2021/10/2 いぎなり東北産大一番ライブ TOKYO INVADER
2021年10月2日東京は立川ステージガーデン。
いぎなり東北産東京侵略、
そして武道館への試金石となる大一番ライブ
「TOKYO INVADER」が幕を開けようとしている。
会場となる立川ステージガーデンは外観も中身も新しく綺麗で、
東北産のこれまで主戦場としてきたライブハウスとは明らかに異なる雰囲気。
緊張感が高まる中入場する。
会場に入るとそこには後ろまで大きく開けた空間が。
椅子も座り心地良し。
開演前BGMは、「東京」/桑田佳祐や、「東京」/銀杏 BOYS
など東京縛りで構成されており東京侵略への意気込みが感じられる。
最後に東京ディズニーランド・エレクトリカルパレードの音楽が流れ、これから始まる楽しいライブへの期待が高まる。
オープニング動画はライブのタイトルから、インベーダーゲームをモチーフとしたものとなっており、
CA衣装のメンバーがそれぞれ画面に映し出される。
それが終わると、いよいよステージ中央の扉からスモークを纏ったメンバーが登場。その様は侵略者そのもの。
1曲目は「HANA」。
カッコよくきまった東北産で魅せる。
大一番というだけあって、メンバーの気合の入り方も普段とはまた違うように見える。
2曲目は「Fly Out」。
普段はいぎなりちゃんのみで披露している楽曲だが、この日は全員バージョンでの披露となった。吉瀬の煽り?から始まるところも新鮮。メンバーに煽られて会場が一体となってジャンプする。身体が温まってきたところで次の曲へ。
3曲目は「Action!」。
今度はクラップで会場が一体となる。
葉月が煽った後の「それでは聞いてください」から、曲の歌詞の始まりの「Action!」への繋ぎがタイミングばっちりでカッコ良い。
曲中ではこれまた葉月の煽りで、3階席2階席アリーナとエリアごとに煽り、また葉月が指をさした方向の観客にスポットライトを当ててクラップさせるという大きいホールの会場ならではの演出も。
4曲目は「re;star」。
フォーメーションの美しさ、間奏のダンスなどで観客を魅了した。
ここまで4曲はすべて制限導入以降の楽曲。
ダンスで魅せる、ジャンプやクラップで盛り上げるなど、
声が出せない中でいかに楽しませるかという課題に向き合い続けた東北産の今をあらわしたパートとなった。
ここでMC。
挨拶を済ませると、広い会場に埋め尽くされた観客とペンライトに感激するメンバー。
北美は、最初に扉が開いて登場した際に、眼前に広がる景色にニヤけそうになったと話す。
各メンバー一人ひとりから自己紹介。
藤谷は「アリアナグランデこと藤谷美海です。」と通常運転。
伊達は「神様らしく」、
律月は「私たちが皆産を救済します」と語る。
さながら宗教団体の集会である。
その後ここまでの曲の振り返り、軍配ペンライトの紹介などが行われる。
ここで律月が一つ話題を飛ばして次の曲振りを始めようとしてしまい、
葉月に諫められる場面も。かわいい。
葉月へ話のバトンが戻ると、大一番前夜の話題に。
なんと前夜のホテルはメンバー一人ひとりに部屋が与えられたのだという。翌日に向けてゆっくり疲れを取るためにという、スタッフからのはからいだったとのこと。
ここで葉月から「他のメンバーの部屋行っちゃったって人正直に手を挙げて!」と捜査のメスが入る。
怪しげな表情をするメンバーもいる中、藤谷が「他の仕事のためにスタッフさんの部屋に…」と供述するのみで、意外と東北産は真面目との結論に落ち着く。
実際の真偽はともかく、一人部屋を用意してもらえるところに事務所からの推され具合を感じる。
葉月の合図でようやく律月の曲振り。「東京インベーダーということで、新しい東北産を見せていきたいと思います。」と観客の期待感を高める。かわいい。
5曲目は「恋はじめ」。
背後のスクリーンでは白い衣装を身に纏ったメンバーが一人ずつ映し出され、全員がかわいい表情や仕草を見せる。一方ステージ上で実際に歌唱するメンバーも、スクリーンに合わせて各々アピールする。スクリーンとステージ上どちらも見ようとすると、とにかく目が忙しい。そしてとにかく全員かわいい。
6曲目は「Chim Chim Chim Knee」。
ここでは一転、メンバーは妖艶な姿を見せた。
紫のライトに照らされる中、椅子が用意され、それを巧みに使ったダンスを披露。セクシーな動きに見てるこちらが恥ずかしくなるような場面も。
律月がセンターの椅子に座って足を組んでいる姿は女王の風格を感じさせる。跪きたいと思ったのは筆者だけではないはずだ。
7曲目は「深夜特急」。
Chim Chim Chim Kneeの曲終わりで一人ひとりに照らされたスポットライトが一つずつ消えていき、吉瀬が歌いだす。
メンバーの綺麗な歌声で観客を魅了しつつ、東京侵略への思いを滲ませる。最後は全員が椅子の上に立って歌唱し、椅子からステージ上に飛び降り、椅子を引いてステージからはけていく。その姿は東北から東京に降り立ち、スーツケースを引く彼女達を表現していた(多分)。
ここで再びスクリーンに映像が流れる。
CA衣装を着たメンバーがポーズを決め、光に包まれていくというもの。
アニメなどの変身シーンを思わせる。吉瀬がジョジョ立ちでポーズをきめるあたりはさすがである。
8曲目は「Being」。
歌いだしの橘が中央扉から新衣装を纏って登場する。
映像の登場順は、Beingの歌唱順となっていたのであった。
メンバー一人ひとりの歌で聴かせ、最後のサビでは全員での歌唱でさらに観客を魅了していく。
曲が終わると橘が、
「私たちは、この曲から始まりました。何万回倒れても諦めません。高み目指していきます。天下一品!」
と気合の一言。ここから怒涛のメドレーが始まる。
9曲目は「天下一品~みちのく革命~」。
メンバーの気合がビシビシと伝わってくる。
10曲目は「ワンダフル東北」。
葉月がソロでの歌唱。普段9人でパフォーマンスしているものを一人で披露することで、葉月の歌唱力と体力がよく分かる。
11曲目は「ハイテンションサマー!」。
伊達と藤谷によって披露された。伊達の歌唱力もさることながら、藤谷の声量や上手さも感じ取れる。
と、その時であった。会場で見ていた観客も、ニコ生で見ていた観客も思わず声を漏らさずにはいられない光景がそこに広がった。
そう、立川の地に天使が降臨したのだ。
会場にはどよめきに似たものが起こった(気がした)。
少なくとも筆者の周りでは、筆者も含めて声にならない声が、ライブの禁止事項に当たらない範囲で漏れ出ていた。
天使様は、12曲目「トラベル」を披露された。
バックで北美と吉瀬が華を添える。とにかく天使様は神々しく、お美しく、かわいい。天使様は多くの人を救済してその場を去られた。
13曲目は「いただきランチャー」。
ここで再び雰囲気は一変する。中央扉から安杜が黒の衣装を纏って登場。
後ろには2名のダンサーを従える。ダンサーを使ってのダンスは東北産では初めてで、安杜のダンスの上手さはさることながら、その表現力が凄まじい。どこまでも妖艶に、カッコよく、観客を圧倒した。
14曲目は「おのぼりガール」。
吉瀬がソロでの歌唱となる。
そのパフォーマンスは王道のアイドルそのもの。
吉瀬の可愛さ、キラキラアイドルスマイルが惜しげもなく披露されたのであった。
15曲目は「百花繚乱物語」。
橘と北美による歌唱。
橘はこぶしをきかせて歌い上げ、
北美からは単なる声量だけではない歌声の力強さを感じる。
16曲目は「No Make」。
桜がソロで披露。歌の上手さ、声量が圧倒的。
まさしく東北産の歌姫といえる堂々たるパフォーマンスとなった。
曲終わりにメンバーが全員袖から登場し、No Makeのラストをカッコよく決めたところで次の曲へ。
17曲目は「I decided」。新曲である。
東北産の強い決意、決心を歌った曲となる。
公演前に配信などで、「新しい挑戦」と言っていたものがまさにこの曲であった。
歌いだしは桜、次の伊達のパートに橘、葉月が声を重ねていく。
再び桜のパートになると、裏で他のメンバーのコーラスが入りつつ、様々なメンバーの声が重なっていく。
この後のMCでも言及されているが、誰一人として同じ歌割ではない。
であるにも関わらず、その調和は見事であり、
会場を飲み込んでしまうような、そんな歌唱となった。
落ちサビは橘が情感込めて歌い上げ、最後は全員での歌唱。
一体感が会場を包んだ。
この曲に至るまでのメドレーで、
各メンバーがそれぞれが自身の強い個性を生かしたパフォーマンスを見せつけた後のI decidedの一体感。
これが東北産の強みであると改めて感じさせられる。
また、I decidedは個々の歌唱力が向上したからこそ歌える曲なのではないかと、素人ながらに思える。これから歌い込まれていく中でさらにいい曲になっていくことだろう。
ここでMC。
鳴りやまない拍手に加え、緊張が解けたのか、
橘をはじめとして、メンバーが目を潤ませる。
葉月は曲名を紹介し、初めてこんな合唱コンクールみたいなことをしましたと語る。
歌詞にも言及し、夢を追うためにはいいことばかりではない、そんな中での決意を歌った曲であることを明かした。
また、北美は、ハモりが初めての挑戦であり、
最初音源を聴いた時はテンションが上がって「めっちゃやりたい!」と言ったものの、いざ歌ってみるとその難しさに「これやばくない?」と悲鳴をあげたとその苦労を語る。
また、橘はキャプテン(マネージャー)が理事長(事務所の社長)に対して「この曲でリトグリを超えます!」と大胆にも見得を切ったことを暴露。
葉月に「かれんそれをここで言わないで!」と突っ込まれる一幕も。
ここで新衣装の紹介。民族衣装をテーマにしているとのこと。メンバーから口々に「アルプスにいそう」「羊呼べそう」と声が上がる。
ここで藤谷から「マイムマイムしよう!」と提案があり、全員で踊ることに。9人で手をつなぎながら右へ左へ移動し、マイムマイムを披露するというなんともほほえましいひと時となった。
衣装にキノコがあしらわれていることに関して葉月は、「嫌いな食べ物がついてるの!」と笑う。
ここで話題は、メドレーでの安杜のいただきランチャーについて。北美は「あの瞬間だけ韓国で幸せだった!」と絶賛。葉月も「東北産の新しい境地を開いた」とべた褒め。
また、その前の律月のパフォーマンスとのギャップが凄かったという北美に対し、実はステージで使われた天使の輪っかは20円であり、送料の方が高かったことを律月が明かした。もちろん天使の微笑みはプライスレスであったのだが。
さらに、恋はじめの際にスクリーンに映し出された映像に話が及ぶと、北美は「ゆなとりんわかが苦戦してたんだよ」と明かし、「ぶりっ子の演出はもうたくさんです。」と安杜は嘆いた。
Chim Chim Chim Kneeの椅子を使ったダンスにも触れ、普段椅子の上に立つと怒られるからと罪悪感があったことを明かした。また、セクシーなダンスについて、どのように感じたか観客に問う場面も。
ここまで盛りだくさんの大一番ライブ。橘はこの大一番ライブを通じて、自分達でも気付かなかった色々な表情を引き出してもらったと振り返った。
ここで葉月からファンクラブが開設される事が発表された。
さまざまなコンテンツや特典の紹介がされる中で、裏アカチャットの話題になると、藤谷はグループLINEで発言してもなかなかメンバーが返してくれないことを嘆く。確かに実際開始された裏アカチャットを見るとその傾向は否めない。
ライブも終盤戦。橘からここからは盛り上がる曲もあるので一緒に踊りながら楽しんで欲しいと話す。
さらに葉月は「オタクはね、恥ずかしがってちゃダメだよ。周りの目なんて気にしちゃだめ。」と煽る。
ここで藤谷が観客も含めた皆でラッキー藤谷運動を始める。一通りラッキー藤谷運動が行われると、「その調子で後半戦も盛り上がっていきましょー!」と煽り、曲へ移る。
18曲目は「うぢらとおめだづ」。
緊張が多少解けた事も影響しているのかもしれないが、とにかくメンバーが楽しそうにしているのが印象的。
19曲目は「BUBBLE POPPIN」。
安杜が「私は視野が広いし、目も良い、なのでこの曲で1ミリでも踊りをサボったら容赦なくしばき倒す」とヤンキーテイストの煽りを見せつつ会場を盛りあげる。
曲中のジュリ扇タイムでは、3階席2階席アリーナと順番に煽っていく。会場の大きさを改めて感じるとともに、安杜の煽りが観客のボルテージを高めていく。
20曲目は「桜プロミス」。
こちらも定番となりつつある橘の煽り。筆者はもはや何を言っているかわからないあの煽りを期待してしまっている。
途中吉瀬が歌詞を飛ばしてしまう場面があったが、すかさず全員でフォロー、藤谷が吉瀬の頭を撫でて慰める姿は感動的だった。
橘の煽りに会場の盛り上がりはさらに高まりを見せて最後の曲へ。
21曲目は「伊達サンバ」。
「伊達サンバで燃え尽きろーー!」と伊達が煽る。落ちサビ前には北美も「みんな、ラスト楽しむ準備できてるー!?騒ぐ準備できてるー!?みんなのこと愛してるよー!」と煽る。会場の盛り上がりも最高潮に達する中、落ちサビは全員が横一列に並んでの歌唱。伊達が歌詞の「I'll be back there」を「お前らついてこい!」に変えて歌い上げると、スクリーンには「行くぞ!日本武道館!」の文字が。会場を熱気に包んだままにメンバーは最後の挨拶を終え、ステージから去っていったのであった。
とその瞬間「アンコール!アンコール!」と声が。よく聞いてみるとメンバーの声。観客が声を出せないためにセルフアンコールとなったのだ。観客はそれに合わせてクラップで応える。
「アンコールありがとうー!」と伊達が声をあげると、メンバーが再び袖から登場。
22曲目は「Burnin' Heart」。
一旦は落ち着いた会場のボルテージが再び上がっていく。タオルを回して会場の一体感もさらに増していった。
ここでMC。
アンコールへの感謝を伝えると、話題は新しいグッズへ。Tシャツやペンライトを紹介などが行われた。
最後にライブ全体の感想を橘が律月に振ると、律月は次のように語った。
橘「るんちゃん今日どうでした?」
律月「そうだなぁー…」
橘「じゃあ今日一番楽しかった事は?」
律月「えぇ、でも本当に全部楽しかったなあ。あのね…言いたい事がある。えっとね…余談なんだけど、あの…去年くらいまで皆産に思ってた事なんですけど。去年ぐらいまでは、ひかるがいないと生きていけなくなって欲しかったんですよ…あのなんか東北産がいないと生きていけないみたいな。東北産だけを好きでいて欲しかったし、東北産だけ推して欲しかったし、東北産だけ一生好きでいて欲しいって思ってたんですけど。あの…今年の夏の生誕祭のときに、なんか…もしいなくなっちゃったとしても、来てくれなくなっちゃったとしても、その時必要な分の幸せをあげられていたらいいなっていう風に言ったんですよ、生誕祭の時にね。でもね、やっぱりね、今日ね、ずっと一緒にいて欲しいって思った!思ったの…」
普段涙を見せる事のない律月の目が潤む。その後ろで橘が号泣している。
律月は、泣くつもりじゃなかった、泣いたらかれんくんとキャラ被りしちゃうと笑いを誘った。
最後は「これからもズブズブの関係でいてください!今日はすごく楽しかったです!ありがとうございました!」と律月らしく締めた。
続いて橘が北美に感想を求めると、次のように語った。
北美「まず、こういう世の中の状況の中で、こうやって無事にライブを開催できることっていうのがまず本当にありがたいし、こうやって皆産と直接会えるっていうのが当たり前じゃないから。本当に嬉しいし、本当に扉が開いた瞬間に、あぁもう本当に幸せ者だなぁって思って本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして今日ね、新しい私達をたくさん見せたと思うんですけど、だから皆産の心を侵略できたんじゃないかなって思います。そうですね…私はまだまだできない事ばっかりでメンバーに迷惑をかけてしまったりすることもあるんですけど、皆で一緒に上を目指して良い景色を見れるようにこれからも一生懸命頑張っていきたいと思うので、良かったら応援してください。今日は本当にありがとうございました。」
さらに最後に橘が次のように語った。
橘「本当に今日は色んな挑戦をさせていただいて。で、なんか…私は、今回は東京侵略っていうタイトル、東京インベーダーというタイトルでやってきたんですけど。なんかずっと、なんだろ…漠然と東京に行ったらもっとなんか色々できるんじゃないかとか、東京に行ったらもっとっていう気持ちもなんか自分の中にあって…でもなんか今回、なんか東京インベーダーっていう東京侵略っていう言葉を掲げていざ東京にきてみたら、なんかすごい田舎者だから、東京にすごい憧れがあってキラキラして見えていたけど、なんかこんな田舎者の私達が東京侵略なんてできるのかな、言って良いのかなっていう不安も大きくなっちゃった部分もあって。で、なんか武道館っていう目標を決めたけど、すごい行きたい、それが本当だけど、不安も大きいのは本音で。っていう気持ちがいっぱいあったけど、今日この景色を見て、この大一番ライブが最初、だってダーウィンなんだもんっていう500人ライブ(※)から始まったんですね。で、なんかそれを考えて、今日この景色を見て、たくさんの人が私達に会いに来てくれたんだって思うと本当に嬉しくて。なんか不安なこととかもいっぱいあるけれど、なんかそんなのどうでも良いから皆と一緒に武道館の景色を見に行きたいなって、すごい強くそう思いました。なんかね、今まで歩いてきた道が合ってるかなんて分からないし、これからもどうしていいのかっていうのは分からない部分はいっぱいあるけど、でもなんか、難しいこと考えるのやめていいかなって今日の景色を見て思って。なんか難しいこと考えるよりも皆と武道館に行きたいっていう思いだけを強く持って、皆とまた今日からね…色々チャレンジしながら進んでいけたらいいなと思っています。本当にこんなね私達ですけど、これからも…うん、武道館を目指して頑張っていくので、一緒に武道館の景色見に行けたら嬉しいです。今日は本当にありがとうございます。」
※2016/11/27_だってダーウィンなんだも~ん♡ @仙台Darwin...東北産最初のワンマンライブハウス公演。最初のオリジナル曲"天下一品~みちのく革命~"を初めて披露。橘・葉月がリーダー・副リーダーに任命されたり、翌1月の俺のネクストガールを本気で勝ちに行く事を宣言したりした。1年後に500人動員ライブをおこなうこともこのときに公言した。
2017/12/23_あわてんぼうのサンタフェ@太白区文化センター...先のDarwinで公言されたイベント。当初メンバースタッフ含め誰もが動員500人は厳しいと思っていたが、事前のラジオでの告知やビラ配り等が実を結び最終的には機材席も解放し、534人の動員を達成した。
会場中が拍手に包まれる中、最後の曲となる。
23曲目は「真っ直ぐに、明日がある」。新曲である。
歌唱は、最後のサビまでは、橘、北美、安杜のみで構成されている。
3人の歌声が、優しい曲調にぴったりとはまっており、しっとりと歌い上げる。とても聴き心地が良い。ダンスのフォーメーションも特徴的で見どころが多い。
最後のサビを全員で歌い上げると、メンバーは最初に登場したステージ中央の扉へ。橘が「本日は皆さん本当にありがとうございました!」と挨拶すると、徐々に扉が閉まっていき、2時間超にわたるステージは幕を下ろしたのであった。
その後スクリーンに、2022年3月に東京ドームシティホールにて「TOKYO INVADER II」の開催が告知された。
今回の大一番ライブを通じて、いぎなり東北産は明らかにまた一つ上のステージに歩みを進めたように感じる。橘が語る通り、不安が大きいのもまた事実だろう。しかしながら、今回東北産は見事に新しい挑戦をやり遂げた。
これからも新しい事に挑み続け、着実に武道館へ向けて後ろを向かず進んでいく彼女たちを見つめ続けていきたい。
2021/10/2 いぎなり東北産大一番ライブ TOKYO INVADER セットリスト
1. HANA
2. Fly Out
3. Action!
4. re;star
5. 恋はじめ
6. Chim Chim Chim Knee
7. 深夜特急
8. Being
9. 天下一品~みちのく革命~
10. ワンダフル東北
11. ハイテンションサマー!
12. トラベル
13. いただきランチャー
14. おのぼりガール
15. 百花繚乱物語
16. No Make
17. I decided
18. うぢらとおめだづ
19. BUBBLE POPPIN
20. 桜プロミス
21. 伊達サンバ
アンコール
22. Burnin' Heart
23. 真っ直ぐに、明日がある