坐禅の教えを仕事に活かす
先日、坐禅をしてきました。
「ただ座るだけ、何も考えない」
と教わりました。この教えを、私は仕事にも活かせるのではないかと考えました。
その後、毎朝坐禅を実践し、一つの方法にたどり着きました。それは「相手の話を聞くときに頭を空っぽにして聞く」ということです。
※私は体が硬く足を組むことはできませんが
仕事では、つい相手の話を聞きながら次に何を話そうかと考えてしまいがちです。しかし、それでは本当に相手の話を聞いているとは言えません。坐禅の「無心」の教えに従い、相手が話している瞬間に集中し、余計な考えを捨てることが大切だと気づきました。
もちろん、メモを取ることは大切です。ただし、メモに気を取られすぎず、相手の言葉や表情に心を向けて聞くことが重要です。これが本当に「聞く」ことだと思います。
坐禅はただ座るだけではなく、心を静めて現実に向き合う力を養う修行です。仕事においても、この静けさと集中力は大きな助けになります。
日常の中で坐禅の教えを活かし、ただ「座る」だけでなく、ただ「聞く」という姿勢を心がけることで、より深い信頼関係を築くことができるのではないでしょうか。