2-4 ローカルで文脈を紡いでー ピア経済とは【地域×スポーツ大全】

心の底から応援してくれた彼らの声を絶対に忘れない。

ホーム開催で泣きながら応援してくれた観客席を感じて

あれは普段から関わっていて顔の知ってる人たち30人ほど(情勢で制限付き)の人数だったがハッキリと覚えている。

こんなにも応援の力というのは強いのかというのを肌感覚で知ってしまった。

僕(ら)の挑戦が人の心を打てるなら、誰かの明日の活力になるのなら、子どもの夢になるのなら、いつまでだって挑戦者でいたいと思う。


甲子園とプロ野球の価値

それではプロとは何か?

甲子園に出場している選手はお金をもらっていない。入場料は大会運営費にまわるのだ。

プロ野球で勝敗が決した消化試合と、甲子園ではらはらドキドキの試合
どちらが見ていて面白いだろうか?

プロフェッショナルとは一概に「サービスの質」では担保されないということだ。

部活の引退試合、息子の努力を知っている親は号泣するかもしれない。
これほど熱狂するものは無いという親にも会ったこともあるし、甲子園のみを分析し続ける甲子園の名物おじさんおばさんだってわんさかいる。

その裏側の努力や人となりを知っているからだ。
つまり、価値は物語、文脈で決まる。


推しのある生活、ファン経済

中国のトップライバーは一回10分のライブコマースで1億以上売り上げるプレーヤーがざらにいる。

ライバー、ライブ配信アプリの要諦はここ。
普段から毎日毎日コツコツ露出し配信するとそのプロセスと時間と他愛もないやりとりからキズナが生まれる。

経済の流れは、ブランドモノを持つモノ経済→自分の物語としてのコト経済→文脈を共有するピア経済 へと変わっていく。

交際費にお金が流れていくのだ。
スポーツとは絶好のチャンスである。

このスポーツの”熱狂”と以前に申し上げた日本の一番問題としての”孤独”

二つの問題を地域という舞台でやり続けるのが僕のミッションだ。

地域とファンとビジネスできるクラブローカルプロをつくっていくぞ


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