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ベテラン社員に聞いてみた!知的財産の重要性を探る!

みなさんこんにちは。研究開発部 久保田です。
先日福島県のあぶくま洞に行きました。入った瞬間にとても涼しく、洞内は年間通して気温が15℃程で安定しているようです。ただ、湿度は90%以上と高いですが、、、。鍾乳洞は初めて行きましたが、思いのほか楽しめたのでまた行きたいですね。

さて今回は、長年知的財産チームで活躍しているイトウさんにいくつか質問してみました。
みなさんぜひ最後までご覧ください。


■仕事をしていて感じる研究開発部の魅力は何でしょうか。

自分で見て、考えて、形にすること、仕上げることですね。新たなものに触れたり、挑戦したりする機会があること、自分で時間を管理して業務を行うことは魅力かなと思います。そんな中、プレッシャーとストレスをフレックスタイム制が緩和してくれている気がします。

左:イトウさん 右:久保田

■知的財産は何処に役立つのか、役立っているのか(知的財産とは何なのか)教えてください。

知的財産は敵を攻撃する武器でありながらも、敵から身を守る防具にもなります。例えば、これまでにないような商品が爆売れすると、真似して楽に儲けようとする者が出てきます。ある者は向こう見ずで、すぐに真似た商品をつくって売ります。知的財産権があるとこれをやめさせることができ、損害賠償金もとることができます。攻撃に役立つのです。またある者は慎重であり、事前に調査して権利によってガードされていることを知り、真似た商品をあきらめることになります。これは知的財産権で商品を守ることと言えるでしょう。

 逆にこちらが新商品を出すときも同様です。また、新商品開発途中で他社権利を侵害するのが確認できれば、その時点で設計変更などにより侵害の回避を行うことができます。無駄を省くことができ、最悪のダメージを受けなくて済みます。

 また、ブランディングにも一役かっています。特許や意匠で守られた商品は、その商品独自のものがあり、売れてくると、商標登録された商品名とともに、他社が持ち得ないところがなおさら際立ってきたりします。その商品の他社にはないイメージが、そしてアイジーのブランドイメージが徐々に築かれるのに一役買うことになるのではないかと思います。(これは、そもそも研究開発部の皆さんの知力のたまものです。)

(久保田さん、なんか内容的に堅苦しいような・・・)
~しかし、続きます~
スタートアップやスモールビジネスを始めようとする者は、一商品の行く末に命運をかけるものです。画期的な技術や商品であるほど、より知財が必要になり、人材や資金、時間も限られる中でも、知財の権利化をはかります。権利化により他社の参入を防ぐのです。このような知財の重要性は、昨今、よく知られているところではないでしょうか。ただ、知財の重要性はわかっていても、実際にはどうすればいいの、というところが現実的な問題じゃないかと感じています。

 さて、50年あまり前、アイジー創業者の石川堯さんは、独創的な商品を次々と世に出し、特許も獲得していきます。技術と特許、この両輪をうまく回して事業を成長させました。知的財産チームは目立たない部署ではありますが、特許権や意匠権、商標権等、しっかり権利化して、会社の競争力を少しでも高められるよう日々努めています。


イトウさん、ありがとうございました。
知的財産チームの仕事は以前も紹介したことがありますが、その重要性やどんなところで役に立つのか、イメージしにくい方もいたと思います。
今回の内容を読んで、少しでも伝わっていると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

担当:イトウ、久保田

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