2021/9/11 葉月結菜 生誕祭 〜何にも縛られない〜
9月11日。
本当の誕生日より4日ほど早いこの日に、
葉月結菜初の生誕祭が開催された。
会場は我らがEBeanS。
勝手知ったるホームである。
2階入口や会場にはEBeanS側のご厚意で
今回のライブのポスターが設置され、
皆産を出迎えた。
今回の生誕祭は、
事前に葉月がブログにて披露する楽曲の
ヒントを出していた。
わからない曲がないように…、
という彼女なりのホスピタリティーだ。
皆産としても、予習ができるし
事前に曲を聴いて気持ちを高められるわけで
一石二鳥である。
予習を終え、屋上に入場すると、
迎えてくれたのは葉月がセレクトした客入れBGM。
以下の楽曲が開演前の屋上を彩った。
【客入れBGM】
だから、ひとりじゃない/Little Glee Monster
Shout Baby/緑黄色社会
サヨナラの意味/乃木坂46
シャングリラ/チャットモンチー
SWEET TWEET/Official髭男dism
真夏の果実/サザンオールスターズ
オールドファッション/back number
感謝カンゲキ雨嵐/嵐
東京ハチミツオーケストラ/チャットモンチー
115万キロのフィルム/Official髭男dism
支える人の歌/back number
だから、ひとりじゃない/Little Glee Monster
※2回目
サヨナラの意味/乃木坂46
※2回目
言葉より大切なもの/嵐
涙サプライズ!/AKB48
当日イベント後に行われた
インスタライブでは、
客入れBGMの選曲についても触れていた。
葉月が大好きだという
チャットモンチーの楽曲は
今回、客入れBGMのみの採用となったが、
ボーカルの橋本絵莉子の声があってこそだと
考えており、カバーを見送ったそう。
刻々と開演時刻が近づき、
定刻の14時を少し回った頃、
AKB48のバースデーソング、
「涙サプライズ」が流れ始める。
皆産の気持ちを最大限まで高めると、
今日の主役、
まもなく19歳を迎える葉月結菜が
生誕衣装に身を包んでついに登場した。
M1.IDENTITY/鈴木愛理
「生誕始まりました!
皆さん一緒に楽しんでいきましょう!」
という第一声から始まったのは、
鈴木愛理のカバーで「IDENTITY」
事前ヒントのお陰か、
会場は1曲目から盛り上がりを見せた。
なお、葉月は以前より鈴木愛理の
大ファンを公言しており、
度々ブログでも名前が挙がっている。
彼女のステージを初めて直接見た時の
ブログが下記のものだ。
「ps」としておきながら、
15行以上にもわたる熱い感想を綴っている。
今回の葉月の生誕衣装も
鈴木愛理がかつて所属していたグループ
Buono!のラストライブ※で
彼女が着用していた衣装が
モチーフのひとつになっているくらい、
それだけ敬愛してやまないのである。
※「Buono! ライブ 2017 〜Pienezza〜」
そんな憧れの人物の楽曲を
ソロでカバーする。
葉月の生誕に対する心意気を感じた。
M2.初恋サイダー/Buono!
鈴木愛理の楽曲からライブが始まったのならば、
次に披露される楽曲も自ずと
予想がつくだろう。
2曲目はBuono!のカバーで「初恋サイダー」
何年経っても色褪せない、
アイドル界のアンセムソングだ。
実際、事前に葉月がインスタで行った、
生誕祭でやって欲しいことのリクエストでも、
「初恋サイダー」を望む声が
ダントツで多かったそうだ。
東北産としては、
2017年6月24日のたがじょうダジョー!1部、
2018年10月21日の橘花怜 生誕祭『橘わっしょい!』
以来、3度目のカバーとなる。
しかし、
今回は決定的に違う点があった。
今までのカバーでは、
葉月・橘の2人によるデュエット形式だったのだが、
そこに3人目のメンバーが加わったのである。
そう、桜ひなのだ。
葉月結菜→鈴木愛理
橘花怜→嗣永桃子
桜ひなの→夏焼雅
というパート割りで、
完璧なカバーを披露した。
Bメロの3人でのユニゾン、
桜のソロ歌唱から始まるサビ、
葉月による2番の歌い出し、
空に突き抜けるような橘の落ちサビ、
そこから繋がる最後の大サビ。
どこをとっても100点満点で、
会場は2曲目とは思えないくらいの
熱さとエモさに包まれた。
MC①
2曲を立て続けに披露すると、
ここで1度目のMCパートに。
普段からMCを担当している葉月らしく、
進行もスムーズである。
「ライブが始まる直前、
裏では緊張しなかったけれど、
いざみんなの前に出てきて、
みんながゆなしか見ないんだって思うと緊張した。
うるっときた笑」
と最初のブロックを終えた安堵の気持ちを語った。
舞台袖から葉月を見送ったメンバーも
同じくステージに登場し、
「見てる方も緊張した」と、
彼女に寄り添うコメントを送った。
今日を迎えるまでの様子を知っているからか、
北美梨寧も「(同じように)うるっときた」と
感慨を述べた。
そこに藤谷美海が
「旅立ちみたいな?」
とボケを重ねると、
橘が「それはちょっと違う」とツッコむ。
この日、吉瀬真珠と伊達花彩は
残念ながらお休みだったものの、
いつも通りの東北産のトークの光景だ。
今回の生誕祭は、
ドラフトライブ長崎公演以来、
約1ヶ月振りのイベントとなる。
久しぶりのイベントということもあり、
メンバーはいつもより緊張すると述べていたが、
変わらない東北産の様子を見られた皆産はホッとしたことだっただろう。
また、今回のイベントは、
久しぶりに天候にも恵まれた。
8/8 柚姫の部屋フェス(雨)
8/9 6周年イベント(大雨/屋外)
8/13 ドラフトライブ長崎(豪雨)
+7/11 ドラフトライブ函館(前乗り日が雨)
8月中は雨に降られ続けた東北産にとって、
念願の晴れの日のライブである。
空は雲に覆われ、
この時は青空を拝むことはできなかったものの、
大喜びのメンバーの前では、
そんなことはどうでもよかった。
葉月も
「マネージャーさんから
"たぶん雨降るよ、雨降ったらどうする"
って言われたけど、
"絶対降らないから大丈夫"って言った。」
と嬉しそうに答える。
そんな葉月の様子を見て藤谷が一言。
「森七菜ちゃんだね」
※『天気の子』ネタ
「なんでキャラ名じゃなくて、
中の人の名前で言うの笑」
とツッコミが入るが、
会場にはかなりウケていた。
思えば、
葉月の誕生日にまつわるイベントは
屋外で行われることが多い。
2018年 EBeanS 4階 杜のガーデンテラス
2019年 七ヶ浜国際村
2020年 七ヶ浜国際村(企画自体は無し)
2021年 EBeanS 屋上
初年こそ雨に見舞われたものの、
それ以外は晴れだった。
「100%の晴れ女」は言い過ぎだが、
彼女が天に愛されていることの
証左なのかもしれない。
続く話題は、今回の衣装について。
上半身は葉月が好きなデニム生地を
あしらったデザインだ。
スカートについては、
「ミニのスカートが好きだけれど、
ミニすぎるとキャキャキャ!↑ってなるから、
この長さにしました。」
と、独特の語彙で説明。
高めのヒールは、
「鬼高くしてくださいって言ったんですよ笑
10cmくらいある。」
とのこと。
メンバーの中で一番背が低い藤谷は、
「身長差やばくない!?親子みたい!」
と横に並んでボケ…
というより最早ツッコミをかましていた。
最初のMCということもあってか、
触れることは多い。
続けて話題は会場の装飾について。
先述したポスターもだが、
今回はEBeanS側の厚意で、
様々な準備がされていた。
ステージバックドロップに風船、
横断幕に等身大パネル…
そして普段のライブにはないお手製の花道。
どこまでも愛に溢れたステージセットだ。
桜は壁一面に貼られたポスターを見て、
「化粧品会社のポスターみたい」
と感想を漏らしていた。
愛に溢れたと言えば、今回の生誕グッズは
葉月がプリントされたジャンボうちわである。
会場では多くの皆産がうちわを持っていた。
そんな【見渡す限り葉月結菜】という光景に
「買ってくれてありがとう…なんだけど、
あんまり出さないで欲しい笑
お客さんの方見たら、
自分ばっかりで恥ずかしい笑」
と、当の本人は照れているようだった。
グッズがうちわになった経緯としては、
いちばん最初は白Tが候補だったそう。
「ゆなはイラストとかより、
着心地とか生地とかをこだわりたいタイプなのね。
でも、そういうのできないからボツになった」
とのこと。
第2の候補はカップラーメン
「横浜にあるカップヌードルミュージアムで、
ゆながずっと手作りすれば良いじゃんって思ったんだけど、
マネージャーさんからコスパが悪過ぎるって言われた」
第3の候補はバスローブ
「キャプテンもノリノリだったけど、
時間もなかったし、
自分も着なきゃいけないし、
なによりお客さんも全員バスローブ着てきたら気持ち悪い」
むしろ、一番ノリノリだったのは、
キャプテンだったらしい。
第4の候補は香水
「良いアイディアだと思ったんだけど、
時間がなさ過ぎたんだよね。
ゆなもちょっと思いついたのが遅くて。」
そして決まったのが第5候補のうちわ
「決めたときに、
たまたまキャプテンがうちわを持ってて、
あ、これだって。
東北産の曲でも使うし、
顔写真の入ったうちわがグッズとしてまだ出ていないから、
先駆けて作ることにしました。」
うちわになるまで紆余曲折を経たようだが、
バスローブにならなくて、
本当に良かったと思う。
ところで、今回の生誕の生写真も
うちわと同じ衣装にて撮影されている。
桜は「(セクシーすぎて会場が)血まみれになるかと思った」と興奮気味に語った。
いよいよMCで話すことも終わり、
ライブの再開が近づく。
主役の葉月は「緊張する〜」と呟くと、
後ろを向いて深呼吸…からのなぜかラジオ体操の動作を始める。
「EBeanSは安心感あるけれど、
生誕ってなると、いつもと違う」
と今の心境を語ると、
藤谷が「代わりに歌ってあげようか!?」
とボケ散らす。
これで緊張も解けたのか、
「次の曲は撮影可能です」
というアナウンスをして、ライブが再開した。
M3.なんてったってアイドル/小泉今日子
3曲目は小泉今日子のカバーで「なんてったってアイドル」
ゆなママセレクトの楽曲らしい。
花道を渡ったり、
「黒いサングラスをかけても」
という歌詞にちなんでサングラスをかけたり、
「マネージャーをとおして」
と歌いながらキャプテンを指さしたりと、
観客を大いに楽しませた。
M4.ロッタラ ロッタラ/Buono!
1曲を見事にソロで歌い切ると、
ステージには再び橘と藤谷が登場。
4曲目はBuono!のカバーで「ロッタラ ロッタラ」
葉月結菜→鈴木愛理
橘花怜→夏焼雅
藤谷美海→嗣永桃子
と、先程の「初恋サイダー」とは、
橘のパート割がシャッフルされた形にて
披露された。
特筆すべきは、大サビ前の鈴木愛理のパート。
つまり、葉月が担当するパートだ。
誰かが言った
「幸せになるため生まれ、
そして【みんなを】幸せにするため
生きていくんだ」
本来の歌詞は、
「【誰かを】幸せにするため」である。
ほかの誰でもない、
自分や東北産を応援してくれている
皆産のことを幸せにするんだという、
彼女の想いを感じることができた。
M5.雨天決行/TEAM SHACHI
5曲目はTEAM SHACHIのカバーで「雨天決行」
鈴木愛理ともう1人、
葉月が尊敬するアイドルと言えば、
スタプラローカリズムの先輩 咲良菜緒だ。
そんな先輩の楽曲をカバーするということで、
冒頭からノリノリな様子。
葉月結菜→咲良菜緒
律月ひかる→秋本帆華
安杜羽加→坂本遥奈
北美梨寧→大黒柚姫
と、TEAM SHACHIと同じく、
4人でパート割りをしてのカバーとなった。
ラストの大サビでは、
公私ともに仲が良い親友の安杜と
2人で顔を見合わせて満面の笑みを浮かべる、
幸せそうな葉月の姿があった。
MC②
「めっちゃ晴れちゃった!」
パフォーマンスを終えた葉月が叫ぶ。
曇っていたはずの空は、
いつの間にか葉月のメンバーカラーと同じく、
青空になっていた。
橘も「みんな良い顔してるね!」
と客席とメンバーを指して笑顔になる。
「雨天決行」のはずが、
気がつけば雲を吹き飛ばしてしまったようだ。
2度目のMCでは、
そんな空模様に触れた後、
ステージドリンクについて言及。
そう、ステージの後方に並んでいたのは、
ペットボトルではない。
スタバと謎のグラスと水筒。
先日の柚姫の部屋フェスの際に、
咲良菜緒の推しグラスを買ったらしく、
そこに飲み物を入れていたのだ。
そのことを本人に伝えたところ、
「えー!それ買ったの!?
それ買うのマジヤバイ奴だよ!」
と言われたらしい。
生憎、ヤバイ奴認定されてしまったようだが、
自身の生誕のステージに持ってきてしまうほど
気に入っているようなので、問題ないだろう。
今回の生誕祭は、
葉月の誕生日より4日前に開催されており、
「今日が誕生日だって勘違いしてる人いるんじゃない?」と心配だったそうだ。
流石に会場には勘違いしている人はいなかったが、
プライベートの友人から前日こんなLINEが届いたそう。
「明日生誕祭なんでしょ?
誕生日おめでとう」
葉月
「いつ勘違いしてるの気がつくかな〜って、
敢えて未読スルーしてたの笑
そしたらバーッと長文来て…」
「マック食べて罪悪感感じてる、
人間味あるところが好きだよ」
「高校卒業してからも
仲良くしてくれてありがとう」
どうやら友人は完全に勘違いしていたらしい。
「そのマックのエピソード好き!
人間味あるとか!」
と橘はニコニコしていた。
なお、この日の夜、
理事長(スターダストの偉い人)が
自身のTwitterを更新。
葉月の友人と全く同じ勘違いをしていた。
また、この日のライブに参加していた
仙台営業所のスタッフさんは皆、
青い法被を羽織っていた。
葉月から着てもらうよう提案したそうだ。
その中に一人、
自前の青(水色)Tシャツを着ている男がいた。
キャプテンである。
「意識して着てきたんですか?」
と聴かれると、笑顔でコクコクと頷く。
気付いて貰えて嬉しかったらしい。
メンバーからも褒められていたが、
桜は「足組んでニヤニヤしやがって」
と毒舌だった。
さて、生誕祭と言えば、
セルフプロデュース企画が見どころのひとつだ。
葉月
「生誕祭をやるにあたって、
インスタで皆産からやって欲しいことを募集したのね。
多かったコメントは、
"結菜ちゃんがやりたいこと、
楽しいと思うことをやればいいよ"
"結菜ちゃんが楽しそうにしてると、
こっちも楽しい"って。
これを聞いてあれしかないと思った。」
と、この後の企画を匂わせ始める。
桜が「逆立ちブリッジかな?」と呟くと、
「いや、それではないかなぁ〜」
…と言いながらやろうとする葉月。
しっかりボケを拾った後は、
次のコーナーの準備のためにステージ裏へ。
ステージには葉月以外のメンバーが残される。
しかし、やっぱり主役がいないと…
ということで、
ステージ下から葉月のパネルを持ってくる橘。
何故かMステのBGMを口ずさみながら、
ステージ中央にパネルが配置された。
パネルを囲んで始まったのは、
【結菜ちゃんトーク】
Q.結菜ちゃんの第一印象は
安杜
「事務所に入るってなって、
一番最初に会ったのがゆな。
わかもママと一緒にいて…。
なんかわかる時ってあるじゃん?
事務所の前にパパと二人で立っているのを見て、
"あ、この人絶対事務所に入るやん"
と思って警戒した笑
親同士は別にそんなでもなかったんだけど、
本人同士は目が合った瞬間"バチバチッ!"って笑
すごく気まずかった笑
実際話してみたらそんなことなかった。
でも、受かったタイミングも同じだったからさ。」
北美
「この話すると結菜ちゃん怒るんだよね笑
私服として、白いふわふわの見せパンを、
スカートの中とかじゃなくて、
外に履いてたのね。
こういう衣装の中に履くようなやつ。
それが凄い面白かった笑
スカートみたいに履いてたの笑」
橘
「かれんも、初めて会ったのがゆなだった。
なんか、事務所に新しい子(当時の橘)が入るってなって、
"どんな子?!"って言って出てきたのが、
確か結菜と花彩だった。
目が大きい!っていう印象だったな。」
これに対し、
藤谷が「(目の大きさが)地球くらいあるよね〜」
とボケると、会場から拍手が起こる。
ボケた本人も「なんで拍手なの?」と困惑していた。
律月は「地球"グミ"くらいある」
とフォロー(?)を入れていた。
藤谷(今度は真面目)
「第一印象はしっかりしているイメージ。
話かけてくれて優しかった。」
ここで白Tにデニムという、
ガチ私服に着替えた葉月が再登場。
「裏被りだ」
と言いながらパネルを片付ける橘を尻目に、
やりたいことを説明する。
葉月
「何をしたいかというと…。
楽しんだり盛り上がったりするのが好きなので、
皆産に紛れてオタクになろうと思います!
というわけで、
次の曲はお客さん側でライブを観ます。
皆もゆなをいないものと思ってほしい。」
葉月のやりたいことは、
オタクとして東北産のライブを見ること。
しかも、しっかりと客席で観るために、
会場の中のお客さんから場所を譲ってもらうという徹底ぶりだ。
葉月
「ねぇ、めちゃくちゃアピールしてる人がいるんだけど笑」
前方の結菜推しに、
猛アピールをしている男性がおり、
その人から場所を譲ってもらうことに。
葉月
「場所譲ってくれるの?良いの?
(ジェスチャーを見ながら)
"代わりに、ステージに、上げて?"
いや、それは無理www」
ついでにステージに上がろうとしていたが、
許可が下りなかったようである。
それはそう。
というわけで、
男性にはステージサイド下に移動してもらい、
代わりにディスタンスシートに立つ葉月。
葉月
「みんな、マジでアイドルやってね!
みんな(皆産)も結菜の方見ちゃダメだよ!」
M6.YELL/私立恵比寿中学
こうして、葉月抜きでライブが再開。
6曲目は私立恵比寿中学のカバーで「YELL」
ノリノリで振りコピ…
というよりダンスをする葉月。
場所を代わったオタクの荷物(うちわ)を
蹴り飛ばすというはしゃぎっぷりだ。
皆産が手拍子をすると、
ダンスをやめて手拍子に切り替えたり、
オタクモードに抜かりがない。
ちなみにこの日の桜は、
柏木ひなたが「YELL」のMV時にしていたのと同じ髪型にしていた。
葉月は、そんなメンバー達からバチバチにレスをもらっていた。
MC③
曲が終わり、葉月がステージに戻ると、
「どうだった?」と食い気味に感想を求められる。
それに対し、葉月も早口で答える。
「あのねー、みんなねー、ちょー可愛いよ!
たぶんね、みんなが自分で思ってる100倍は可愛い!
目があったときの破壊力がうぉーーーって!
あと、みうの変顔が面白かった!
無条件に笑える!」
オタクとして見た東北産のパフォーマンスは、
大満足だったようだ。
語彙も完全にオタクの"それ"だ。
場所を代わってくれた男性にも、
お礼にポスターかパネルがプレゼントされることになった。
オタクとしては、どっちも欲しいところだが、
残念ながら却下されたようである。
結果的にパネルが後ほど進呈された。
「ゆなはパネルって持ち帰るの大変だし、
ポスターが良いと思うって言ったんだけど、
マネージャーさんに伝えたら、
いや絶対パネルが良いって。」
どうやら、これに関しては
マネージャーの方がオタク心を把握していたようだ。
衣装に着替えるため、
再び葉月がステージから捌けると、
残りのメンバーでMCが続行。
普段のライブや、ほかのメンバーの生誕では、
葉月がMCを担当しているので、
なんだか変な感じと話していた。
センターにはまた、
橘によってパネルが準備される。
橘はここまでを振り返り、
「リハの時からすごく良くて、
ゆならしさがつまってていい」とベタ褒め。
会場にいる皆が同意した。
生誕生写真についても、
本人がいないため、裏話を聴かせてくれた。
律月
「ほんとは自分はデニムとかが着たいけれど、みんなのことを考えて衣装を決めた
(って言ってた)」
安杜
「みんな買った?
みんなのことを考えてるんだから、
尚更買わないと。」
後日、振替特典会があると
事前にアナウンスされていた為、
買っていない皆産もいたかもしれないが、
このMCを聴いて買いに走ったことだろう。
また、生写真の衣装については、
メンバーにも相談があったことを明かしてくれた。
免許も取ったということで、橘はライダーを、
個人的な趣味で、律月はナース服とスク水を、
それぞれ提案したり、勧めたりしていたらしい。
なお、律月の意見はその場で却下されたようだ。
(ここで、
藤谷が謎のお菓子ケースを持ってくる。
他にはスタバの袋も。
明らかに何かを企んでいるようだが、
裏にいる葉月にバレないよう、
敢えて触れずにトークを進行する。)
藤谷「(生誕は)あと花怜とわかりんだよね!?」
(白目を剥く安杜)
安杜「来るな!10月来るな!」
橘「えぇwwwww」
安杜「生誕のこと考えると、
楽しいことしようってなるけど、
楽しいか…なにが楽しいんだろうってなる…」
藤谷「わかる!夜中に、地球ってなんだろう…ってなるよね!?」
生誕あるあるらしい。
そうこうしているうちに、葉月が合流。
「ただいまー!衣装に戻りました!
あんまりさっきの私服と雰囲気変わってないよね?」
とマイペースな発言をすると、
いや全然違うと総ツッコミを受けていた。
「裏被りだから…」とパネルを片付ける橘は、
大道具さんに喩えられていた。
大道具さんが仕事を終えてステージに戻ってくると、
全員で「ハッピーバースデートゥーユー」を歌うサプライズを披露。
葉月も喜んでいるようだった。
続けて、藤谷が先述したお菓子のケースを
「中にお手紙入れてきたから開けて」と
悪い顔をしながら葉月に手渡す。
そんな藤谷の様子には気が付かず、
ケースを開ける葉月。
中から勢いよく飛び出してきたのは、
蛇のバルーンだ。
びっくりして葉月は思わずケースを投げ出す。
二重サプライズ大成功である。
なお、仕掛け側の律月もびっくりしたらしい。
びっくり箱の持ち主である藤谷の面目躍如と言えよう。
勿論、ただ驚かせて終わりではなく、
安杜セレクトで、
葉月が好きなスタバ商品もプレゼントされた。
大好きなお菓子や、マグカップ等、
本人のことをよく理解したチョイスだ。
葉月は「家でも一生スタバと暮らすわ」とご満悦。
橘が
「ライブの当日は、
声とかちゃんと出せるように、
あまり食べないって聴いたから、
お家で食べられるように(用意した)」
とチョイス理由を説明した。
また、ステドリとして置かれていた水筒にも、
ホットのほうじ茶ティーラテが入っていたらしい。
そんなスタバ大好きな葉月だが、
スタバには本当に救われているとのこと。
葉月
「(スタバは)わたしのエネルギーです。
どれくらいスタバに救われてるかっていうと、
スタバ行った前後のテンションを見て欲しい。
レッスンとかでボロボロになってる時に、
"ゆなあと8分しかないけど良いよ、
スタバ行ってきな!"って言われて、
帰ってきたら"ただいまぁー↑"って
テンションになってる。」
MCもそこそこに、
次の曲はデュエットだという。
誰と歌うかについては、これから決める
(という茶番)
葉月「美海ちゃんは変顔しちゃうからなぁ…」
藤谷(地面をいじいじして拗ねたアピール)
葉月「梨寧ちゃんは美人すぎるからな…」
北美「じゃあ良いよ!」(満面の笑み)
葉月「もんちゃんは歌上手いけど…
今回はハモらないからいいや。」
葉月「花怜は面白さを後に取っておいてほしいから…」
葉月「るんちゃん…るんちゃんは…」
律月(指ちょんちょんしながらあざとアピール)
葉月「じゃあるんちゃんと歌うか!!」
安杜 (いや私は?という顔)
安杜「いや、困惑困惑!ww」
葉月「というわけで、次は安杜と歌います笑」
M7.secret base 〜君がくれたもの〜/ZONE
7曲目はZONEのカバーで「secret base 〜君がくれたもの〜」
先程までの茶番からは打って変わって、
少しだけしんみりとした雰囲気に。
2,3年前は葉月が金髪で、安杜が黒髪だった。
それが今では、安杜の方が明るい髪色をしている。
こうして並ぶと、時の流れを感じずにはいられない。
アイコンタクトを交わしながら歌う姿を見て、
彼女達の10年後に思いを馳せた。
M8.PIECE OF MY WISH/今井美樹
「ありがとうございました〜。
次は、またソロで歌います。」
「secret base」のアウトロ中に安杜が退場し、
ステージには再び葉月が一人で立つ。
8曲目は今井美樹のカバーで「PIECE OF MY WISH」
しっとりとしたイントロが流れると、
一斉に皆産が何かを取り出し始める。
皆産が掲げたのは青い薔薇。
突然のサプライズに葉月の表情も、
見る見るうちにくしゃくしゃになっていく。
溢れる涙をこらえるように、
天を仰いで目を瞑る葉月。
涙声になりながら、なんとか歌い始める。
ステージサイド下には、
同じく薔薇を持ったメンバーが現れ、
葉月の歌唱に静かに耳を傾けていた。
安杜、桜、橘は泣きながら葉月を見守る。
希望のかけらを手のひらに集めて
大きな喜びへと 変えてゆこう
涙まじりの歌声は、
何度も崩れそうになるが、その度に目を瞑り、
顔をクシャッとさせて歌おうとする。
そんな姿に、彼女の優しさや繊細さが溢れ出ているようだった。
M9.SWEET 19 BLUES/安室奈美恵
崩れそうになりながらも、
なんとか1曲を歌い切った葉月。
目に焼き付けるかのように、客席を見渡す。
9曲目は安室奈美恵のカバーで「SWEET 19 BLUES」
表情には笑顔が戻り、
客席に晴れやかに微笑みながら、
天性の歌唱力を披露してくれた。
カバー元である安室奈美恵もまた、
この曲を歌ったのは19歳になる直前のことだった。
SWEET, SWEET 19 BLUES
だけど私もほんとはさみしがりやで
SWEET, SWEET 19 DREAMS
誰も見たことのない顔 誰かに見せるかもしれない
揺れ動く気持ちを歌詞に乗せて、
まもなく19歳になろうとする葉月結菜も、
幸せそうにこの曲を歌い切った。
M10.空も飛べるはず/スピッツ
10曲目はスピッツのカバーで「空も飛べるはず」
「空を飛ぶ夢 結構真剣です」
そう言っていたのは葉月本人だ。
「私がずっと言っていた、
"空を飛びたい"という夢を、
どうにかこうにか叶えていきたいと思います!」
笑顔でそう叫ぶと、
メンバーと脚立を持ったキャプテンが舞台に上がる。
キャプテンが準備をすると、
ステージ上手に隠れていたブランコがお目見えした。
葉月「ブランコ初めてつけたよー!」
それはそうだ。
まさかEBeanSの屋上ステージに、
「ブランコをつけたい」
なんて言った演者が今までいただろうか。
無邪気な笑顔でブランコに乗る葉月。
こうしていると、もうすぐ19歳を迎えるとは思えない。もっと幼い子を見ているようだ。
そのまま1番を歌い終え、
今度はこんなことを言う。
「さて、ブランコをつけたのですが、
葉月結菜はやっぱり飛びたいです!
というわけで!葉月結菜を飛ばします!」
そう言って手に持ったのは、
赤いマネーガンである。
中に入っていたのは、
札束サイズの紙に印刷された葉月本人の写真(両面印刷)
小さい葉月結菜を
とにかく跳ばす、翔ばす、飛ばす。
花道を駆け抜けると、
会場中に葉月が舞い上がった。
MC④
様々な出来事がギュッと詰め込まれた4曲を歌い終えると、最後のMCが始まる。
まずは直前の「空も飛べるはず」について。
葉月
「ブランコは去年、
全員の生誕ができるって決まった段階から、
設計上つけられるか確認済みでした。」
藤谷「アルプスの少女みたい」
葉月「良いよ、もんちゃん乗ってみな」
(ブランコを笑顔で漕ぎ始める桜)
律月「嬉しそう笑」
桜「ゆな生誕もっとやっていいよ!(笑顔)」
できれば、本当にもっとやってほしい…
そう思ったこと請け合いだ。
葉月
「あと、飛ばした紙はフリーペーパーだから持ってって良いよ笑
ライブ終わった後に出口のところで配ります。」
※好評につき、最終的に全て無くなっていた。
葉月
「最初は上(11階)に登って、
虫取り網で撒き散らそうとしたけれど、
みうがマネーガンを提案してくれたの。」
次に「PIECE OF MY WISH」での薔薇のサプライズについて。
「びっくりした。本当にありがとうございます。」
そう客席全体に感謝の言葉を述べた。
メンバーもバラを振っていた件については、
「全然気が付かなかった」とのこと。
視界に入ってなかったらしい。
普段の葉月ならば、会場の端から端まで目を向けているはずだ。
それだけ堪えるのに必死だったのだろう。
北美「ゆなが泣いてたのは、メンバーが薔薇振ってたからだと思ってた。」
葉月「そうだったの?!」
北美「ごめん、勘違いブスだぁ〜〜(泣)」
(かわいい)
そして、「secret base 〜君がくれたもの〜」
主に2人でのカバーについて言及した。
安杜
「10年後の8月は、
二人でモルディブにいるから」
そんな一言に、
10年後も変わらないであろう絆を感じさせる。
藤谷「いいな。連れてってー」
橘「良いよ、相手してあげるよ笑」
この調子なら、
東北産メンバーは皆、10年後も仲良しだろう。
ここで、セトリ全体の振り返りをしていないことに気がつき、少しだけ振り返りをすることに。
1曲ずつ簡潔にコメントをしていく。
「PIECE OF MY WISH」については、
「ゆなのための曲かと思った」と、
歌詞とのシンクロ具合にびっくりした様子。
「SWEET 19 BLUES」は、
「安室ちゃん…」と言った直後に、
「安室奈美恵さん」とわざわざ訂正する等、
葉月の真面目で礼儀正しい部分が出ていた。
そして「空も飛べるはず」については、
「空も飛べるはず」と言った直後に、
「ゆなも飛べるはず」とわざわざ訂正する等、
葉月のお茶目で無邪気な部分が出ていた。
最後のMCということもあり、
メンバーも葉月が喋る時間を多く設けてくれる。
葉月
「ゆなが生誕祭でやりたかったことは
"みんなが楽しんでくれること"なのね。
でも、みんなは優しいから
"ゆながやりたいことやればいい"
って言ってくるから、
ん?ん?どっちって!笑
"ニワトリが先か卵が先か"みたいな話だねって
キャプテンと話してた」
(頭にクエスチョンを浮かべる桜・橘)
葉月
「こういう暗い話して良いのかわからないけど、
元々アイドルになりたくて事務所に入ったわけじゃなくて、
歌手とか女優さんとかそういうことをやりたくて。
途中で自分が思うように歌えなくなったこともあった。
もう自分でわざと喉を潰して、
自分から歌うことを諦めれば良いのかなって思った。
でもね、
途中でボイトレの先生が変わったんだけど、
その先生が世の中で一番褒めてくれるんじゃないかったくらい褒めてくれるの笑」
橘
「かれんのレッスンのときも
"ゆなちゃんマジ良いっすよ"
(めちゃくちゃチャラそうな感じ)
って言ってた笑」
葉月
「そうやって、みんなが"ゆなの歌好き"って
言ってくれるから頑張れた。
メンバーもありがとうございます。
ゆなって結構なよなよしてると思う。
たぶんメンバーの中で一番なよなよしてる気がする笑」
律月
「なよなよっていうか、
めちょめちょしてる」
葉月
「ちょっとのことでスイッチ切れちゃう笑
これからはちょっとしたことでぴゅーん↓って
ならないようにしたい」
メンバー
「そのままでいいよ」
葉月
「(めちょめちょと言えば、)
バス乗れなかっただけで泣いてたんですよ笑
凄い疲れてて、間に合わなくて。
そしたらキャプテンがタクシー代出してくれた笑」
(ニヤニヤするキャプテン)
葉月
「皆さんのおかげで、
ここにいられるんだと思います。
アイドルを続けられている根源は皆産。
もとからアイドルがやりたかったわけじゃなかったけれど、今は一番やりたいことが東北産。
マネージャーさんや、
皆産がいるから今がある。」
葉月
「あとさ、
今はこういうご時世だし、
声が出せなくて手拍子したり、
踊らされたりしてるでしょ?!笑
今日もみんな踊ってたし笑
そういうのも楽しいけど、
ゆなはコールが一番だと思ってるのね。
みんなで声出してさ。
今日もコールができないから、
セットリストも予定と変わったりとか
迷惑かけちゃったりもしたけど。
だから、
コールができる日を楽しみにしています!」
葉月
「あとは…
みんな生誕でどんなこと言ってるっけ?」
北美
「19歳の抱負」(耳打ち)
律月
「18歳はどうだった?」
葉月
「18歳は、
素直に楽しい一年だったと思います。
楽しい事しか選ばなかったので!
あと高校卒業できて、
大学に行けて良かったと思う。
19歳の抱負は…
"二十歳(ハタチ)になるまで我慢する"
じっとしてる。
あと、伝わるかわかんないけど、
"葉月結菜が葉月結菜のためになにかしたい"
ごめん伝わんないよね笑」
メンバー
「わかるよ」
葉月
「自分のために頑張れない人だから、
誰かのためにってなっちゃう。
"PIECE OF MY WISH"にあったように、
自分に素直に頑張りたいです。
あと、空飛びたい!!
スカイダイビング、パラグライダー、
最近バンジーも行けると思うんですよ!
るんちゃん一緒に行ってくれる?」
律月
「バンジーはいけるけど、
そこまでの登山がイヤなの。
ベビーカーで押してって♥」
葉月
「それでは、ラストスパートです。
私が"アイドルを好きになった原点の曲"を
歌いたいと思います。」
M11.ヘビーローテーション/AKB48
「1, 2, 3, 4!」
葉月のカウントが会場に響き渡る。
11曲目はAKB48のカバーで「ヘビーローテーション」
今回披露したのは、2番をカットしたshort ver.である。
ステージ中央にはスタンドマイクが配置され、
葉月が担当するのは大好きな大島優子だ。
そして、ライブも終盤ながら、
この日初の全員でのパフォーマンスとなった。
生憎、吉瀬と伊達が不在の為、
今日は7人体制ではあるものの、
フルメンバーでは9人。
1人だけでも観客を魅了できるアイドルが9人もいるのだから、それは普段のライブも楽しいわけだなと感慨に耽ける。
鈴木愛理、咲良菜緒、そして大島優子。
ルーツとなった先輩アイドル達の楽曲を歌う葉月は楽しそうで、とてもキラキラしていた。
M12.Happiness/嵐
「次が最後の曲です!
心の中で一緒に歌ってください!」
12曲目は嵐のカバーで「Happiness」
「Yeah, yeah, yeah!」
と観客全員が心の中で合唱する。
これがラストの曲だと思うと、
楽しいがどうしても寂しくなってしまう。
そんな気持ちをかき消すかのように、
会場にはPPPHのクラップが響き渡る。
2番では、花道もフル活用し、
歌詞通り"走り出"すメンバー達。
走り出せ 走り出せ 明日を迎えに行こう
君だけの音を聞かせてよ 全部感じてるよ
笑顔で、
今日1日を噛み締めるかのように、
落ちサビを全員で歌い上げる。
止めないで 止めないで 今を動かす気持ち
どんなに小さなつぼみでも
一つだけのHappiness
ラストは再び心の中で一緒に、
「Yeah, yeah, yeah!」
の大合唱が沸き起こる。
実際に声を出しているのはメンバーだけだが、
観客の声が聴こえてくるような、
そんな盛り上がりを見せた。
ex.とんぼ/長渕剛
無事に全てのパフォーマンスを終え、
退場曲は長渕剛で「とんぼ」
声が出せる状況なら、
間違いなく大合唱になっていたことだろう。
ほかのメンバーは一足先に捌け、
ステージには葉月ひとりが残される。
今日のお礼を述べた後、
再び撮影可能タイムが設けられた。
花道を無邪気に駆けてお客さんの近くに行こうとする姿は、まさに葉月らしい。
2番までを歌うと、最後はいつものように、
「ありがとうございました」と深くお辞儀をして退場。
表情からは、
やり切ったという解放感からか
安堵の気持ちが見て取ることができた。
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「ゆなが生誕祭でやりたかったことは
"みんなが楽しんでくれること"なのね。」
その言葉の通り、
今回の生誕祭は葉月結菜をお祝いする会である一方で、"来てくれた人をどうやって楽しませるか?"という彼女の気持ちが伝わってくるイベントだった。
そんな中で、
彼女がやりたかった空飛ぶブランコや、
厚意で様々な用意をしてくれたEBeanS。
ライブコンセプトに合わせるために、
法被を羽織ったスタッフさん。
ライブ中にも話に挙がった友人。
度々話題になるご両親や家族。
同じ歩幅で進む東北産のメンバー。
そして、会場に集まった皆産や、
今回のライブには参加できなくても、
いつも彼女を応援しているファンの人達。
葉月結菜という人間がどれだけ愛されているかを感じることができる時間でもあった。
また、それは他でもない彼女自身が普段から周りを想い、感謝を伝えているからだろう。
"何にも縛られない"
今回の生誕のタイトルだが、そんな題名に反して、彼女の周りには多くの繋がりがあるのだと感じられた。
どうかこれからも何にも縛られず、
自由に、自分のために楽しんで欲しい。
そんな結菜ちゃんの姿を見られるのが、
こちらも何よりも楽しいのだから。
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葉月結菜 生誕祭 〜何にも縛られない〜
セットリスト
M1.IDENTITY/鈴木愛理
M2.初恋サイダー/Buono!
M3.なんてったってアイドル/小泉今日子
M4.ロッタラ ロッタラ/Buono!
M5.雨天決行/TEAM SHACHI
M6.YELL/私立恵比寿中学
M7.secret base 〜君がくれたもの〜/ZONE
M8.PIECE OF MY WISH/今井美樹
M9.SWEET 19 BLUES/安室奈美恵
M10.空も飛べるはず/スピッツ
M11.ヘビーローテーション/AKB48
M12.Happiness/嵐
ex.とんぼ