ガイアディフェンダーズ第六話予告 「商談」

「久しぶりだね●●。まさか生きているとは思わなかったよ」

一つ目の異星人はマゼランに言った。

「私はこの地球でマゼランと呼ばれている。その名前は遠い昔に捨てたよ」

マゼランは返答した。

「マゼランか。。。君の故郷の名前だね。でも、君はー」

一つ目の異星人の言葉をさえぎり、マゼランが言う

「世間話はそれくらいにして、商談にしよう。ここ最近、この地球は何者かに狙われている。その内の機械兵器を解析したが、あれは君の所で取り扱っている武器だな?異星人は何が目的で侵略をしようとしているのだい?」

一つ目の異星人は目を閉じて首を振りながら言った。

「それを答えることはできないよ。守秘義務は絶対だ。」

「ほう。私が頼んでもかい?N(エヌ)」

Nは目を開きマゼランを睨んだ。二人が目を合わせしばらく、沈黙が続いた。

「そうか。やはり君は信用できる商人だよ。それで、私達も奴らに対抗するために欲しいものがあってね。」

マゼランは言った。Nは不気味に笑いながら、

「私は商人だから、報酬さえもらえれば何でも売るよ。でも、この星に価値のあるものなんてあるのかい?それに、君は地球人ではないだろう?その気になればー。」

言い掛けて何か気づいたのかNは言葉を止めた。

「約束なんだ、私を助けてくれた人との。報酬は準備しているよ。それで欲しいものなんだけれど」

次回ガイアディフェンダーズ「商談」





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