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Lesson 3 / ɒ / hot

 

nativeの口


私の口

発音のコツ

👄
口は縦長に開ける。口の両端を中央に寄せるイメージ。
下顎は下げる。

👅
舌の奥を下げて喉を開き気味にする。
舌先は下の前歯の裏に軽く触れておく。

口の形と舌の位置を確認できたら、「お」と短く発音します。

説明
Lesson2の / ɑː / 同様、舌の奥を下げて発声します。
Nativeは舌を即座に適切に動かせるので、口はあまり動かさずに発音できますが、私達にはこの舌の動きは日常的に使わない為、舌だけを瞬時に動かすのは少々ハードルが高いです。なので、口の形を変える事でその難しさをカバーします。
Nativeの口の形ではなく、私の口の形を真似ていただきたいと思います。
口を縦長に、自分が思っているよりは大きめに開けましょう。私の口を見るとさほど大きく開けてないように見えるかもしれませんが、結構下顎を下げています。
口の両端を中央に寄せて縦長にする事で、舌が自然とつられて少し細くなり、下顎がさがる事により、自然と舌の定位置そのものが低めになり、この音を発声する準備が整います。
口を縦長に開けて、天井を見上げて「hot」と発音してみてください。
上を向くことで自然と後舌が下に引っ張られて喉がちょうどよい具合に開き、とてもイギリスっぽい音が出せると思います。
その音を、顔が真正面を向いた時も出せるように、練習しましょう!
日本語の「お」よりも、かなり気合の入った音になります。
鏡を確認しながら練習してください。

こんな音になります。↓

では早速、単語を練習してみましょう!

🎦
dog    hot    coffee    what     cough     not      watch     shop
office    lost    box    sorry    lot    pond    solve    cot   
wrong    fog    job    posh    snob    odd    yacht     robber

ネイティブ、私、の順で録音しています。


では次の文章を、/ ɒ / の発音だけを意識して、ゆっくり読んでみましょう。
下顎を下げ、後舌を下げ気味にする事を意識して。
下の文章のどの単語のどの音が / ɒ / の発音か、まず確認してから練習してみてください。
今回は途中からこの音の太文字表記をやめています。こまめに辞書をチェックして、音を覚えましょう

🎦
I've been coughing a lot recently. I think my office is too dusty.

It's so cold. I need a hot coffee to warm me up!

Watch out! There is a frog at your feet! 

I'm so sorry, I heard that you lost your job?

I quit my job. I can't stand those snobby people in the office anymore!

If you go to the shop, can you get me a box of chocolate please?

It was wrong to drive on that foggy night. I killed a fox,,,,

He sounded so posh! I never dreamt in a thousand years that he was a robber.

We have a lot of problems to solve. Let's pop in to the pub!

God,,,what should I do? I'm lost in the ocean! Sailing around the world on a yacht was a mistake.


注意点
この音の発音自体はさほど難しくはありません単語を読む時には出来ても、文章になると発音の仕方を忘れがちになり、ついつい日本語の「お」と同じになってしまう方が多いです。
いつでもこの音がパッと出せるようになるように練習しましょう。口の形をしっかり作るのがコツです。


全てのレッスンに共通するアドバイスです。

ゆっくり練習すること。早口だと上手に聞こえると勘違いして早く発音しようとしない方がいいです。舌の位置と口の動きを筋肉に覚えさせるためにも、ゆっくり練習しましょう。

レッスンのターゲットの音のみに意識を集中。(今回だったら / ɒ / の音。)
他の部分がうまくいかなくても構いません。ターゲットの音を地道に確実にものにしましょう。

身の回りにある簡単な英語の文章を毎日5分音読しましょう。 その文章の中で、練習したターゲット音を見つけておいて、そこのみに意識を集中させて、ターゲット音は必ず出来るようにしましょう。どの単語にその音が入っているのかを確認するのにも役立ちます。文章は簡単なものをおすすめします。NHKラジオの基礎英語等のテキスト、ネットの英語学習者用の記事、子供の絵本等、ご自分に合ったものを探してみてください。


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