【マーケ基礎】商品のアピール力を高めるには?
突然ですが、あなたは商品・サービスを
“しっかりと”売り込んでいますか?
チラシを打っている。
DMを送っている。
POPもつけている。
そんな答えが返ってきそうですが、問題はその中身です。
商品の本当の良さをアピールできているかどうかです。
たとえば、あなたの目の前にトマトがあります。
このトマトを売り込む文章を考えてみてください。
そう言われたら、
トマトのどんな特長をアピールしますか。
完熟で甘い。フルーツトマトだ。
産地は○○。サラダに合う。
そんな言葉が浮かんできそうですが、
もっと隠された特長がどこかにあるはずです。
それを探らなければ、
お客さまが興味を持つ言葉(売り文句)は出てきません。
もし、私が
このトマトを売るための方法を考えるとしたら、
次のような質問を店主にして、
できる限り、情報を引き出します。
この質問は、
販売に関するコンサルティングを行なう場合に、
私が店主に対して行なうものです。
あらゆる角度から質問することで、
生かせる情報を引き出すことができます。
商品のこと。
お店のこと。
お客さまのこと。
とにかく、より多くの情報を集めることが大切です。
【 商品・サービスに関する質問項目 】
・産地はどこですか?
・製造(生産)しているのはどんなところ?
・どんな採り方(穫り方)をしていますか?
・どんな作り方ですか?
・名前は?
・名前の由来は?
・採れる(作られる)時期はいつですか?
・生産量はどのくらいですか?
・希少価値はありますか?
・価格はいくらですか?
・分量はどれくらいですか?
・どんな売り方をしていますか?
・売る場所はどこですか?
・どんな人が買いますか?
・どんな理由で買いますか?
・お客さまの感想はどうですか?
・どんな利用法ですか?
・競合はいますか?
・競合とどこが違いますか?
・キャッチフレーズなどの売りの言葉は何?
・セット販売できますか?
・どの商品(種類)が一番売れていますか?
・どの価格帯がよく売れますか?
・パッケージはどんなものですか?
・物語(ウンチク)を書いたパンフや小冊子はありますか?
・これは日本一だと言える特長はありますか?
これだけの質問をすることで、
他とは違うアピールポイントが見えてきます。
その大きなポイントを強力にアピールすることです。
“ここがスゴいんだ!”ということを主張しなければ、
誰も振り向いてはくれません。
大きな声で、叫びましょう。