いげた屋研究劇『偽侍の源一郎』
いげた屋『偽侍の源一郎』
2024/5/17.18.19
北千住BUoY
制作開始しました!
時代劇が身近な存在では無くなった世代が、これまでの時代劇と向き合い、そして、これからの時代劇を作っていく事をコンセプトに、どどんと2023年3月に旗揚げしました。楽しい作品をどどんと作っていけたらなと思っています。
今回は、研究劇と銘打って身分とは何だろか?を題材に書いてみました。それが今年5月に北千住BUoYで上演する『偽侍の源一郎』です。侍になろうとする者、侍になった者、そして侍として生まれた者。侍の肩書きを巡り、この三者が対峙する訳なんですが、侍としての在り方を熱っぽく語る男達を尻目に、目の前にいる人を大切にしたいと思う女性『いの』が主役のお話です。
このいげた屋アカウントでは、今後どしどし『偽侍の源一郎』の詳細を発表していくので、楽しみにお待ち頂けたら嬉しいです。
今日は節分。
いげた屋は福になるか鬼になるか。5月17、18、19日、北千住BUoYにて皆様をお待ちしております。
どうぞ、ご贔屓に!
代表 柳十兵衛
【あらすじ】
戦国の時代が終わって暫くした頃。天下は泰平の世に移ろうとしていたが、その一方で侍達は職を失い、町には浪人が溢れ、社会問題化し、某家家老日暮幸之善はその有様を嘆いていた。
侍に憧れる百性の伍作は、大坂の陣で手柄を挙げ、取り立ててもらおうと画策していたが成果を出せず、それどころか同じく百性だという男に足の腱を斬られ逃げ出してしまう。
その男は自分を源一郎と名乗り、後に戦での勇武を日暮に認められ、侍として仕える事になる。そして、源一郎は幼馴染のおきぬと祝言を挙げる。
その頃、伍作と夫婦となったいのは、足を引きずる伍作を見て、可愛いなぁと思っていた。
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