英語の発音がうまくなるのに必要な素質ってあるの?という質問について
以前、体験レッスンをしていた際にこの質問を受けたことがあります。
一生懸命頑張っても素質がなかったら上手くならないのではないか、私には無理なのではないか、と心配なさっていたようです。
ふーむ。素質、素質、、、、。私は考えました。
生まれつき耳がいい。
音楽の資質がある。
マネがうまい。
等は、あれば役に立つと思います。
けれど、いろんな生徒さんを教えてきた経験から言うと、それよりも大事な重要な事があります。それは、地道に練習をする、という事。
耳、勘がいい生徒さんというのは、スタートの時点では割といい線いっている方が多いです。けれど、耳が良くても練習しない生徒さんは、いつまでたっても「割といい線」どまり。スタート地点と同じ場所に留まります。
かたや、スタートの時点でかなりのカタカナ英語の生徒さんでも、しっかり練習する生徒さんはどんどん伸びます。「割といい線」に早い段階で追いつきます。そこから「いい線」になり、「かなりいい線」「とてもいい!」になっていきます。
発音改善の道は、口周りや舌の筋肉の使い方、発声する際の喉の使い方に、新しい動きを覚え込ませる作業です。使う筋肉や部所は違いますが、運動や楽器演奏と同じです。今までやった事のない全く新しい動きなのですから、練習して自分の筋肉に覚え込ませないと、出来るようにはなりません。
筋肉が覚えたら、さほど意識しなくても音が出せるようになってきます。
「英語の発音改善に必要なのは、素質よりなにより、練習すること」です!
とはいえ、、、練習するのも大変なんですよね、わかります。
私は大人になってからバイオリンを習い始めたのですが、なかなか練習する時間が取れずもどかしい思いをしているので、よーくわかるのです。
無理のない範囲内で頑張って練習しましょう!!!