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マーケティング基礎講座

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2022年7月の記事一覧

【マーケ基礎】五感訴求で、売りやすくする。

衣・食・住関連の日常商品は、 お客さまにどんな基準で選択されているでしょうか。 ファッションブランドのような、 明確な選択基準がありません。 つまり、ブランド力の弱い商品です。 そんな商品を売る場合は、 販売の基本となる「購買動機」を 十二分に考慮する必要があります。 ・注意(おやぁ、これは何だ?) ・興味(これは、面白そうだ) ・連想(家にあったら、楽しそう) ・欲望(買った方がいいかも) ・比較(あのお店より、安いわねぇ) ・信頼(このお店なら、安心だわ) ・決定

【マーケ基礎】提案力で、需要を創造する。

飽和状態の市場では、 従来のような販促手法は通用しません。 需要を喚起・創造するには、 本気でお客さまの立場に立った提案力が必要なのです。 ★需要を喚起・創造する、3つの策。 ■新しい生活提案 ライフスタイルに合わせた 道具・モノにこだわる人が増えています。 よって、好みのものでなければ、 買わなくなってきました。 しかし、好みというものは、 元来持っているものではなく、 さまざまな情報を見て、聞いて、体験して、 蓄積されたものです。 だとすれば、 お客さまが知

【マーケ基礎】「買わない方がいいですよ」という提案。

私たちが日常使っているもののほとんどが、 成熟市場と呼ばれる中にある商品です。 つまり、普及し尽くしたものです。 誰でも使っているもの。 このような段階の商品は、 主に、買い換え需要で売れています。 壊れたから、新しいのが欲しいから、 という理由で買われます。 新しいのが欲しいというのは、もっと機能的なもの、 さらに性能のいいものを お客さまが求めているということです。 別に壊れたわけでもないのに、 次々と新しいものが欲しくなります。 家電業界を見れば、よくわかり

【マーケ基礎】伝わる表現力。

チラシ、DM、POPなどを作る時、もちろんあなたは、 伝えたいことを一所懸命に書いていますよね。 それで、成果はどうですか。 もし、上がっていないのなら、 見直していただきたいことがあります。 それは、「お客さまに伝わる表現」 をしているかどうかです。 次のような表現を、 お客さまの気持ちになって、読んでみてください。 ・「充電時間6時間・使用可能時間12分」と、   POPに書かれた、掃除機。 ・「SDカードで最大300枚記録」という、   デジタルカメラ。