3-2 スポーツクラブを使って社会課題を解決するのが論理的に正しい理由 『行政編』【地域×スポーツ大全】
スポーツでCSVするにあたって四つの側面から見ていく。
社会性 教育性 行政性 地域性
まずは社会性から。
SDGsとスポーツ
SDGsとは、平たく言うと行政である。
まあルールメイキングが欧州というのは一旦置いておこう。
地域をまとめる行政がある。そして鹿島アントラーズの鹿島とは地名であり、地名を代表して戦い、ホーム戦では2万人が集まり、2万人がお金を落としにくる。
行政とIT企業と連携し、スマートシティ化や健康増進のためにPR活動を担ったりしている。
前回も書いたが、エンタメというのは文化的な生活に必要なものだ。漫画もテレビも映画も生きていくために必要は無いが、無味乾燥な生に意味はあるだろうか?弱肉強食として頭のいい人間だけが稼いで贅沢な生活をしたらいいだろうか。否、コーヒーと本があれば僕は幸せだ。テレビでスポーツが見れればよりよい。
日本経済を圧迫しておる社会保障費を少しでも減らし、健康寿命を伸ばすために少しでもいいから運動をしてほしい。一緒にアスリートと簡単な運動を始めてみないか。
スポーツは半官半民のポジションにあるのだ。小豆島では行政と共にクラブが作られた。
若者がいなければ地域に未来はない。空き家と連携して、若者を誘致する。子どもに夢を見せてスポーツを好きに、この地域を好きになってもらう。
長いスパンで地域を、行政を楽しくよりよくするために、スポーツ側は行政と一緒に企画、行政側はスポーツを使ってコンテンツをつくる、という考えをもって地域をよりよくする術を考えていきたい。