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1-4 チームコンセプトを保全し、地域に残り続けるという意義について 【地域×スポーツ大全】

 バスケ界のボトムアップには老若男女を関係なく、とにかく競技人口を増やすことが大事だ。

部活を引退してからバスケットを続けているものがどれほどいるだろうか。

日本中に散り散りばらばらになった元バスケ部たちが月に一回でも気分転換にバスケットをし、年に一回でもプロバスケットを見に行くようになったら
肉体健康的にも精神健康的にもスポーツGDP的にもどれだけ日本にいい影響を及ぼすだろう。

そんな思いで筆を取る。


時を超えてカルチャーを通貫する


20期卒業生、37期卒業生、OBというのは時を超えてカルチャーを通貫する

カルチャーというのは組織に於いて最も大事なことだ。
コンセプト、理念といっても過言ではない。

余程のCharismを持たぬ限り、目的目標だけでは多数の人は束ねられない。システムと仕組みというのはカルチャーがあってのものなのだ。


母校の理念は自由と責任

そのカルチャーづくりを母校から引用してもいいだろう。

例えば筆者の高校の理念は自由と責任だった。

兼部を含めると部活加入率120%で、6限が終わり3分以内に全員が部活に向かう。

私服で髪色自由、授業サボっても特にお咎めは無かった。
結果出せよって。
(優秀な弊バスケ部は東大、東工大、上智、etc、、、アホばっかだったんだが)

組織のすべてはコンセプト、だと沢山のチームにいて学んだ。
様々なトラブルが起きる組織というものにおいて、コンセプトとは原点と本質に戻れる重要なクライテリアだ。

その背骨を通底する中心概念を理解している若手人材、が定期供給されるOBチームというほぼ無限の温泉資源は素晴らしい半永久機関になりうる。

言語が絶えるとき、文化が絶える と言われている。
言語とは人だ。話す人、所属する人、そのヒューマンリソースによって種は存続する。


大人の定義とは与える者

若手プレーヤーには若手にしか出来ないエネルギッシュなプレイが求められ、中堅プレーヤーにはゲーム全体を計画するバランシング機能が期待される。

40以上のシニアにはシニアリーグで楽しく健康スポーツに従事し、飲み会にて知恵を頂きたい。
採用に関するコンバージョンも数多く見てきた。

僕が思う大人の定義とは与える者のことだ。

生まれた赤子は衣食住を与えられなければ生きられない。自立し与える側になって初めて大人になるんだと定義する。

そして与えたものこそ、他者やコミュニティを幸せにしたものに本当の幸せは返ってくる。

エネルギーを注ぎ、知恵を与え、各々がスポーツコミュニティというサードプレイスをワークさせていくことが地域スポーツを盛り上げ、カルチャーを保全し、ライフスタイルスポーツをデザインし、長く充実するバスケライフを過ごしていくことに繋がる。

ちょっと面倒だけど、少し時間を作って主催者意識を持って母校のLINEグループつくって発言してみないか。

地域地域ごとに伝統と誇りあるスポーツコミュニティが沢山生まれたら、個人としても、チームとしても、スポーツ界としても、地域活性化としても、よき方向に向かうと信じている。


咲き誇れスポーツコミュニティ!




今までは地域からスポーツ界のボトムアップの方法について述べた。
これからは少しカテゴリーが上に行く。
幸福感を得るには 
成長する ということと コミュニティに貢献する だ! 


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