年退職・還暦……などは、すぐに考えられますが、
それだけではありません。
世の中には、たくさんの記念日があります。
これを見逃す手はありません。
需要は、創り出すものです。
「○○の日には、こんな贈り物を」
と、お客さまに提案すれば良いのです。
そこに、見たことの無いオリジナルギフトがあれば、
お客さまの反応は高くなります。
あなたのお店の商品を見てください。
必ず、ギフトになるはずです。
例え、あなたのお店が、
美容室でも、ガソリンスタンドでも、総菜店でも、
ギフトになるものはあります。
じっくり考えてみてください。
ご参考までに、「人生の記念日」を記載しておきます。
うまく活用してください。
他にも、年中行事や祭りなどもありますので、
探してみてください。
【 人生の記念日 】
・誕生 ・お七夜(生後7日) ・お宮参り
・お喰い初め(約100日目) ・初正月 ・初節句
・初誕生日 ・七五三 ・幼稚園入園 ・幼稚園卒園
・小学校入学 ・小学校卒業 ・中学校入学
・中学校卒業 ・高校入学 ・高校卒業 ・大学入学
・大学卒業 ・成人式 ・就職 ・結婚 ・出産
・マイホーム購入/引っ越し ・昇進 ・各賞受賞
・試験合格/資格取得 ・開業/独立 ・定年退職
・還暦(数え年61歳) ・古希(数え年70歳)
・喜寿(数え年77歳) ・米寿(数え年88歳)
・卒寿(数え年90歳) ・白寿(数え年99歳)
●結婚記念日の種類
1年:紙婚式 2年:わら婚式 3年:糖菓婚式
4年:皮革婚式 5年:木婚式7年:花婚式
8年:電気婚式 10年:錫婚式 12年:亜麻婚式
15年:銅婚式 20年:陶器婚式 25年:銀婚式
30年:真珠婚式 35年:サンゴ婚式
40年:エメラルド婚式 45年:ルビー婚式
50年:金婚式
60年(説により75年):ダイヤモンド婚式
これらの記念日と絡めて、
チラシやPOPで、ギフト商品をアピールしましょう。
一年中、忙しくなるかもしれません。