
クジ運わるいが公募は強い 〜「重版出来!」完結記念【diary】
今夏まで月刊!スピリッツで連載されていた「重版出来!」(松田奈緒子 作)の完結記念キャンペーンでのSNS投稿が入選し、連載終了後の秋に複製原画をいただいた。
ほとんどの人が賞品を持ち帰るようなビンゴ大会でも手ブラで帰ってくるほどクジ運のない私だが、「選ぶ側のココロを揺さぶることが求められる」ような公募案件には強いようだ。
東映が主催した「仮面ライダー50周年」キャンペーンでは応募した2回とも入選し、Web版仮面ライダー図鑑には私の書いたコピーが採用されている。
作中の好きなシーンを教えてという、小学館のキャンペーンでの私の投稿はこちら。
「読者のニーズに応えられない出版社は早晩消えます。」「できるできないではなく、やらなきゃならん」
— hiko (Yuugen.N) (@hiko1963) June 1, 2023
私が社会人になった頃、やらなきゃならんことにブレーキをかけるのは常に上の人間だった。上が発破をかけるが、その上の人間は年老いたかつての我々だ。
#重版出来の好きなシーン pic.twitter.com/tP3vK9PtlN
私たちの世代は消費者のニーズに合わせて「やるべきこと」を立案しても、『前例がない、成果が見込めるとは思えない』と、さまざまな企画を頑迷な上司に潰されてきた経験を持つ。
自分がそのポジション、年代になったとき、若い世代の後押しをすべきは我々だろうという主旨での投稿だった。もちろん本音だ。

せっかく頂戴した複製原稿。封筒に入れたままの保管では、あまりにも申し訳ないので額装することにした。
が、思い立ったが吉日でやったものだからB4フレーム(原稿実寸)が手元になく、やむなくA4に縮小カラーコピーしたものを暫定配置。年末進行明けにサイズアップするつもりだ。