2-1 地方創生にはローカルロークオリティ 【地域×スポーツ大全】
行く前のステートメントなどはこちらに置いてきたので、次はその内容と本質を語ろう。
日本の一番の問題点は少子高齢化でも生産性の低さでも無く、孤独 であり、スポーティーなサードプレイスがそのソリューションであるということをなんと13000字ほどでコンパクトにコンパクトにまとめたものだ。
小豆島STONESとは
小豆島STONESとはローカルプロという概念で、地方創生×スポーツ にかなり有効打を打てるソリューションだ、とこの文章を読んですぐ運営者にFacebookで連絡をした。
ここで大事なことはローカルロークオリティということ。
日本代表選手のようなグローバルハイクオリティではなく、地域のみんなになじみのあるローカルロークオリティ。
まだまだサッカー界と違ってバスケット界では地域のクラブでまともに採算がとれて運営できているチームは少ない。たとえプロクラブであっても。
それでは成功ルートを通れなかった人、一度ケガや失敗してしまった人が社会人から這い上がっていくのはまだ少し難しい。少しずつ改善はされてきているが、バスケット界全体を盛り上げるためにはここのボトムアップが必要なのだ。
ここでローカルハイクオリティじゃダメなの?
という疑問が出てきそうだ。
結論を言うと、もちろんよい。
ただ一番大事なのはそのクオリティではなく、地域の人たちに愛されることが優先順位として上なんだ。
持続的にハイクオリティプレーヤーが所属するのは、お金を潤沢に用意できるわけでもないそんな地域クラブには難しい。そして運よくいたとしてもすぐビッグクラブに引き抜かれていくだろう。
結果がすべてのプロスポーツ界ではあるが
負けたら終わり、はい倒産
では地域に残り続けられないではないか。来年も残らないかもしれないチームならスポンサーが予算を組めないじゃないか。行政(終わらない機関)が応援できないじゃないか。
ここを勘違いしている人があまりに多い。
まずは地域に貢献すること。次に勝敗なのだ。
ローカルプロプレーヤーの生活サイクル
午前は地域で働く。午後は練習、夜に子どもたちのスクールを見て。休日は社会貢献活動。シーズン中は試合。
実際にローカルプロとして活動し地域を代表して町の人たちに応援された。観客席から子どもたちが叫びながら応援してくれた。本当に一丸となりました。応援は本当に力になる。
これは立派な地方創生になる とハッキリと確信をいたしました。
まだまだ課題だらけ
ただ、きれいなことはいくらでも言えますが、安定していくにはやはり足りないのは人材。
認知度を高めるにも、スポーツ指導をするにも、お客を集めるにも、営業をかけるのにも、カスタマー管理も、とにかく地域の人材です。
ここばっかりはとにかくチームと地域と行政とサポーターとみんなが一丸になって同じ方向を向かなければいけない。
ここの課題解決はまた明日!
頑張るぞー地域のみんな!
ローカルプロやってみて感じた希望と難点