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Here, There & Everywhere
連休も今日で終わりですが、今日期限だった緊急事態宣言も月末まで延長されて、子どもたちの休校もまだしばらくは続く見込みです。
コワーキングスペースも、いまのところプレオープンを5月20日、本オープンを6月1日としていますが、実際どうするかはちょっと検討が必要かな、と思います。まぁ、地域によっても状況が違うんですけどね。
地域によって違う、というのは今回のことに限らず、ビジネス環境など地域を取り巻く状況が東京とそれ以外では大きく異なっています。
去年はとにかくいろいろな地域に行かせて頂いたので実感していて、自分も地方出身であるにも関わらず、しばらく東京(10年くらい前は横浜)に住んでいたりすると肌感としてわからなくなるんだなと反省もしました。
いや、そりゃ違うでしょ、というのは僕も理解していた「つもり」だったんですが、その程度だとかポイントはやはりズレていたところが予想以上に多かったということで。
ついでに言うと、その地域に行ったから&その地域の人たちに話を聞いたらわかる、というのが僕の経験だったけど、今この状況でそういう経験をするのが難しくなっているので、他の地域でそこに合わせた活動をしよう、というのにも影響は大きいなと思います。
ただまぁ逆に考えると、その地域の人たちがその地域の実態に合わせたことをやるということ、そして僕らのようなある種「よそ者」は、それを別の視点でサポートしていくということ、というのに収斂させていくことがよいのではないかな、とも考えていて。
いくつかの市役所の人とお話をしていると、とにもかくにも東京的な何かを求めているところが多少あって、じゃあそうやってその地域に誘致したところで、おそらくそこは行けても郊外的な何かにしかならないのではないか、と感じる事がありました。
たぶん、それはその地域の人たちにも求められていないことだし、そうなると少し悲しい。
なので、その地域で(もちろん全員は無理なのだけど)求められていることを、僕ができるところからやっていければなと思っています。
インターネットを使ったサービスを通じて、「好き」なことをベースにみんなをつなぐのが僕らの会社のビジョンやミッションなのだし、これだけ「オンライン〇〇」が増えてきた(きてしまった)タイミングなのだから、逆説的ではあるけれど、どこにいても、その地域だからできること、というのはあるだろうし、僕らがやる意味もあるだろうと。