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【マーケ基礎】繁盛のキッカケ。

あなたは、商売繁盛のために本を読み、セミナーに通い、
ネットを熱心に検索しているでしょう。

その姿勢は認めますが、
それらは“役に立っていますか?”

次々に出てくる、これらの情報は、
ある程度の「価値がある」という判断のもとに、
流れているはずです。

しかし、ある人にとっては
「非常に役に立った」という情報でも、
別の人にとっては「まったく価値が無い」
というものになってしまうことがあります。

この差は、どこから生まれるのでしょうか。

情報が悪いのでしょうか。
しかし、役に立っている、という人もいます。

ならば、「いい情報」だという判断もできます。

私は、情報を受ける側の
『意識』の問題ではないかと思います。

“知識を吸収してやろう”
“ヒントを得よう”
“何かに役立つはずだ”

そんな高い『意識』を持って、
情報を分析・整理している人にとっては、
とても有益な情報となります。

“すぐに儲かる方法を知りたい”
“集客の手口を知りたい”

そんな思いだけで情報を集めている人にとっては、
なかなか「価値」が見つからないものです。

本を読むことを例にしますと、
よく「行間を読め」と言われます。

それは、印刷された文字を追うだけではなく、
その文章が書かれた背景や裏側を想像しながら読めば、
面白く読めるうえに、
見えなかったものが見えてくるからです。

成功した人の本は、みんなが飛びつき、
何万部も売れます。

「へぇ〜、すごいなぁ」「こんな方法があるのかぁ」
と驚き、マネしょうとします。

しかし、マネして成功する人は皆無だと言えます。

マネして成功したかに見える人もいますが、
それは、自分なりの解釈を加え、
オリジナルの方法を創り出したから、成功したのです。

これが、『意識』の違いです。

『意識』の低い人は、
“マネすること”ばかりを探します。

“マネすればウマくいく”という方法をいろいろ漁り、
目新しさが無いと、「価値が無い」と文句を言います。

知っていても、実践していなければ、
知らないのも同じです。

それを再度教えてくれる情報(本)なら、
「価値」があるものなのです。

私は、リサイクルブックの中から、
古いビジネス書を買い漁ることがあります。

たぶん、読者のほとんどが
「そんなもの、いまさら役に立つのか」
と、思われるかもしれません。

これが、非常に役立つのです。
私にとっては、「価値」があるものなのです。

商売の戦術面では、
確かにその手法は変わってきていますが、
戦略面、つまり「商売の基本」は、
何ら変わっていないのです。

『お客さまへの奉仕』。
これしか無いのです。

その戦略をさまざまな角度から見ることができるので、
古いビジネス書を読むのです。

私が『意識』を持って読んでいるからこそ、
役立てることができるのです。

いま世の中に流れている情報は、「戦術」ばかりです。
大切な部分を忘れています。

戦術だけで繁盛させることはできません。

一時的に儲かったとしても、
永続させることは不可能です。

いろんな情報を手にした時は、
『意識』を持って、読んでください。

違う視点で見えるようになります。

情報は、「儲けの手口」ではなく、
「繁盛のキッカケ」です。

すべては、あなた次第なのです。

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佐藤きよあき
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